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2005.08.03

8/3 敏感な精神

往路も復路もとんでもない電車のマナーのおっさんたちに会ってうんざり。

往路は、原稿の校正なんかしちゃったりしていかにも知的労働してるんだぜ、というオヤジ。新聞5紙広げて、それも通勤電車ではあるまじき読み方して、最後は網棚に一紙ずつポイ。よく見たら、さっきまで飲んでいたペットボトルが足下に。

帰りは、混雑する電車なのに、席を2人分占領して何も気がつかない日生の従業員。その鈍感さが生保の気遣い、提案能力のなさを語ってるような感じがする。営業と管理が分離している企業は、そういう鈍感さを感じる。

●3月の市議会の議事録の福祉関連の審議を読んだ。
革新系(非共産)のある市議が、地域福祉計画のゾーニング(区域の色分け)に異様に拘っていて、変な感じだった。この市議こそ、そんな狭い地域で人間関係括られたら居場所を失うだろうに、という感じがする。

地域福祉計画は確かにゾーニングも大事かも知れないが、細かく地域を分けて居住区域で息苦しく助け合いをやっていいことがあるのか疑問だ。差別と偏見に充ち満ちてるこの社会で、マイノリティーがつながりあって、生きる場所をつくるのに、ゾーニング以外の手法も考えないと危ない。
地域福祉計画で一番大事なのは、施設や病院に拘束されている障害当事者や慢性期の疾病者をどうやって、施設外で生きられる場所を作るかということや、専門家任せにして、障害当事者や疾病者、困っている人たちが、専門家の餌食にならないよう、どう生きる場を保障していくか、ということが大事じゃないかと思う。

革新系で、地域社会を保守だ何だと言ってきた人が、地域という名のもとに、狭い世界に要援護者を押し込めて、地域ボスに甘んじさせようとすることに全く鈍感なことに愕然とする。

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