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2005.10.19

10/18 志木駅にエレベータ設置へ 

VDT労働が心を追いつめることを実感する。自分以外、誰も追いつめていないのにね。

●朗報。志木駅のホームにエレベーターが付く。これで志木駅は完全に段差を解消できる。東武鉄道の英断に感謝したい。
エスカレーター設置ばかり先行して、エレベーター設置がたちおくれてきた東武東上線も、近年急行停車駅を中心にエレベーター設置をどんどん進めている。

交通事業者にとって、メリットが実感しにくいこうした設備投資が進んだのも、交通バリアフリー法の成果でもあるし、そこにもっていった、ノーマライゼーションを訴えてきた障害者団体などの熱心で命がけの行動があったからだと思う。運動に取り組んだ方が「障害者ためだけのエレベーターなんかいらない。我々が動いて誰もが楽になる社会をつくるのが目標だ」、という言葉に心を動かされたこともある。
札幌の障害者運動はラジカルで、市役所に発言力を持つ町内会長に働きかけて、「●●町の最寄り駅にもエレベーターついていた方がいいでしょ」と、障害者よりも地域住民の便利さを強調してエレベーター設置を進めた。今でも首都圏には残っているが、カギのかかった「障害者用エレベーター」という発想をそもそも否定したのだ。

そして、私自身が腰痛になったり、父母の加齢、同世代の育児などを見ていると、障害者だけのためのバリアフリーではないし、みんなが同列なスタート地点に立てるための社会基盤だと思う。あと、駅構内の売店などの納入業者の労働安全や危険回避のためには、エレベーターはあったらいい(今、志木駅のエレベーターは業者に使わせていないみたいだけども、階段を大きな荷物担いで上り下りするのは危険。使ってもらいたい)。

ただし、エスカレーター、エレベーターの設置はもちろんいいことだが、そもそも設置しなくてもよい駅のつくりにする方法もあるだろう。川越駅や朝霞駅など待避線のないような駅は、昔の駅のように階段なしでホームにあがれるままにしておいた方が無駄がなかったのかも知れない。

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コメント

和光市駅の鍵のかかったエレベーターは毎日数件の利用という状態でした。
誰のどういう発想であんなくだらないものが作られたのかわかりませんが、今は市も費用負担して改札の中にできました。

投稿: takeyan | 2005.10.20 21:36

和光市の駅のエレベーターはできがいいですね。総ガラスなので地震のときは心配ですが、犯罪防止にはいいですね。また斜めに設置したので、狭い駅構内の動線にうまくなじませたなぁ、と思っています。ホームで地下鉄待つ行列にも邪魔になりません。
税金が使われることに議論はあるようですが、自動車の道路なんかはいくら使ってもタダですから、これくらい公共交通の利用者がいい思いしてもいいてすよね。車いす使っている人や高齢者が外出しなくなって福祉でお金が出ていくより、ずっと効果的なお金の使い方です。

投稿: 管理人 | 2005.10.20 22:16

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