2/16 親族みんな政治家という改革幹事長
NHKの19時のニュースは異常だ。民放も、同じNHKの他の時間帯でもトップで報じられるような、自民党の不祥事や構造改革の汚点のニュースが、必ず3番目か4番目に報じられ、事実関係に毛の生えた情報しか流さない。一方、どうでもいいアホニュースがトップでしかも長時間流される。絶対プロデューサーがおかしい。
今日は、武部の次男がホリエモンから資金提供を受けていたことを民主党議員が暴露したことがトップになると思うところだが、19時のニュースは<冒頭の予告で無視し、3番目に伝え、与党側の暴露はガセネタ、という発言ばかりを紹介していた。民放は武部の次男がどんな人物か報道していた。
武部の政治資金報告書はここ数年ゼロ円。親族を政治家に見立てて、それぞれに政治資金団体を持たせて、そこに献金を流し込んでいるという。ある都内の市議の選挙を応援したが、どんなことしたって、最低数十万ぐらいの金の出入りはあるはずだ。まったくあやしいことしているとしか思えない。そんなことを1つも伝えないニュースだった。
改革派は、自分たちの下部構造を棚に上げて、橋本派を叩き、自分たちは透明性、公平性を重視して綺麗な立場のように振る舞っている。
一方、前原民主もどうかと思う。馬淵、長妻、永田など、先の総選挙後の閉塞感を壊してくれている。しかし、馬淵を除き、相手の弱みの暴露しかやっていなくて構造的問題に切り込まず、小泉構造改革のマイナス面を正確に捉えきちんと追及できていない。国民に小泉構造改革を終わらせるとどんなバラ色の未来があるのかを見せられない。前原も側近議員と、菅直人を年金疑惑の罠にかけて失脚させたり、人の失敗につけこむことしかやっていない。そんな体質ばかりで、社会党の末期のようだ。政治合意をことごとく否定し、癒着でしかものを分析できない家事竜助の戯鍛冶隆介の議的な93年イデオロギーに染まっている議員たちは限界じゃなかろうか。
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コメント
加治隆介の議
投稿: OGU | 2006.02.17 04:36
あ、またまた間違えましたね。訂正ありがとうございます。こういう靴下臭そうなまんが読まないんで、すみませんでした。
加治隆介の議について、こんな感想を言われている方もおります。面白いです。
http://ishidatoshitaka.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/12_2d6e.html
投稿: 管理人 | 2006.02.17 07:00