12/14 花金電車
帰路、電車の中で戻している人がいた。酒臭かったが、アルコール中毒風でもないので、忘年会か何かで飲まされたのだろう。師走は駅員さんに迷惑な季節だ。
昨日、22時のニュースで必ず座れる通勤電車というニュースをやっていて、中長距離通勤者向けに座席指定の特急を走らせている鉄道会社を紹介していた。倍ぐらいの運賃を払えば、座れるのか・・・タクシーよりは安い。しかし東上線にはそんな選択肢もないな。
この季節、ちょっと帰宅が遅くなると朝の通勤電車の倍ぐらいの混雑が待ちかまえている。しかもどんくさい酔っぱらいばかりで1駅ドアが開くたびに1分以上の停車時間がかかるので、10駅も進むと5分近く遅れていたりする。嫌な季節だ。
昔、札幌にいたときに、JRが年末年始の金曜日だけ、花金電車という臨時電車を走らせていたこともあった。増収になったり、殴られる駅員さんが減るなら、こういう試みをやってほしい。
●前原氏の行状について、菅直人氏のところにそうとう意見が来ているらしい。菅直人氏のホームページから。
前原代表の下の民主党について、心配のメールをたくさんいただいています。私自身、代表選では自民党との対立軸を民主党として明確にすることを主張しました。新代表に就任した前原代表にもフレッシュな感覚で自民党に対抗する民主党の姿を示してくれることを期待していました。この点で前原代表の昨今の言動が、自民党との差がなく、二大政党としての存在理由が無くなっているという多くの人の指摘に、前原代表自身、真摯に耳を傾けてもらいたいと考えています。
的確で簡潔な前原への意見である。
菅氏は、選挙や政策で民主党議員を厳しく叱咤するのは有名だが、民主党内の各議員の政治的スタンスについてあれこれ評論したり、政治的スタンスで好き嫌いすることはほとんど無い。また、党内議員に対して政治的スタンスで非難する発言を聞いたことがない。他派閥の議員がはしごを外したり、鳩山邦夫(当時民主党)に「社会主義者や市民運動家はこれからの民主党にいらない」、というような口汚い批判に、何も反論しなかった。
私はそれを甘すぎると思っているが、政治的スタンスの違いで優秀な人材を使えないのはもったいないというものがあるのだろう。その菅氏にとって、このコメントは珍しい。
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コメント
京成線では、特急料金400円を支払えばスカイライナーに座って通勤できる「モーニングライナー・イブニングライナー」があり、私も東京へ出かけた時にたまに利用します。しかし、最寄り駅が停車駅ではないため、途中で乗り換えることになるのですが、冬場は寒いんですよね。待っているのが。
花金電車はいいアイデアだと思います。関東私鉄でも、たとえば1月、4月、7月、12月の4ヶ月の金曜、土曜の夜間の列車本数を2~3本増やし、終電を1時間ほど遅くするというのは不可能ではないと思います。
投稿: 窓灯り | 2005.12.15 20:09
コメントありがとうございます。
花金電車、途中でやめてしまったのです。札幌圏の人でも、酔っぱらって電車に乗ることをいさぎよしとしない人が多いように見受けられました。何とか座れる程度の混雑でした。しかし今でも、年末年始は終点の延長などはやっているようです。
こうした酔っぱらい輸送対策の増発は首都圏など有効だと思うんですよね。遠距離電車を数本増発すればいいのですけどね。
ちなみに東上線の11時以後は悲惨ですよ。12分に1本の準急しかなくなります。この準急というのは最初の1区間8駅を通過するだけであとはずーっと各駅停車ですから。和光市では地下鉄の接続を待って5分ぐらい止まることもあるし・・・。
投稿: 管理人 | 2005.12.15 21:49