« 11/11 目の前の子どもがいるところに権限を | トップページ | 11/13 志木市の市民参加の政策決定システムは廃止へ »

2005.11.12

11/12 大きなテレビの効能

絞ってテレビをよく見た1日

「風のハルカ」。大分弁が下手を通り越している。方言指導を変えたほうがいいんじゃないだろうか。大分弁ではしょっちゅう使う、「けん」「じゃけん」「とるけん」が少なくて、よく合いの手に入る「な」も無くて、「ちゃ」が異様に多い。「な」「けん」に比べて「ちゃ」はたまにしか使わん。大分弁は、方言の中ではいくつかの特徴を押さえれば習得しやすい方なのに・・・。村山富市元首相を思い出せばいい。

「能・定家」。宝生閑の安定感のある舞台だった。能を見て大きなテレビ(職場の先輩に雲丹の瓶詰めと交換でいただいた)っていいなぁ、と思った。
死んでもなお執着する藤原定家の怨念に苦しむ式子内親王の亡霊が坊主に祈祷をされ救われようとしたのもつかの間、親王の墓は再び定家の執念の蔦葛に覆われるという話。恋愛の闇の部分を表現したストーリーなのだが、NHKのアナウンサーは「定家の愛の強さを表現した」と解説。そういう演じ方があるかも知れないが、今日のはそうだと思えない。近代の恋愛観に囚われた勝手な解釈である。

最後に「野ブタ。をプロデュース」を見る。10代に経験しておくべき義理人情ってあるなぁ、と思って見る。周囲とたたかいつづけなければならなかった私の10代だったが、それでせいいっぱいだったかも知れない。だから人より気づくことも多いけど、その分気が回らないことも多い。いい歳になって、義理人情の機知を学ぶのはほんとうに大変なことだ。

●郵政公社の総裁に三井住友銀行のドン西川善文氏がなる。外資から郵貯を守るというなら西川氏は適任かも知れないが、三井住友銀行に本籍のあった西川氏が、三井住友銀行の競争相手である郵政公社を操作できる立場に立つというのは疑問だ。もっとしがらみのない総裁が必要ではないか。

●毎日新聞3面の岩見隆夫の評論は安倍晋三が首相になれるかという話。首相になってほしい人というのがここ10年がらがらと入れ替わっているデータを掲載している。信念としてなってほしい国のリーダーというものを多くの日本人が持っておらず、時々のマスコミの伝え方で首相になってほしい人が変わっていることがわかる。

|

« 11/11 目の前の子どもがいるところに権限を | トップページ | 11/13 志木市の市民参加の政策決定システムは廃止へ »

コメント

はじめまして。

TBさせて頂きましたが、正しく送信されていないみたいですので、ご報告まで。

二重投稿分の削除を願います。

スパム等ではありません。

これからもよろしくお願いします。

投稿: 九十九 | 2005.11.13 23:18

九十九さんトラックバック整理しました。
政治からの経済はすこしわかっても、企業発の経済には全く弱いので、これからも参考にさせてください。

投稿: 管理人 | 2005.11.14 23:12

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 11/12 大きなテレビの効能:

» [の] 変化を先取りするにはリスクをとらなければならない [Noblog: キリスト教牧師の人材育成奮闘記]
大きな責任を担う郵政持ち株会社の初代社長に西川善文氏が決まった。その会見での言葉。 [続きを読む]

受信: 2005.11.13 16:04

» 西川氏、日本郵政社長内定へ 金融界との調整期待 [(仮設)九十九研究所@企業コレクション〜じゅげむ本店]
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200511120028a.nwc [続きを読む]

受信: 2005.11.13 23:14

« 11/11 目の前の子どもがいるところに権限を | トップページ | 11/13 志木市の市民参加の政策決定システムは廃止へ »