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朝の通勤時間帯、東上線が信号故障で遅延。遅れているだけなのに、電車と電車の間があく。電車はどこに行ったのだろう。
乗り入れている有楽町線も、直通電車と和光市始発電車の出発順をかたくなに守るものだから、なかなか次の電車がこなかった。
●介護保険料が上がらないように、と介護保険制度の改革の議論が進んでいるが、とんでもない方向に議論が進められ、ゆり戻されているようだ。連合の介護保険制度の見直しに向けてによるまとめがわかりやすい。
介護保険制度では、程度の軽い要支援、要介護1の人の利用が急増していて、その人たちが利用すれば利用するほど重度化している、とニュースが流された。
ところが6日の衆議院での山ノ井和則議員(民主)の質問では、全国規模で行われる03年度の介護給付費実態調査では、要介護1の74.8%が状態維持で、悪化は18%と低く、悪化率は要介護2,3,4の方が高い、と指摘された。軽度の要介護者が介護保険を使うと悪化するというニュースの元データが小規模調査で偏りがおきる内容であった可能性が高いという。マスコミが厚生労働省が流した情報を鵜呑みにして世論誘導したものらしい。
ではなんでそんなことしたのか。
その間違ったデータをもとに、「予防介護が必要」という掛け声(必要ではあるが)のもと、新予防給付が導入されることになり、その中身として筋肉トレーニングの充実がうたわれた。
要介護状態には、筋力の低下のほか、記憶力や認識力の低下、特定疾患の発生などさまざまな症状がある。なぜか筋力の低下ばかりに注目されたのは不思議な話しだった。
どうもその裏側では特定の業者の筋肉トレーニングマシーンの売り込み話があったようだ。その疑惑に対する中根康浩議員の質問に、厚生労働省は特定の業者の特定の商品を使わせる話はしていない、と答弁している。
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