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2006.02.15

2/15② ニコチンパッチに診療報酬

毎日新聞が戦後経済史を3面にわたって掲載。
終戦直後の新円封鎖についての説明がわかりやすかった。
九州の祖父は昭和初期からサラリーマンを脱出して商いを始めていたが、終戦直後虎の子の預金を新円封鎖でやられて、みるみる価値を失ったさまを経験した。その結果、豊前の国で一時的に農奴として働き資本の原初的蓄積をしなければならなかった。当時暮らしていたという小屋に子どもの頃泊まったことがあるが、ひどい建物だった。それはさておき、そんな体験をした祖父は5年以上の満期のあるような金融商品は買うなと厳命した。なんだか祖父の思いでが出てくる記事だった。

●中医協が診療報酬改定を答申。政治的関心が皇室典範に話が移ってしまい、思い切った案にはならなかった。大病院が重篤患者を診られない現実や、町医者に地域医療の責任を持たせる改革は骨抜きになった。小児科医療や産科医療に対する力づけも弱い結果になった。介護保険の保険料値上げが各地で行われているが、それとワンセットで行われるはずの介護との役割分担の再定義も見送られ、引き続き医療が高齢者にやりたい放題の構図が続く。先生と言われる人たちのいる世界はなかなか自己改革が進まない。なんだかわからない禁煙治療の観察が診療報酬の対象に。
私の父はヘビースモーカーだった。今でも禁煙できないでいる。一時、ニコチンパッチを貼っていたが、貼っている間は本数こそ減っていたが、それでも吸っていた。そんな人が医師のところで禁煙指導を受けていれば、死ぬまでたばこをやめられなくても診療報酬が支払われ続ける。医師と禁煙パッチ製造業は儲けられるシステムか。逆に禁煙指導をうけながらやめずに心疾患や脳溢血、肺ガンになった人に対する診療報酬を半額カットとか制裁をすべきではないだろうか。
今の診療報酬は、やりたいことだけをやりたい放題やるような天井のないものを好むようである。一方で医療が自己抑制をして患者とのコミュニケーションを強化するようなインセンティブは何ら創られていない。中医協で影響を及ぼす専門家集団というものの問題を考えさせられる。

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