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2005.05.10

5/10 うっすらと根っこを地域にはやす

帰りに書店に寄り、「自閉症裁判-レッサーパンダ帽男の罪と罰」「学級の歴史学」を買う。
学級の歴史学は、書評につられて買ってしまった。学校のクラス制というものに、既存の学校ではない自由な学校をめざしていた高校がクラスに縛りつけられかけてから疑問をもってきた。両方とも興味があるので早く読みたい。

●高齢者をねらう悪徳商法が流行している。すぐ近くの富士見市では認知症(痴呆)のおばあさん2人姉妹を10年間騙し続けた業者がいた。昨日、富士見市長が2人に成年後見人をつけることを申請した。

これから、小金持ち高齢者が増え、こうした問題がさらに増えていくだろう。中高年現役時代は高給で金払いが良く、仕事一辺倒で、24時間地域で暮らす生活感覚が身に付いていなかったり、イベントとしての消費しか楽しみが見つからない、といったことも、こうしたトラブルに輪をかけることになるだろう。

予防策は、地域に友だちをつくり、楽しく暮らしてもらう方法を地域が創り出すことだろう。大きなお買い物をしたり、分不相応に孫にプレゼントしたり、不安商法にひっかかったりしないようにするには、お金がなくても楽しめるものをつくっていくしかない。
定年退職してから、地域社会に来い、と言っても行きにくいだろう。徐々に助走しながら、地域社会にうっすらと根っこを生やすサラリーマンづくりを始めなくてはならないと感じている。

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