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2006.04.22

4/22 早朝の歌舞伎町でホストを慰労するヤクザ

早朝、仕事の都合で歌舞伎町の裏にあるコンピューター会社に出物を取りに行く。

その帰り、朝の歌舞伎町を歩く。早朝の繁華街を歩くのは臭いけど発見があってなかなか興味深い。
歌舞伎町は石原都政の風俗追放政策のおかげで、すっかりホストの街になってしまっている。黒服の男があちこちにいるが、少し昔ならそれは風俗産業の「呼び込み」で男相手に仕事していた人たちだった。しかし今の歌舞伎町にいる黒服の男たちは呼び込みではない。ホストクラブの店員たちだ。
朝だから、店の前でホストが客を見送るのはまだしも、営業の終わったホストが電線に止まるカラスのように脱力して並んで座り込んでいるさま、そのホストにヤクザ風の男が慰労の声かけをしているさま、なんだか嫌なものを見てしまった感じがする。

以前、どこかのブログで、風俗にお金を使うことは、風俗産業のみかじめ料でヤクザにお金が入り、風俗嬢がストレス発散でホストに使うお金でさらにヤクザにお金が入り、残ったお金は説明のつかない借金返済でまたヤクザにお金が入る、結局はヤクザにお金をみついでばかりいるんだ、ということを書いている人がいた。必ずしもそうだとは思わないが、そんな構造の一端を見てしまったのかも知れない。

石原慎太郎知事は風俗産業を徹底的に弾圧し、確かに繁華街はきれいになり街が安全風になってきた。私に声かけた呼び込みも1人だけ。それも麻薬や偽造プリペイドカードの売人のような小さな声で。女が女自身を売ることをどんどん摘発して、風俗産業で働く人々の生息場所を小さくしてきた。そのことは石原慎太郎のほか、左翼陣営や高学歴フェミニストもある程度歓迎してきた。ところが、一方で暴利をむさぼるホストクラブは野放しにされている。女が男を買い、買わされた女はとことん経済的に吸い尽くされ、徐々に身の自由を失う。そのことに対して、冷やかしても、誰も問題にしない。

難しい構造問題はともかく、ジェンダーフリーバッシングに熱心な石原慎太郎知事は、男が女を買うことは弾圧しながら、女が男を買うことを野放しにしていることに疑問を感じないのかと思う。
私は、ジェンダーはできるだけ克服すべきと考えているから、もっと格安に男に酌をさせる店が増えるべきだと思う。毎夜何万も使わせるような店しかないなんて、常識からしておかしい。代替措置で、ゲイの飲み屋でゲイ相手に安く酌させる女もいるらしいが、そのことの是非はわからない。

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