4/14 三度目の家宅捜索
警察情報の新聞記事なのでどこまで信用してしまってよいのかわからないが、竹ノ塚の踏み切り事故の関係で、竹ノ塚駅長や東武労組が踏切保安係からの改善要望を会社側に伝えていた、と証言しているにもかかわらず、東武鉄道本社は「そのような話は聞いていない」と否認し、東武の本社が捜査に入られたらしい。
言ったことを聞いていない、という食い違いはよく起こることで、それそのものを否定できるものではない。しかし、現場での事故の因果関係等は、容疑者も事実を全面的に認定しており、捜査がこんなにも長期化していることは東武本社と、竹ノ塚駅、あるいは東武労組の証言との食い違いがあまりにも甚だしく、東武本社側に彼らの証言を否定できるものが何1つないからだろう。
現場職員の作業ミス、規程違反で本社が逃げ切ろうとしていることが見えてくる。証拠や証人のあることすらしらを切るのだから、利用者の意見や苦情なんてなかったことになっているのだろう。
こんな電車を利用していて大丈夫なのだろうか。不安になる。
鉄道会社は、安全性とサービスをトレードオフにするような議論をしたがる。安全性のためには電車の速度は上げられないとか、これ以上本数は増やせない、というような言い分である。でも、利用者の声も、現場労働者の声も、現場管理職の声も聴かないし、議論もさせない鉄道会社が、いろいろな人の叡智や工夫を反映できると思えない。安全性もサービスも良くできるとは思えない。
東武はサービスも悪いだけではなく、安全性も疑問があるのかも知れない。
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