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2005.04.17

4/17 暴走を止めるには

選挙区の民主党代議士のビラがポストに入る。小選挙区制になって、この地域選出の代議士ができて、こうしたものがポストに入るようになった。以前の中選挙区制のときには大宮の選挙区の飛び地で、選挙があったって候補者も来ないし、ビラも配られない地域だった。

読んでみると、八つ場ダム建設中止に取り組んだ、と報告されている。しかしこの選挙区を譲ってくれた県知事や、その一番の与党である県議会地方主権の会(新進党出身者の民主党会派)は、八つ場ダムの埼玉県負担金支出について民主党会派から分裂してまで容認した。

この議員の応援のために、小沢一郎氏が応援に来るらしい。この議員に限らず、民主党の一年生議員のホームページを見ると、そこらじゅうに小沢一郎が来たとか、来るとかそんなニュースだらけだ。党幹部が新人議員の応援やてこ入れに入るのはいいことだろうけども、党の会議を健康上の理由でほとんどさぼったりしながら、新人の囲い込みをやることに薄気味悪さを感じる。民主党の新人議員の半分以上に小沢一郎の息がかかっていると見てよい。

民主党にはいろいろな問題があると思う。しかし、平和運動しかまともにとりあってくれなかった社会党より具体的に人権を前進させる政策づくりにきちんと取り組んでくれるようになったことはほんとうに良い。
しかし、それも菅直人に鳩山由紀夫、それに横路孝弘という民主党のイメージを切り替えるべきときかも知れない。あまりにも小沢一郎に関係している議員が多すぎる。

社会党のときにも思ったが、自分の選挙区の候補者がどういうスタンスなのか、選別して投票判断したい。民主党は自民党のように、どの議員がどの派閥に入っているか、判断材料にできるよう、所属派閥を公表してほしい。

●「愛国無罪」暴徒化した中国の反日デモが唱えた開き直りの言葉だ。
森派や民主党の右側の議員たちは、愛国心の育成を教育改革のテーマに掲げ、教科書では自国の誇りだけを教え込もうとしているが、そういうことをやり続けると、江沢民政権のもとで愛国教育を受け続けた「愛国無罪」青年のような人をたくさんつくってしまうと痛感した。国を大切にする気持ちが、必ずしも、モラルの崩壊を止めることにはならないのだろう。愛国心は主観的なものでしかないからだ。
この中国の視野の狭い青年たちを反面教師として、教育について考えてほしい。必要なのは、主観的に国を愛しているかどうかではない。自分や、その周囲の社会や、人間関係を大切に思えるようにすることだ。そのためには、今生きている社会を大切なものと実感できる感覚、具体的には人々がその社会に参加し自らの手で改革するチャンスを創ることが大切だ。その結果として自分のいる社会、自分のいる国を大切と思わせていくほうが自然だ。

●EUが中国への武器輸出解禁に踏み切るかどうか、というところにきている。おそらくドイツやスウェーデンの有名な軍需産業がからんでいるのだろう。
部品がどう使われたか、という疑惑があるにしても、日本は武器そのものを海外に輸出してこなかった。戦争に謝罪していなくても、戦争に加担しないけじめの1つして、具体的に武器輸出禁止で自戒してきたことは、誇ってよいと思っている。
ところがドイツは、戦争犯罪について謝罪したものの、軍需産業が世界中の戦地に武器を売っている。そして今度は不安定要素の大きい中国に販路を広げようとしている。

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コメント

    2005/4/16の感想
反日感情は上海にも飛び火しました。日本政府の対応の仕方によっては更なる反日運動が起るでしょう。中国政府はそれを抑止できないでしょう。かつての天安門事件のときのような強権を行使することは、もう不可能です。中国政府自身の首を絞めることになります。情報は広く、中国国民は民主意主義に目覚めつつある。中には国粋的なものもいる。もう消えないでしょう。
小泉首相どの、町村外相どの、ここ数日中のあなた方の対応は、今後の日中関係に大きい影響を及ぼすに違いありません。肝心なことは歴史上の事実に照らし、中国政府よりも中国国民の気持に応えていかなければいけません。それぞれの国には国の事情がある、なんていっていては駄目! グローバルな通信網の発達で、世界は経済的にも政治的にも距離は極端に縮まっています。首相は先ず、靖国問題はタブーになっているだけで、日本国民の間でも解決はなされていないのだから、首相の参拝はやめることを示すこと。外相は、教科書の問題を、韓国同様に両国の専門家による研究課題とすることを明瞭にすること。これを避けてごまかせば、中国政府は更なる苦境に陥るでしょう。中国軍の動向も押さえられなくなるかも知れません。結果は中国の対日強行手段によるアジアの混乱。あるいは一党独裁の崩壊へ、となれば民主化への早道になるかも知れません。一方、日本の民主主義の潜在的後進性を暴かれ、アジア諸国のひんしゅくを買うことになる。先進国と任じている(?)日本人として本当に恥ずかしいことです。
場馬伸也著『満州事変への道』(中公新書)に、かつて1920年代の幣原喜重郎外相と田中義一外相の外交姿勢が書かれています。独自の外交理念に基づき、日本の経済的実益の増進を計ろうとする協調的幣原外交、中国進出への積極・強行政策をとる田中外交の違いがよく分かる。幣原外交はかなり強い自主外交であったにもかかわらず、世論から「弱腰外交」といわれ、独断的な田中強硬外交に変わっていった。満州事変への道は、田中外交によるものです。その後の結果は両国全国民を巻き込む悲惨な戦争と、わが国の敗戦。
いまの政治家、知識人よ、いまこそ幣原外交に学べ! 過去に学べ! もしこのまま相手国民の気持をくむこともできず、ズルズルと自己中心の外交(小泉首相の靖国参拝放置、教科書問題放置、国連常任理事国入り希望)をとり続けると、過去の歴史を繰り返す。経済上、外交上大きな失敗が目に見えている。経済的、文化的交流は欧米にはるかに巻き返されるに違いない。またぞろ同じ過ちを繰り返すことはないではないか。小泉首相、町村外相、今後の日本のために政治的勇気を出して、自分で撒いた世論に抗してでも方向転換をしていただきたい。よろしくお願いいたします(これは無理なお願いであろうか)。
                          

投稿: 西沢俊次 | 2005.04.18 11:57

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