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2005.06.10

6/10 統合はむずかしいね

職場が労働組合であるためか、社民党でリストラにあった人物からファックスが送られてくる。たぶん、自分の正しさを訴えようとして、相手構わず送っているのだろう。

その文章では、党への忠誠心の吐露と、リストラをした現社民党執行部の不法性や不義理についてさまざまな批判をしている。しかし自分がどれだけ社民党で熱心に働いたかは書かれていない。普通、こうした抗議はいかに職場のために力を尽くしたかが書かれるのだが、それが無いのが不思議だった。

党も党で、整理解雇を伝えた後に、自主退職を求めた。そして自主退職すれば退職金を払うが、整理解雇になれば退職金は払わないと言っている。雇用主の体面だけを守ろうとした一昔まえの日本の企業体質そのものだ。整理解雇なら普通は割増退職金の支払いになるはずだ。また、自主退職になれば雇用保険の失業給付などで不利に働く。どんな雇用契約になっているのかわからないが、不可解な対応だ。

運動体で働く者の労使関係とはわからないことだらけだ。

●神野直彦さん「財政学」を読み始める。
税金と公共支出の関係について感覚的につかんできたものを整理したい欲望によく応えてくれる。さすがは神野先生。
財政再建論議で「入るを計りて出るを制す」、「家計なら」というたとえがよくされるが、まったく違うのだ、そんなものなら財政というものは要らないという話。見返りのない税の徴収から、公共支出を行い、社会システムの再配分を行うことによって、政治システムの統合を図る、という財政の前提からは、税金が入るから使うのではなく、使うあてがあるから税金を取るということが正しく、その税と公共支出をコントロールして、政治統合をつくるのが政治の役割となる。
財政再建は1つの考え方だが、それが竹中平蔵氏のように至上主義にまでいくと、政府が崩壊する可能性があるのか。
いろいろ参考になる本であるし、政治はいい加減な議論をしているものである。

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