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2006.05.13

5/12 よかれと思っていても

昼過ぎ、水道労働者のいるわが労働組合でディスポーザーの是非を検討するために呼んでくれた業者による実演を見る。確かに性能もよいし、なかなかのものだけど、ごみの分別収集と同じで、最初に生ごみをわければいいものを一端粉砕して、下水道処理場ですくい上げるということが意味があるのかわからない。力任せに相手を壊し、眼の前から嫌なものがなくなれば、この社会からいゃなものが全て無くなったかのような錯覚を起こすようなアメリカ的な機械だなぁ、なんて感想を言い合った。
ただし燃えるごみがどんどん少なくなっている中で、燃えるごみの内訳が生ごみばかりになっていて、うまく清掃工場で処理できない、なんて話を聴くとどっちがいいのか、専門家にきちんと計算してもらわないと何とも言えないのかも知れない。

夜、衆議院議員の保坂展人さんの主催するトークイベントに「ニートって呼ぶな」の著者の内藤朝雄さんが来るというので楽しみに聴きに行く。飲み屋でやったイベントなので、飛び込み参加でコメントを寄せてくれた本田由紀さんは酔っぱらっているし、保坂さんが目配せするので私も意見を言ったけど、酔っぱらって、直前の労働経済の専門家である本田由紀に新古典派経済学説を強要するバカに反応して、ふだんの生活似つかわしくもない勇ましい発言をしてしまって、帰りの電車で恥ずかしい思いになる。
内藤さんの、ニート問題にかこつけて、若者の内面支配をもくろんでいるのではないか、という提起は辛辣だったし、本田さんの日本のニート問題の議論の特徴として挙げた5つのうち1つの若者の心の内面にばかり問題を押しつけるような議論の展開の仕方について、同様に問題だと思ってきた。
ニート議論がどうして親のすねかじって無気力な若者、みたいなイメージだけで語られるのか。疑問だ。

●朝日の「論座」に「新しい教科書をつくる会」の内紛が掲載されている。
アカデミックと権威主義の西尾・藤岡連合と、サンケイ文化人のいかがわしさプンプンの八木とが対立していて、お互い引退しろのするなの、かつての共産党や左翼の内ゲバエピソードを再読するような感覚に囚われる。モスクワの権威主義よろしく、フジサンケイグループが首をつっこんているのが怪しい。
また、つくる会の幹部の大半が怪しげな宗教団体の支援を受けているらしい。昔から宗教団体の支援を受ける意味がよくわからなかったが、宗教団体は税の査察も入らないし、監査法人も入らないし、労組や協同組合までいれこれ干渉受ける今の時代に、数少ない、政治家やそうした活動家にお金を出せる団体なんだと痛感した。
右と左の行動習性の品のなさが入れ替わった昨今だ。

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