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2005.12.11

12/11 無用な触発

ウイルス性腸炎で2日間苦しむ。ようやく便が出てきて、腹痛からは解放される。あとはなんだかこのだるい微熱。
地域福祉計画のレビューとなる市の集会に出ることもできず、家でダウン。

その間に大きなことがいくつか起きた。

1つは、東京高裁がマンションでのビラ配布に住居不法侵入の有罪判決。問題の多い判決だ。最高裁ではぜひとも差し戻しをしてほしい。この判例と個人情報保護法は、国民を分断し、情報流入源を大手マスコミに絞り、中央政府の情報コントロールをとりやすくしている。情報民主集中制ともいうべき時代だ。

1つは、アメリカ詣でをしている民主党の前原が暴走しまくっている。
アメリカでシーレーン防衛や集団的自衛権で、自民党の考えもはるかに通り越す発言をした。民主党の政策の枠を超えた発言である。また中国を仮想敵国とするような発言もあった。民主党の横路派が各議員の講演会等で反発する発言をしているが、菅派、小沢派からは何の反応もない。アジア各国に対する不用意な挑発である。シーレーン防衛を公言すれば、日本に好意を持つ国からも敵意も持つ国からもとめどもない防衛責任が発生してくる。中国に対して一定の警戒は必要だが、脅威と名指しすることはかえって逆効果である。
また、国連の予算案に反対するアメリカに同調発言をした。もちろん国連分担金の大半を日本が支払っている現実は何とかしなければならないと思うが、第一の問題は未払国アメリカの問題ではないか。金額では防衛費や外務省の経費からみればわずか数百億である。じっくり話し合って駆け引きやってなおしていけばよいことだ。アメリカに同調することは国連の力をそぐことになり危険である。数百億円を節約させるためにアメリカに対抗できない国連にしてよいのだろうか。
国内には、改憲に与党も野党もない、と発言。改憲という重大なことだからこそ、野党が問題をきちんと提起して議論をつくることが必要なんじゃないだろうか。
野党党首として、前原の発言は不適切すぎる。対立派閥は党首交代をきちんと求めるべきだろう。この際、民主党は派閥を明確にして、右翼国民が投票すべき民主党議員と、左翼国民が投票できる民主党議員とが明確になるようなシステムをつくってほしい。

1つは塾講師が塾生を殺害した事件。またもや子どもに刃が向けられた。講師がセクハラを行っていたという報道もある。子どもが殺され、その背後には性的な問題が関わる、そんな事件があまりにも多い。

前原代表、米でシーレーン防衛拡大へ憲法改正を訴え
 【ワシントン=東武雄】民主党の前原代表は8日午後(日本時間9日早朝)、ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、日本に食糧やエネルギーを運ぶシーレーンの防衛について、「死活的に重要で、米国に頼る(日本周辺の)1000カイリ以遠についても日本が責任を負うべきだ」と訴えた。

 その上で、「これを可能にするには、憲法の改正と自衛隊による活動および能力の拡大が必要になるかもしれない」と述べ、シーレーン防衛拡大のための憲法改正に積極的な考えを示した。

 これに関連し、前原氏はシーレーン防衛の範囲について、「中東から原油を運ぶシーレーンはマラッカ海峡からインド洋、ペルシャ湾まで通じている。多国間協力の枠組みを作り、その中で日本も役割を果たすことが現実的だ」と述べた。

 さらに、<1>第三国からのミサイル発射<2>周辺事態――などで日本に直接危機が及ぶ可能性のある場合は、「現在は集団的自衛権の行使と認定され、(政府が)憲法上行えないとしている活動について、(行使できるように)憲法改正を認める方向で検討すべきだ。集団的自衛権の行使は、日本の主体的判断に基づいて行われるべきだ」と強調した。

 また、中国の軍事力増強・近代化を「現実的脅威だ」とし、中国が東シナ海で進めるガス田開発に対しては、「毅然(きぜん)とした対応が重要だ。(中国が)既成事実を積み上げるなら、日本としては、係争地域での試掘を始めざるを得ない」と語った。

 在日米軍再編問題に関しては、「(神奈川県のキャンプ座間に移転する)米陸軍新司令部の機能と目的は、『極東』とする日米安保条約の地理的範囲を超えている。日米安保を再定義する必要も含めて、十分な議論が必要だ」と述べた。

(2005年12月9日10時56分 読売新聞)

「党の方針に反する」 横路副議長が強く批判12/11 12:40共同
 民主党元副代表の横路孝弘衆院副議長は10日、北海道倶知安町で講演し、同党の前原誠司代表がワシントンで発表した外交ビジョンについて「民主党の方針に反するもので、非常に問題が多い」と強く批判した。
 特にシーレーン(海上交通路)防衛拡大の必要性や中国を「現実的脅威」と指摘したことについて「日本の経済活動を軍事力で守っていく発想だ。アジアの中の日本が(周辺国との)友好を考えないでどうするのか」と強調。
 同時に「カレーライスかライスカレーかというように、(自民党と)名前は違うが中身は何も変わらないということなら民主党は次の衆院選でも得票を減らして負けてしまう」との見方を示した。

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