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2006.05.14

5/13 情報の誤解

12日の保坂代議士のイベントは飲食店で行われ、相当酔っぱらって帰宅して、朝起きて改めていいキーワードがいっぱいあった講演会だった。

保坂さんは、落選中、佐世保の児童殺傷事件のインタビューに行った。事件の原因がインターネットコミュニケーションのトラブルか、ちょっと聞きかじった人は最近流行の軽度発達障害に結びつけ脳機能の障害のように理解されているが、どうも激しい部活動にあって、そこで熱心に活動していたのに認められなくなったことに原因があったようだ、と報告された。そうなると特異な事件ではあっても、原因については普通の殺人事件にありうる事例である可能性が高く、インターネットや発達障害の問題にことさらすりかえるのは問題ではないかという話だった。

内藤朝雄さんはその当時、管理教育で相当な人権侵害をやっていた愛知県立東郷高校で被害を受けた人だということを話された。内面や精神性にまで支配を求めたがる教員や若者政策についての嫌悪感を述べていて、これはとても共感した。

強制的に保坂氏に要求されて飛び込み発言を求められた本田由紀さんは、日本のニート議論の特異性を5点指摘した。
①失業問題や制度の問題としての定義なのに日本では内面問題としてニートが使われていること。②ひきこもりを連想させる使い方、ニートの内訳にひきこもりがあるのに同義語として使う。③親が悪いという議論にして、就労を絞った企業や政治責任を回避してしまう。④拡大適用して澱んでいる状況にある人全てに適用している。例「ニート主婦」「団塊ニート」などよどんでいるもの。⑤恣意的に因果関係をこじつけた発生原因を指摘する。例武部氏「サマワに行けば一発で治る」など。そして若者を合宿・共同生活で根性たたきなおそうという発想しか出てこない、と挙げた。
また政府が推進している若者自立塾の問題についても、何ら因果関係のないカリキュラムが組まれ、就労できないような状況の人を就労させるような計画になっていると問題を指摘した。

その後の若者の質問で、就職口を増やせといってもそれは総需要が決めるわけだから、それについて意見のない本田由紀は卑怯だ、という発言があった。何だろうか最近の若者は。日経の読み過ぎなのか新古典派経済学へのびっくりするぐらいの信仰があって、レッセフェールの運命論と唯我独尊努力主義みたいなことしか言わない。いくら自分の運命がなかなか変わらないとしても、怒ることぐらいしろよ、と思って嘆かわしいく中年初等兵は思った。
終了後、隣の席にいた人と議論したがなかなか話があって面白かった。古い知り合いとも再会できたこともよかった。

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