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2006.05.12

5/11 トンデモ教養大好きな知事の発言から

市内の知人が教えてくれたが、埼玉県の上田知事が10日に記者会見をし、ゲーム脳や脳内革命の解析を関東八都県市で協力して始めるらしい。
国が現在、ゲームがキレる脳をつくるのではないかと、その影響を調査しているが、その結果がコミュニケーションによるものなのか、ゲームしかさせないような家庭環境にあるのか、それともゲーム自体にあるのか、原因はよくわからない結果になりそうで、「いかなる結果になろうとも県は首都圏の他の都県と独自の結果を出す」というようなことを言っている。
記者会見の記録を読むと、脳内汚染だとかあやしげな言葉が並んでいて、とんでもネタが大好きな知事だということがわかる。政治の世界で苦労しすぎると考え方がやばくなるのかも知れない。
そのおかしさについては、このブログを。

でもこうしたエライ人が言うから笑えるものの、子育て業界ではこうした迷信に近いことを本気で信じているような人が少なくない。子どもにテレビを見せるな、ゲームをさせるな、何の科学的裏付けもないのに宗教のように信じている。それらがモラルハラスメントのように、周囲の保護者たちに「親は親たれ」と親無し子を傷つけるような、猛烈な保守主義的感性を押しつけてくるのがうっとおしいものだ。

それと、戦争ゲームばかりやっているとゲーム感覚で人殺しや戦争をやれる人間が育つという、旧左翼たちの主張の滑稽さもここで指摘しておきたい。そんな人間は単純なつくりではない。戦後、左翼になった多くの青年たちが戦前の軍国少年で戦争ごっこをしこたまやった人たちだ。今の70前後の反戦運動に関与している人たちの出自を聞くとびっくりするぐらい軍国少年ばかりなのだ。
ゲーム感覚で人殺し理論にフェミニストがまざると、戦争のような場面で男性的なものが刺激されるとレイプが増えるというような論調まで加わってくる。性的攻撃性は男だけのものではないし、実際、権力関係が変わると従来の固定観念から逆転することがおきる。最近では女性政治家の方がタカ派な人が目立つようになっている。
すさんだ戦地で軍人が性欲を抑制するのは重要なことだが、男性的なことが問題なら、最も日常でそれを刺激するようなラグビーやサッカーこそ規制することを提言してほしい。

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