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2005.09.15

9/14 これでは対立軸はできん

今回の選挙の結果は、東京にいると絶望的になるけども、もともと社会党時代から二大政党制の北海道はともかく、新潟や岡山、大分などでは野党にとって予想外の良い結果が出ていて、滋賀や京都では踏みとどまっているそういうところではどんなことが起きているのか、やってきたのか、考えてみることはいいと思う。

民主の党首選挙に若手がまとまって前原を擁立しようとしている。細かい政策の主張は良いセンスだと思うが、選挙で争点になるような政策にまずさを感じる。小沢ですらアメリカに一歩距離を置く立場にいるのに、前原は露骨な親米路線、集団的自衛権の積極的な推進論者で、アメリカの軍事戦略に組み込まれることを良しとしている。郵政民営化や小さな政府についても、小泉政権とあまり変わることなく、小泉との差異は岡田党首より見えない。前原党首では、圧倒的にスター性のある小泉に対抗できず、このまま支持率が低迷して、鳩山党首の末路のようなことになるのではないかと思う。

民主の若手議員の談合体質の中から選ばれるというのも良くない。未だに政治改革は世代間抗争から生まれるという凝り固まったもののとらえ方だ。若手ひとくくりでまとまってしまうことがうさんくさい。若手も考えが違うなら、きちんとそれぞれ候補を擁立すべきだと思う。
また、もともと民主党の参議院候補で、大阪2区の女刺客、川条志嘉が突きつけている性的疑惑もあったりして、野党の党首にするには危険な感じがしてならない。

まだまだ民主党への期待感は菅直人厚生大臣のイメージを超えられない感じがしている。菅党首のもとに次の世代のリーダーがついて、国政選挙のない過渡期を渡りながら次の世代のリーダーにバトンタッチしていくしかないと思う。土井たか子だって、あんなに大化けするとは副委員長時代に考えられなかった。
しかし、菅直人氏は党首になると有能な人材なら誰でも使う、ということが災いして、引き立てた人に寝首を掻かれたり、脇から峰打ち食らったり、地方首長に転出されては自民党に寝返られたり、ドジな結末ばかり迎えている。政治的に下の者をコントロールし、小泉ではないが制裁すべき人にはきちんと制裁しないと、また民主党内はごちゃごちゃになるし、菅氏の目標の半分も達しないうちに、また不本意な退陣を余儀なくされるだろう。

昨日、あるメーリングリストの文書を見て、日本型左翼のたこつぼ体質を批判したが、そのメーリングリストの中でそのたこつぼ的体質を自省するような議論が出始め、反転攻勢のためには広範な連携関係をつくらねば、という話が流れて、少し展望が開けてきた。あんまりやりすぎると選挙互助会的になるが、それぞれの立場をきちんと残しながら、小選挙区と比例代表制の両方をうまく使いながらステップアップしていく戦略が出てくると、必ず次は良い結果が出てくると思う。

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