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2006.04.22

4/21② 共謀罪をめぐる左右の課題

いろいろ問題のある共謀罪について私はきちんと追っかけていないので、犯罪者と友だちになって身の処し方に相談に乗るだけでも罪に問われそうな薄気味悪い法律だということしか知らず、反対を表明するにとどまります。具体的には何が問題点で、どうなのかある程度クリアに指摘できないので、そういうことは他のブログを当たってみてください。

その薄気味悪い共謀罪の入った刑法改正案の国会審議を強行する与党も大問題なら、反対する左翼市民派の運動のやり方も相当問題があるようだ。共謀罪に反対なら、次の日曜日にある衆議院補欠選挙で、何が何でも与党候補を落選させるよう、知り合いに声かけする必要があると思う。

そこで以下の2つのブログを紹介します。

保坂展人のどこどこ日記 共謀罪のスタートは強制離陸

リベラルを装う同じ選挙区の候補に票を奪われ、選挙の数字では厳しい審判を食らい続けながら、思わぬ幸運を掴みつづけた保坂さん、その幸運に応えるようにいい政治活動をしています。与党の審議強行の不可思議な姿を伝えています。関心のある市民運動の窓口になりながら、いろいろ抵抗しているようで、応援したいものです。

石田日記

共謀罪反対派の議員まで敵に回すような自らの党派の正しさを証明するために民主党の良心派の取り組みを全面否定するような、つきまとい電話、手当たり次第FAXを送るだけの運動のありようを辛辣に批判している。
活動量よりもブログを書く量が多い私が言うのもなんだけど、有権者という優位的立場を利用して、座って電話やFAXをしつこく送り相手を疲弊させるだけの運動は下品だ。しかも敵は与党か民主党か見えずに、民主党の良心的な議員に対して裏切ったの、裏切るんでないかなどと、気持ちを疲弊させる内ゲバ電話が多くかかってくるらしい。しかし彼らは選挙を手伝うということはないという(私もそれはPKOやイラク派兵のときに身をもっと経験した。根深い平和運動への不信感がある)。石田さんの仕える議員が、前原ファッショのもとにあった民主党で勇気ある良心的行動をとったことで知名度の上がった議員だから、ここ数ヶ月の新聞をちゃんと読んでいる人ならば、そんな野暮で無知な電話をかけているとは思えない。

政治の世界に関わりがありながら、自らの性格的問題で政界入りしない私だから言うことだけども、選挙で職を失う政治業界の人にとっては、長電話かけて仕事を妨害しながら1票にもならない人の正しい言い分よりも、考え方が違っても折り合いつけ選挙のときに少しでも時間の都合をつけて事務所で作業してくれる人の1分の話の方が説得力を感じる(それが全部ではなくて、最初は1票にならないクレーマー的な人でも、時間をかければ要求を通す責任を感じて主要敵を打倒するために選挙に取り組む良心的な市民運動家も稀にいます)。福祉や環境は政策要求のためにまだ政治とうまく折り合うけど、平和とか人権の問題になると、どうしてもこんなふうになってしまう。政治問題なのに、政治との関り方を運動家は知らない。
石田さんの言うとおり、多元的な意見を否定できないこの社会で、議会制民主主義の制度のもとで、政治対立している問題の正当性は、選挙で勝って証明するしかない。それを否定したらどんな善政でも独裁政治になる。

話を戻すと、個人情報保護法のように、証明不可能な犯罪構成要件や、実害との因果関係が不明確な法律は、治安維持法の再現とまでは言わないが、社会のなりたちや生活に不確かな規制をもたらし、悪影響を及ぼす。そういった法律の強行審議を行う与党の姿勢は問題だ。そしてその強行審議を通したのは、自称改革派で個々人の自由を認めようというような主張をしてきた石原伸晃であることを心に刻んでおきたい。

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