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2006.02.09

2/9 福祉は切っても道路財源は増える

昨日、カラスが弱って電線から降ってきた。今朝は、講演をしている最中に立ち往生する夢をみた。何だか不吉だが、多分厄払いだろう。

今日は用事があって朝霞台駅で下車。やはりまた駅前は違法駐車の列。交差点にも車が停められている。そしてバスはなかなか前に進まない。

道路公団の民営化で、道路建設が抑制されるのかと思ったら、不採算道路は道路公団に代わって国や自治体が車を使わない人も払う税金を投入されて造られることになった。かつては不採算路線は、東名名神などドル箱路線が稼ぎ出す通行料でつくられたが、さらに税金を使うのだから、泥棒に追銭、焼け太り改革である。
あまりにもひどかった国鉄は民営化して少し良くなった。その現実から、すべての民営化が改革という幻想を国民は植え付けられた(私は、JRになって、利用者の詰め込み体質はひどくなったし、設備投資をしなくなったことが問題だとは思っている)。
とにかく民営化すれば何をしても改革だ、という乱暴な議論がまかり通り、中身の検証がちゃらんぽらんだったから、結果として道路族議員や道路建設業界の畑は豊かになった。何せ今までどおりの通行料収入に加え、不採算路線を建設するために税金が使われる分が増えるのだから。

また、道路特定財源の一般財源化で、マイカードライバーを中心に右も左も小泉支持も反小泉も、ドライバーが払う高いガソリン税を他の使途に使うな、と大合唱した。しかし現実は福祉を切り捨て、雇用を破壊しても、「自立している」はずのドライバーがさまざまな税金を使い保護されている、ということだ。

狭い朝霞台駅前で、税金で作られた道路をタダで長時間占拠しているドライバーとはどんな人たちだろうが。マイカーを所有するということは月5万の経費を使える人である。そんな人が駐車場代1つ払えないとはどんな料簡なのだろうか。マイカーなんて社会に迷惑を押しつける存在は、少しは謙遜して使うべきじゃなかろうか。

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コメント

 私がマイカードライバーなせいかもしれませんが、ガソリン税などの道路特定財源の一般財源化は反対ですね。
 ただ、ガソリン税が道路onlyにしか使えない、と言うの財政的に硬直的すぎるかなと思います。
 たとえば、地方鉄道やバスへの経常費補助、都心の都市高速鉄道への手厚い補助、都心流入自動車規制のためのパーク&ライドにかかる費用、駅や電車の車両のバリアフリー化のための費用など、交通政策全般に使える費用として考えていくべきだと思います。
 揮発油税が本則税率を超えた暫定税率を支払っているのは「ワトキンスレポート」の結果であると記憶しています。不完全ながら最低限の道路は整備されました。今後は総合的な交通政策に目を向けるべきではないでしょうか。

投稿: 窓灯り | 2006.02.09 21:32

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