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2006.01.11

1/11 対症療法もいいけれど

AERAのインフルエンザの記事がよい。アンチタミフル派の考え方を紹介しながら、タミフルが必要な事例も紹介して、バランスがとれている。

一方、厚生労働省やNHKはタミフルでのインフルエンザ封じ込めを過信した情報しか流さない。タミフルを一斉投与すれば感染の広がりが抑えられると宣伝。抑えられないんじゃない!
また、朝日の夕刊では、通勤電車の運転本数を間引けば感染が広がらないと学者が発表。通勤電車に乗らない職種の人はお気楽なものだ。勤務先が閉鎖されない限り、通勤電車の運行本数を間引けばさらに混雑がひどくなり、感染しやすい環境になることがわからないのか。

●連合と日本経団連とのトップ交渉で春闘がスタート。賃上げが標題になっているが、不安定雇用の労働者の賃金引き上げをきちんとやらないと全く意味がない。連合会長はこれまでリストラに協力してきた労働者に配分を、と奥田経団連会長にお願いした。しかし、このメッセージがリストラで生き残った正職員、我々だけに分け前を、と受け取られないように気をつけないとならない。
組合員は自分の給料がどうなることが第一の期待だろう。しかし一方で、労働者の公正な処遇についても、多くの人が期待しているようだ。失念したがある調査で、正職員と派遣労働者との賃金格差はおかしいという人が正職員のうち7割を超えるようになった結果に驚いた。リストラでコストの安い派遣労働者やパート労働者が職場にあまりにも多く入ってきて、職場のモラルや空気が変化しているせいでもあろう。
労働界は、これまで課題にしてきた臨時非常勤パート労働者などの不安定雇用労働者の待遇改善を最優先しないと、再び景気悪化したときに不安定雇用労働者を利用して、正職員たちの労組として特権階級扱いされてしまう。そうした状況を回避する機会にしてほしい。

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コメント

 正規労働者とパート・アルバイト・契約社員等の非正規労働者との関係ですが、業種によっては職場は過半数が非正規労働者に占められているという状況が生まれています。
 私の妹も非正規労働者です。職場では20人近くの人が働いているそうですが、正規労働者は2名のみだそうです。ある程度の管理する部門にも非正規労働者が進出しているのが現状です。そんな中で、現在の正規労働者と非正規労働者の間の格差は、モラールを維持する上でも障害になってきているのではないでしょうか。

投稿: 窓灯り | 2006.01.12 00:15

とりあえず、感染者にマスクをさせることはできないですかね。
まあ、無理だと思いますので私なんかは電車などではマスクです。

運転本数の間引きは正気の沙汰ではないですね。インフルエンザ以前の問題です。

投稿: takeyan | 2006.01.12 20:40

マスクの質が良くなったのか、最近風邪ひいている人はマスクしてくれていますねぇ。ありがたいことです。
インフルエンザ予防の学者たちはそれぞれのたこつぼで最善のことを言うから、ちぐはぐでパッチワークの対策ばかりです。
政権党の政治家はそんなとこにつけ込んで、タミフル拡販政策に協力している、そんな風にしか見えません。タミフルが暴騰しているらしいですね。

投稿: 管理人 | 2006.01.12 22:31

 私は幸いにして正規労働者ですが、労働組合の全国的な連合体組織が、正規労働者と非正規労働者の待遇改善に取り組んでいない、または目に見える成果をが見られない状態は「ああ、所詮組合は「労働貴族様」なんだな」と感じずにはいられません。
 ぜひ、この問題に真剣に取り組んでいただきたい。私の政治心情は社会民主主義ではなく新自由主義ではありますが、今の日本で労働組合の存在価値は「ここ」にあるんだと思います。

投稿: さのよいよい | 2006.01.12 22:58

激励ありがとうございます。社会民主主義では労働組合は調整的な仕事で済むと思いますが、新自由主義になったら、労働力を売る側として労組のやるべき役割がもっと大きくなると思います。
ほんとうに、不安定雇用労働者への対応について力不足を認めます。どうしてもお金払って継続的に組合員になってくださっている「正規」職員の課題に重点がいってしまいます。
私は役員でもないのでできることは限られていますが、ネット上で労働問題にぶちあたった人が労基署や裁判所に駆け込もうとする話を聞いて、それよりも労組つくったらいいのになぁ、と思ったりしています。
これから仕事についてく人たちに法律や制度を伝え、勇気や智恵をつけていく活動ができないか考えています。そういう人たちが自分たちの交渉力をつけていったときに、きっと労働組合の再生が始まるのではないかと思っています。

投稿: 管理人 | 2006.01.12 23:43

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