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2005.03.24

3/24 不可解な医師集団の力

抗ガン剤として効果がないとわかってしまったイレッサの継続使用を厚生労働省が認めたという。イレッサは偶発的に死をもたらす副作用があり、効果がないならただの危険な薬だという。薬害事件になるのではないか。

東洋人に効果がある、というふれこみだが、これもサンプルを偽装した疑いもあったらしく、人種によって効果が違うというのはないらしい。

それでも認められてしまうというのは、製薬会社やそこにぶらさがる医師、研究者、技術者ワールドを壊してはならないからだろう。医療と行政と政治の関係は闇だらけだ。

●昨日の乳幼児検診で市内のお母さんに話を聞いたら、検診にあたっている医師は、ほとんどの赤ちゃんに、「あたまの形が良くない」「股関節脱臼」などと診断しているらしい。医師法で疑義を挟めない医師が、思いこみだけの診療をやっている。アレルギーやアトピーのある子が来ようものなら、大変なことになるらしい。
この医師の行状で、整形外科は儲かり、保護者は育児不安になる。誰のための検診か。今日も憤る。

検診の間に聞いたが、その医師は、保育園の嘱託医なども引き受けている。あちらこちらから市の公金支出を受け取っている。朝霞市は市の事業に携わる医師が市民の力づけになっているのか、もっと適格性を厳格に審査すべきだ。

あるいは、医療や福祉など公的な人的サービスにはちゃんとオンブズマンを設置すべきだと痛感した。地域福祉計画のなかで徹底的にやりたい。板橋区には、区が営む保健福祉オンブズマンがある。北海道はk-netや愛知などには民間ベースの福祉オンブズマンがある。

政府の規制改革会議が05年度の方針を決めたらしい。またまた労働分野と保育分野の規制緩和を促進するらしい。何度も決着のついた話を繰り返し繰り返し蒸し返して、自分たちの利権を培養している。一方で、医療利権に阻まれ、医師の免許の更新制1つ実現できない。セクハラしようが、女の人から病気でもないのに子宮を切り取ろうが、免許は死ぬまで取り上げられない。

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