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2006.02.01

2/1 薬害エイズの反省

うへ、今年ももう1か月過ぎてしまった。学生時代、宮崎の汽車で隣にやってきた知的障害のおじさんが「光陰矢の如し、てかっ」と話しかけられて、おじさんと2人で爆笑してしまったが、それから暗示をかけられるように時間が早い。

家族の看護で午前中休業。参議院の予算委員会の審議を聞く。家西悟議員の質問が良い。
障害者雇用率を達成していない金融庁をやり玉に。当時の金融担当相の竹中氏は珍しく平身低頭。小泉首相の答弁がよい。働く障害者と働く女に対しては小泉首相はセンスが良い。経済活動ができない、経済活動以外の世界で生きている人には全く無理解な首相だが。この問題は民間企業もたいがいだが、役所もやっていないところは惨憺たる数字だという。未達の金融庁、警察庁、都道府県教育委員会(つまり学校関係)は、法定雇用率の半分ぐらいだという。
もう1つは、アメリカ産牛肉のBSE蓄積部位を使用した薬品が出回っていることへの質問。危険だからBSE対策がきちんとしている国の原材料に切り替えるべきと迫り、厚生労働相が「流通量を確保できるまで」待ってくれと答弁。薬害エイズの反省がまだ活きていない。

●結城博康「医療の値段」(岩波新書)を読む。健康保険の診療報酬がどのように決定されているか、わかりやすく伝える本。
しかし、全体的にぬるい。日本医師会の功罪があるが、罪の部分にあまり光が当てられていない。もちろん、患者の立場に立ったり、医療の改革に日本医師会が協力した事実はあるが、一方で政府が診療報酬の引き下げを提示したときに保険診療を拒否し、死者を出した事件などは記述されていない。
また日本歯科医師会が旧橋本派に不正な政治献金をした話は書かれているが、そもそもこの事件の発端で名前の挙がった安倍晋三氏や石原伸晃氏については何の記述もなく、旧橋本派と医療利権が癒着していることを言及しているにとどまっている。
その代わり、経済財政諮問会議や規制改革会議のような安っぽい勧善懲悪的な医療制度改革にのらず、適切な提言をしているのが良い。診療報酬を決定する中医協にユーザー側として参加している連合の意義についてもきちんと評価しており、関係者の努力については公正に書かれている。

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コメント

 法定雇用率を達成していないお役所はほとんどですよ。それで民間に守らせようとしているから、この国はおかしくなるんです。

投稿: 窓灯り | 2006.02.04 12:09

厚生労働省にわが労組が毎年確認していますが、国家公務員、地方公務員の知事・市長部局(つまり教育・警察以外)に関しては、全体として雇用率を達成し、ほとんどの自治体でクリアしている数字が出ています。やっていないところは惨憺たる数字みたいですけどね。

投稿: 管理人 | 2006.02.04 15:46

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