3/21 左右
しばらく頭痛で休養。
「青春の門」を見る。親分子分の人間集団に、鉱区を任せていく炭鉱社会の仕組みが垣間見えて面白かった。炭鉱労働運動は、この親分子分の人間集団の核を組合がつなげていったからまとまりがよかったらしい。
炭鉱労働というと3K労働そのものだが、意外と待遇は、政府のエネルギー政策の後押しもあって良かったらしい。それとびっくりするのは出勤率。平均70%ぐらいだったという。つまり常時3割の人が欠勤しているのだ。だからか、この人炭鉱で働いて大丈夫かと思うような文化人が、お金に詰まると北海道の炭鉱に「就職」している。あと炭鉱街のくらしは、飲んでばかりかと思っていたら、よそものばかりの山間地なので、映画や演劇、社会教育活動なども盛んに行われていた。北海道の炭鉱街は、北海道の中で大都市と同等に文化に敏感な街だったらしい。今は人口2万を切る夕張市も、最盛期には12万人の人口がいたが、その頃は映画館が20館以上もあった。
●人を左か右か、リベラルか保守か、分ける指標にあまり意味はないと思っているが、面白いサイトがあったので紹介する。私の気に入っているサイトからご紹介いただきました。
http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft1.html
で、私の結果は
判定結果は下記の通りです。 保守・リベラル度 -5.31 右・左度 -4.67 あなたの分類はリベラル左派です。
予想通りの中間左派。あまり期待を裏切らなかった。
右派、左派とは何か、という演繹的な議論があって、それからすると、この設問はどうかと思うところもあった。また陳腐なんではないか、と思う質問もいくつかあった。
しかし、このサイトが設定した質問は、現実の日本人が右派、左派をどういう視軸でみているか、ということだ。今の日本では、あなたはどちらに見られますよ、という自己点検にもなるか。
私の場合、家族や労働問題では典型的な左派的回答をしているが、介護の地域格差や教育の国責任などは右派的な立場での回答になった。
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