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2006.03.03

3/2 まだ公務員宿舎を増やす計画がある

基地跡地に国家公務員の宿舎を建てることになるらしい。市民参加で用途を考えているさなかに国がぶちあげたことは問題化するだろう。さっそく朝霞市が抗議を始めるようだ。また、これだけ国家公務員の宿舎が問題になっているのに、まだ作ろうとしていることがわからない。

ただ、この計画も一長一短かも知れない。
基地跡地は国有地なので、朝霞市がしかるべき対価を払わずに使おうとすることは国の立場や他の自治体の公平さからは問題があるのかも知れない。地価や賃借料を払う前提になれば、JCの提案している郊外型スーパーの誘致しか構想がなくなってしまう。しかしこのJCの考えでは、中心市街地に凝縮して住んで、コンパクトなまちにしてきた良さが失われるし、マイカーの買い物が中心になってしまうことで高齢社会に対応できなくなったり、環境問題を引きおこすことになる。
そういう郊外型スーパーの開発なら、公務員宿舎の方が環境にいいかも知れない。頭の良い国家公務員の子が大量に流れ込んでくることで、地域の教育力もアップするかも知れない。一方でそれは、保育園不足を招くだろうし、さらには塾崇拝も高まるかも知れない。悩ましい判断だ。

ほんとうは朝霞に不足している図書館、保育所、学童保育などの公共施設を作ってほしいところだ。国の財政が厳しいことに口実に、国が公的な価値より、私的利益追求の態度が強まっている。そんななか、公的施設を作るより、商業施設や官舎など経済的利益の算出できるものばかりが構想に上がってくる。でも地域事情を無視してそういうものを作ってしまうと、結局、保育園を整備したり、渋滞対策に追われたり、他のところで公的支出を増やしてしまうことになる。

で、もっと考えなくてはならないのは、国有財産を処分することが国家にとっていいことなのかどうなのか、ということである。国家財政は収支しかないから、国有財産を処分すると現金は入ってくるが、民間企業のように損益ベースで考えると、国有財産を現金と交換しているだけで、もうかっているかどうか怪しい。特に今のように地価の安いときには、なお怪しい。それなら塩漬けにして、跡地のまま放置しておく方がいい。

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