« 2/25 NPOと行政の対等の関係 | トップページ | 2/27 保育・社会保障破れ穴だらけの構図 »

2006.02.26

2/26 水島さんの引退

先の衆議院議員選挙で落選した水島広子さんが、栃木一区で立候補しないことを公式に表明。
子ども政策について、民主党のますらお議員たちに蔓延する経済原理と違う視点で政策を提起していて、本当に期待していたので残念。

石毛えい子さんにしても、水島広子さんにしても、少し昔の竹村泰子さんにしても、さまざまな成果も出し、相手候補が強いのにそこそこの惜敗率の数字を出してきたのに、結果として引退に追い込まれてしまっている。先の衆議院選挙が終わった直後に、落選者のうち過去の惜敗率当選者は公認を出さないと言ったり、突然切ってしまったことが良くなかった。候補者の身分を保障しながら、次の選挙についてどうするか考えれば、引退するかどうかはもう少し客観的に考えられただろう。

政治関係者が政治家に求める、鍛冶隆介的な男・元気・アグレッシブというステレオタイプな人にどんどん差し替えられていく。こうして引退に追い込まれている良心的な議員たちになげかける政治関係者の言葉は「あの人ではなねぇ」と言うけど、そのあの人の具体的な問題点はイメージの話でしかない。
わが選挙区でも上田知事の後継の民主党候補は男・元気・アグレッシブの条件にはまり、「選挙の神様」と噂された人だったけど、先の衆議院選挙では、ずるずると小選挙区落選、そして惜敗で何とか当選した。政治家たるものこんな感じ、というイメージは思い込みでしかない。

話をもどして、えてして良心的な人が引退をさせられたそういう選挙区は、前原のような人物の好きな、程度の低い後継者に乗っ取られ、物事に対する冷静な洞察力や特定分野ですら政策分析力のないような人が居座る。

かつての民主党は候補者になってくれる人がいなくて、いろいろな人材が参加するチャンスがあったが、今の民主党は、候補者になりたい人が多すぎて、結局政治関係者のお眼鏡にかなうような、選挙動物、わかりやすいますらおばっかりが候補者になってしまう。
それに対して、先の衆議院選挙での小泉チルドレンなどは何とか自民党の中でも多彩な、政治家にならなさそうな人を集めて当選させた。そのことが万能だと思わないが、民間企業でも、たえず今のブームとは違う商品を折り込んで営業しないと持続可能な会社の発展がないように、たえず違う空気の人材を吹き込まないと、民主党も先細りだろう。

●前原のインタビューの答えがどれもこれも最低。自分の中の妄想で考えた回答をオウム返し。国民に通用しないことを言っているにすぎない。塾しか行ったことのない自称「若手」議員は、いったん引退し、国民生活をやってみろ、と思う。
TBSの寺島実郎が、構造改革問題よりスキャンダル暴きに力を入れる民主党は国民を見くびっているというコメントが良かった。また田中秀征の「ここで仕切直ししないとページをめくれない」というのもその通り。
前原やめろという声は消えないだろう。大した罪もない岡田前党首を、小沢一郎と結託して引きずりおろしたツケだと思う。

|

« 2/25 NPOと行政の対等の関係 | トップページ | 2/27 保育・社会保障破れ穴だらけの構図 »

コメント

 前の総選挙では民主党に投票した窓だが(落選)、有権者が民主党に求めていることと違う方向に向かっているような気がしてならない。このままでは、「第二自民党」になってしまうだろう。もっとも「自由党」と「民主党」が合同した政党ではあるが。
 自民党も民主党もどうしてこう社会政策を軽視するようになってしまったんだろう。医療や福祉などもっと知恵を集める分野だと思うのだが。そのためには、様々な人材を集めることが必要だろう。本来はそのために比例代表があるのだと思うのだが。
 前原は党首を辞任した方がよさそうだ。ガセメール問題では、突っ張らずに率直に有権者に話しかけた方が良かった。前原が党首では、すくなくとも千葉では選挙は勝てない。

投稿: 窓灯り | 2006.02.26 20:10

「あんなガセメールを簡単に信じる政党に政権担当能力があるのか」これがが私の周りの民主支持者たちの感想です。前原さんに辞任を求める声は、民主党シンパに広まりつつあります。(党首討論前日の発言『お楽しみに』が傷を深めました)
昨年の選挙で私は、友人、親族に「民主党お願い」と言ったこと、今恥ずかしく思っています。今回のケリをちゃんとつけてくれないと、次回の選挙では応援が難しいです。
水島さんの決断返す返すも残念でなりません。

投稿: はちきん | 2006.02.27 05:57

私はマンション住民として、マンション強度偽装事件よりくだらないメールの問題を重視したことに激怒しています。年金財政や年金空洞化問題が社会保険庁職員の宿舎問題にすりかえられ、社会的弱者の年金問題をうやむやにしてしまったことに続く間違いです。
95年前後から、透明性の高く、参加と責任のある市民社会をつくることが求められ、そのための制度設計をする政党が民主党だと、労組に冷たく当たられながらも期待してきました。
今はただのスキャンダル週刊誌の政治部です。リクルート問題のときの社会党もそうでしたが、日本の野党って、そういうスキャンダル屋的な存在しかないのでしょうかねぇ。

投稿: 管理人 | 2006.02.27 17:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/44442/8846666

この記事へのトラックバック一覧です: 2/26 水島さんの引退:

« 2/25 NPOと行政の対等の関係 | トップページ | 2/27 保育・社会保障破れ穴だらけの構図 »