2/7② 紀子さまの子を守れ
女系天皇の反対論を聞いていると、あんた何者よ、と言いたくなる人が、皇室の伝統だとか、わけのわからない理屈持ち出している。まるで、226事件の反乱将校が、勝手に天皇の意思を詐称して自分たちを正当化しているようだ。
今日、紀子さんの懐妊が伝えられる。おめでたい。
しかし、この喜ばしいできごとを女系天皇反対論に使いかねないバカ政治家が多いことが心配だ。先日も書いたが、亜流であっても立憲君主制のもと、皇位は国民が納得するかたちで粛々と継承すべき制度であるべきだ。また、過去、皇位継承をめぐり争いが生まれたときには、たいてい内乱がやってきている。皇位継承が争いになることは立憲政治を超える事態になり危険なことで、民主政と天皇制を両立させて維持する限り、何としてでも回避しなければならない。
紀子さんから生まれた子が政争の具や皇位継承の争いに巻き込まれず、皇室の一員として国民から暖かく見守られるよう、紀子さまが出産するまでに、この問題は世論の合意にしたがって、今国会での皇室典範の改正を実現すべきだろう。
●前原の国会質疑か全然なっていない。BSEのことで小泉とブッシュを仲違いさせようという意図でしか質問していない。安全にかかわる審査が事後承認であること、安全性を対象物ではなく紙の上でしか審査しないアメリカ的なシステムそのものの問題があることなどを追及したのか。そういう政治家どうしの言葉しかないところに民主党政権は国民を守らないんだろう、という不信感がある。
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コメント
日本は戦後、象徴天皇制で、(大そうな)飾りもんみたようなものだと思います。近代史の流れからみると、この騒ぎは何ともアナクロに感じている毎日です。どうにもなりませんけれども・・・・。
投稿: WTS | 2006.02.08 23:20
たしかにアナクロな騒ぎですね。
投稿: 管理人 | 2006.02.09 21:57