7/20② パパテキトー子育て支援
公務員バッシングによる公務員の労働条件の変化が、民間労働者の労働条件や経済への影響について、地方組織や組合員がいろいろ関心をもっていて、政府の答申やら、経済研究のデータなどを取り寄せる作業が続く。
夜、県が推進しようとしているパパの子育て支援にどんな提言ができるのか、フリーディスカッションする席に参加。
子育てしているパパさんは、孤立や世間の無理解、期待して裏切られて怒る妻をどうするかなど、さまざまな苦難が待ちかまえている。そんな人たちの話を聴きながら、子育てパパさんたちにどのような支援をすれば、子育てをつないでいけるのか、というアイディア出しをする。
最近、力の入ったおやじの会があちこちで立ち上がっている。そのことはいいと思う。しかし、この人たちには支援は必要ないな、自分たちでいろいろやるだろうな、ということになる。
逆に、「子育ては女の仕事だ」と言い切ってしまうようなパパさんたちにも、支援は必要ないだろう。とりあえずそれはそれでパパとして自分の絵を描ききっているからだ(実はその陰で妻が何考えているかは知りませんが)。
問題は、そんなに気負っていてないけど、少しは子どもに関わらんとなぁと考えている人たちだろう。
なんとなく妻に育児を任せっぱなしじゃいかんと思い、土日ぐらい子どもの面倒をみようと子どもを連れて公園に行ってみたものの、何していいかわからんし、下手に子どもを引き受けてみたところ、妻にできていないことをあれこれ指摘され、「子育てに向いていないんだなぁ」なんて感じている人たちへの応援、彼らがそれでも子どもと関わっていきたいなぁ、たまには残業を返上しようかなぁ、と思ってもらうために何ができるかだと思う。それに、そうしたことをわかる場にどうやってお父さんたちを引き出すか、ということが課題だと思う。
県は「すてきなパパの子育て支援」と銘打ってるが、私は「パパテキトー子育て支援」ぐらいがいいと思う。まずはテキトーでいい。子どもとかかわって、縁側で一緒にボーッとしていてもいいし、スーパーに2人で買い物行くだけでも良いんじゃないかと思う。悪ガキ仲間を連れてきたわが子と混ざって、どこかに連れて行ったっていいと思う。そういうことが、素晴らしいまで言わなくても、子どもにとってうれしいこと、ありがたいこと、発見することになるんだということをわかる仕掛けが必要なのだろう。そして励まし合える仲間づくりも。
アイディアはいろいろ出ました。方向も見えました。それはまとまってからご紹介します。今回はここまで。
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