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2006.01.14

1/14 地殻変動の予兆

きょう夕方、地震があった。ここのところ発生している小さな地震の大半が茨城県南部の霞ヶ浦周辺を震源にしている。すっかり地震は東海沖で起きるものと信じ込まされている首都圏の住民にとって、ノーマークの地域ではないか。少し心配になる。

民主党に動きが起き始めているようだ。
昨日、届いた民主党に助言してきた経済学者からの年賀状では「共和党」に党名を変えるべきじゃないか、というメッセージ。
昨日の朝日新聞で、山口二郎、榊原英輔、田中秀征の3人の論者が3人とも民主党の前原執行部を批判。山口二郎氏はよく決断した批判だと思う。また田中秀征氏はわかりにくいが政治として味のある文章、榊原氏はオーソドックスな政治観からわかりやすく批判している。とても参考になる。
横路氏や小沢氏が地方講演で露骨に前原を批判をしているという情報も出回る。
それを受けて、前原が持論の外交安保で党をまとめられなければ9月の党首選挙には出ないと発言。これはいつものような前言撤回をしないでほしいものだ。
野党第一党と第二党の間には大きな差がある現状、小泉政権あるいは自民党政権の批判は野党第一党に集約されてしまう。公のものである。少しでもよい方向に行くことを期待したい。

●共産党が党大会を終える。前向きにとらえたい興味深いできごとがいくつかあったが、不破議長の引退が残念で行く道が見えない。
不破議長の引退は、野党共闘路線の明確な否定のような感じもある。しかし不破党首が引退理由として「引退すべき幹部が引退せずに」と言ったことは、21世紀の入り口まで続いた長かった宮本独裁体制の弊害を批判したのだろう。その皮肉と左翼業界だけにわかる皮肉が面白い。宮本独裁体制を支えた志位君はともかく、討論番組での優秀な若い議員もいるようなので、この党に自由が入れば随分代わり、少なくとも「死票」ならぬ国会の「死席」的存在ではなくなると思う。
今回の党大会で批判の議論が公表されていることにも変化を感じる。議論が表に出ず、表に出るときには誰もが同じ言葉をオウム返しに言う党だったが、マスコミが取材している中で、公然とした批判を出して議論し路線を決めていく政党になることは歓迎すべきことだ。
そうであっても、民主・社民批判を続けていくのか、民主左派に援護射撃を打ちながら野党共闘を推進するのか、まだまだ読めずにわかりにくい存在だ。

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コメント

 あの党にどんなに僅かでも何か積極的な要素を認める理由を理解しかねますね。
 元々の「経済学」の認識が出鱈目でしょう。あれなら「近代経済学」のほうがまだまし。その、箸にも棒にもかからないマルクス「主義」経済学でどこまでも物を言うんだもの、話にならない。「東京土建」「民主商工会」、こういうものはみんなあのマルクス「主義」経済学と「半」封建「理論」の結実でしょう。
 不破にしてからが「共産党のプリンス」で宮本の寵児でもある。大体、実兄上田耕一郎より党内で早く「出世」したんで、男泣きに泣いたという話、社会党員が笑い話にしていたもの。今更、長古老を引き合いに出してチクリとやってみたって、あんまり説得力がないでしょう。不破自身、びっくりするほど「老人」になってしまった今となっては。

 かわりもしないし、よくもなりませんよ、あの連中は。労戦統一の時の顛末、聞いているんでしょう?

投稿: ハンス | 2006.01.15 02:08

共産党は決定的な人材難ですね。
次のスターが見つかりません。

投稿: takeyan | 2006.01.15 03:31

私も、高校時代にかの党の人たちとやりあって受けたさまざまな工作にあまりいい思い出がないので、今でも抵抗感があります。その後、労組に転職してわずかでしたが最初の仕事もその延長で、仕事の上ではライバル業者ですから、ここで妥協することはできません。
しかし政治の面で言えば、創価学会の半分程度の力はある組織ですから、共産党の票が動き出すと、少なくとも半分以上の衆議院の選挙区で結果をひっくり返す力になりますから、動向をしっかりウォッチングして振り回されないようにしておくことは意味があると思います。労働界は労戦統一の体験のアレルギーが強く、御法度のような世界ですが、一時は枝野も連立に言及しましたし、地方首長選挙では民主との相乗りが増え、現実政治では労働界抜きにさっさと手打ちをする可能性もあります。
今やあの党はイデオロギーより世襲党員たちのマイノリティーグループです。阿る必要はありませんが、政権交代や、小泉・竹中イデオロギーの転換の中で一緒に仕事をする場面はあるかも知れません。
こんな長いものいいをしなくてはならないことが左翼業界の不毛さの表れなんでしょうね。
takeyanさん
人材難ですね。小選挙区で勝てそうな素地のある穀田とか、政策宣伝のうまい小池とか優秀だと思いますが、言っていることが不破に近くて志位君に好かれているとは思えないですね。

投稿: 管理人 | 2006.01.15 17:51

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