11/14 インフルエンザ対策は何のため?
きょうは埼玉県民の日。
私が子どもの頃は、武蔵野線なんて1時間に1本しか走っていなくて、浦和の県庁に行くのは1日仕事だった。衆議院の選挙区も飛び地で、県民としての帰属意識もなかったし、東京都でも埼玉県でもない地域だった。
そんな地域に九州人の政治家が住みつき、今では知事になっている。不思議な感じだ。
●政府のインフルエンザ対策がまとまる。
最大64万人が死亡で、クスリの備蓄を行う他、インフルエンザウイルスは人混みが好きだからと集会等の規制も行うようだ。最大64万人という数字、対策がクスリの備蓄であること、集会の禁止など、対策案の内容はどうもうさんくさい。インフルエンザで多くの人が死ぬことを経験してきたが、人類は滅亡もしなかったし、国家も滅んだことはない。
人によって諸説あるが、新型インフルエンザが出てきても、広がると解毒化されるという説もある。人がかかるインフルエンザも、もともとは鳥インフルエンザで、鳥インフルエンザがいつかは人に必ず感染すると考えた方がよさそうだ。
インフルエンザのクスリは効果と副作用で副作用の方が問題あり、と言われている。最新薬は幻覚を起こすらしく、マンションから飛び降りてしまった人や道路に飛び出した人のことが、最近、審議会で報告されている。こんなのでは、インフルエンザとどちらがリスクが高いかわからない。
ウイルス性の病気をむやみにクスリで治すことに耐性菌の問題や、人体の免疫力を低下させる問題を指摘する声がある。クスリをもらいにインフルエンザの人が病院に押し掛けてくることにより、インフルエンザ以外の治療で入院、通院している人にまで伝染させてしまうことの問題もある。インフルエンザが流行する季節の小児科は、心臓病やぜんそくの子にとって地獄のような環境だ。国や自治体が国民の数だけクスリを常時備蓄しなければならない。1000円のクスリなら、1000億円必要だ。何か変だ。
集会の規制にしてもそう。集会なんて今時、わが業界しかやらない。感染源が集会が中心なら、労働組合の熱心な組合員しかかからないはずだ。集会の規制の前に、通勤電車や大手電器店、ディズニーランド、お台場や渋谷を規制したらどうだろうか。安倍晋三がスポークスマンをやったせいもあり、何か変な感じだ。
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コメント
まさかとは思いますが、ラムズフェルド国防長官のためだったりして...。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/
投稿: はちきん | 2005.11.15 05:28
備蓄しようとしているタミフルとかいう薬のメーカーはウハウハですね。副作用のリスクが注目されているさなかなのに。
投稿: takeyan | 2005.11.15 23:32
日米首脳会談前というのがあやしいですよね。
インフルエンザになりたくない同僚がワクチン打とうか悩んでいて、話題になりました。解熱剤でインフルエンザ脳症になる、とわかったのが数年前。その議論の中から、回虫博士を中心にインフルエンザは熱を出しきるしかない、という考えも出ています。
医療制度改革で、こんなことで病院に来るのかい?という問いかけがされている中で、変な話ですよね。
投稿: 管理人 | 2005.11.16 21:59