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2006.06.18

6/18② 放置自転車にマイカーなみの規制を

読売の埼玉版、放置自転車の特集。バス代の払えない低所得者が多いせいか、通勤する住民のことなんかハナから考えていない自治体が多いせいか、埼玉県南部の各駅はひどい。

自治体があれこれお金かけて対策をしているが、無視したり聞く気もない住民にはムダ。警告札なんて読まれもせずに捨てられて意味がない。駅前の一等地だから地価も高い。違法駐輪のために自治体や鉄道会社は土地を買ったわけではないだろう。違法駐輪には即撤去が特効薬。廃棄または発展途上国にでも売り払えばいい。違法駐輪するようなマナーも知らなければ、駐輪場のありかを調べようともしない人は、歩道を暴走するような人がほとんどだ。危険で仕方がない。

マイカーなら、登録制度があり、違法駐車の反則金制度があり、歩道駐車は違法駐車の扱いを受け、レッカー移動もある。質が悪いドライバーは逮捕もある。なぜ自転車は甘やかされるのかわからない。

《サンデーリポート》駅放置自転車 県南部は慢性化
全体は減少傾向 ピークの5分の1 自治体が対策強化

 鉄道駅周辺の歩道などの放置自転車問題が指摘されて久しい。歩行者の通行妨害や救急車、消防車など緊急車両の交通障害、景観の乱れ――。県内でも各自治体が撤去や監視活動を強化した結果、全体では放置台数は年々減少傾向にあるが、人口の増加が続く県南部の駅周辺では、今なお自転車の放置が慢性化している。川口市は5月末、市営駐輪場の一部無料化を決めた。(秋田穣)

 ◇監視員の注意無視

 14日午前7時、JR蕨駅東口。蕨市委託の監視員7人が、自転車をとめようとする利用者に指導していた。「注意するのは1回だけ。トラブルを避けるためだが、結局無視され、どんどん放置される」とため息をつく監視員の小林茂さん(71)。午前9時を過ぎ、駅前通りの両脇で約100メートルにわたり、自転車がずらりと列を作った。

 東京都内への通学で同駅東口の歩道に自転車をとめているという女子学生(19)は、「バスは朝の渋滞にはまってしまい、駅まで着くのが自転車より遅い。駐輪場の料金は高いから使わない」と話す。

 同市の担当職員は「撤去自転車を置くスペースは約800台。他に場所がなく、いつも満杯」と嘆く。県が2年ごとにまとめる放置自転車の実態調査で、蕨駅は昨年度ワースト1だった。

 放置自転車が全国的に問題化したのは昭和40年代後半。自治体などが撤去や駐輪場の整備を進め、県内の放置台数はピーク時の1981年度に比べ、昨年度は5分の1に減った。

 ◇1日1000台以上

 県内ワースト10のうち、5位のふじみ野駅、9位の草加駅以外、すべて県南のJR沿線の8駅。蕨駅と2位の川口駅、3位の武蔵浦和駅は1日1000台以上が放置されている。県は「南部は“埼玉都民”が多い。マンションなどの建設が続き、自転車利用が増えているのではないか」(交通安全課)と分析する。

 ◇駐輪場一部無料化

 川口駅では、日中の買い物客らの対策として、川口市が市営駐輪場の1時間無料を決めた。市の担当者は「ちょっとした放置を防ぎ、少しでも改善したい」と狙いを話す。

 ◇9割は電車乗客

 しかし、放置自転車の9割は電車の乗客とされる。上尾市では、地元駅周辺での民間駐輪場の新築、増築に補助金を出す仕組みを制定。民間駐輪場は03年度、新たに3か所増え、放置台数は2005年度、前回調査より半減し、順位もワースト2から6に改善した。

 ◆住民、鉄道会社、行政で協議を

 自治体が放置自転車の解決に動いた例では、東京都豊島区が有名だ。池袋駅を抱える同区は03年、自転車法を踏まえ、対策費に必要な税を鉄道事業者に課す条例を制定し、JRや私鉄などに対応を迫った。駐輪場の用地提供の約束を取り付けたことで、6月の区議会で条例を廃止する。

 JR東日本は、同区以外の駅周辺についても「可能な限り協力する」方針を示しているが、県内での対応には、こんな声もある。「最も大きな原因は鉄道利用者なのに、『お客さんがどうやって駅に来るかは関係ない』と非協力的だ」(県南の市幹部)。

 放置自転車問題に詳しい東海大学の山川仁講師(65)は「モラルを訴えるのも必要だが、駅近くの駐輪場の確保と撤去が対策の車の両輪。住民と行政、乗客のサービス向上に責務を持つ鉄道会社の間で協議、工夫が求められる」と指摘している。

 ◆耐久消費財から消耗品に

 放置自転車の問題は、自転車の扱われ方の変化も一因とされている。一部の高級自転車を除き、「耐久消費財」から「消耗品」になっているようだ。

 県内各駅周辺で自治体に撤去された自転車数は、2004年の1年間だけで約17万台にも上る。このうち、持ち主が引き取りに来たのは半数に満たない約8万台だけだった。所有者に見放された自転車のうち、リサイクル業者に売却されるものはごく一部で、大半は、まだ使えるのに売り物としての価値がないと判断され、廃棄処分される。

 自転車情報施設「自転車文化センター」(東京都千代田区)によると、放置自転車に多いのは、“ママチャリ”と呼ばれるタイプ。国内市場における自転車総数の8割を占めている。1950年ごろ、1台の価格は6000円~1万5000円で、当時の大卒初任給を超えていた。現在、量販店に並ぶものは1万円を切り、「価値が20分の1ぐらいになったのでは」(同センター)という。

 同センターの担当者は「(撤去されて)返還費用を払うぐらいなら、また買えばいいという利用者の心理もあるのでは。『使い捨て』にされる自転車が多くなってきた」と話している。

(2006年6月18日 読売新聞)

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コメント

私も放置自転車については積極的撤去には賛成です
私個人的には放置自転車は
途上国に売却するなりODAの一巻として
無償譲渡という手段もいいと思います

投稿: 如月瑞穂 | 2006.09.20 19:40

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