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2005.09.17

9/16② くどくど言って居場所を残す

朝のNHKニュースが、国連総会で小泉や町村が演説、というタイトルで長い時間ニュースを流していた。この国のマスメディアも、権力者の国際舞台でのどうでもいい活躍を紹介するようになったかと思うと、ソ連や北朝鮮を笑えないのかも知れない。

この8月まで組合の機関紙づくりに携わっていたが、先輩たちに、組合幹部の主義主張は伝えてもいいが、大したこともしていないのに組合幹部が目立つためだけの記事を載せてはならない、むしろ組合員の活躍や工夫をもっともっと紹介しろ、と教えられた。
労働組合は業績評価がない世界なので、どうしても無駄なことばかりやっている役員ほど功名心に駆られ、海外視察(旅行)や、組合が普段接しないような有名人と会ったときの写真や成り行きを掲載しろ、と圧力を掛けてくる。組合員が評価してくれるような内容以外は掲載を断り続けた。その分、現場の組合員の創意工夫や努力、嫌われ者の労働組合の会議にわざわざ来ていただいて励ましや厳しいことを言ってくださる外部の方々のご意見を紹介してきた。

しかし天下のマスメディアが、組合機関紙ですら禁じ手としてきたことをやるようになっている。そのうちNHKは小泉が農村を視察に行ったり、ダム建設現場で細かく指示をするところを紹介するようになるのだろうか。頭が痛い。

さて、今回の小泉に何でか生理的嫌悪を持ってしまうのは、高校時代の経験があるからだ。

世に倦む日々「小泉劇場は続く - 次に抵抗勢力として粛清されるのは麻生太郎」

このブログが的確に表現している。自由選挙で国民がその気になれば小泉なんて政権の座から転がり落ちるにしても、常に敵を用意して、その時点のすべての問題をその政敵の責任にしてパージしていく、そのやり方がスターリン主義とそっくりなのだ。

そして私は高校時代、学校を支配していた共産党系の教員たちが、小泉のようなことばかりやっていた。私の出た高校は出資者を大事にしないので繰り返し経営危機に瀕していたが、共産党系の教員たちはかえってそれを利用して、学内の政敵を少しずつパージしていった。表向きは教育の自由の危機だと、そして裏側ではその標的になった教員たちが学校を乗っ取ろうとして、出資者とつるんで管理教育を導入しようとしている、と風説を流布する。

そうなるととても抵抗できないので、共産党系の教員の言っていることの大枠を認めながら、くどくど言い訳いって居場所を残そうと踏ん張るしかなくなる。今回の総選挙で言うと野田毅や小渕優子のような状態だ。そうして共産党系の教員への恭順を示さないと、小林興起みたいに踏んだり蹴ったりの結果になる。

小泉の今回のパージの仕方を見ていると、小泉のことをファシストと呼ぶ人がいるが、彼はむしろスターリン主義者じゃないかと思って、その10代の嫌な光景がなぞられてくる。

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受信: 2005.09.19 13:06

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