2/3 悩める首相怒る首相
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昨日は、公明党の井上議員の少子化対策の質問が良かったが、児童手当が少子化に効果がある、という説については少し強引な感じ。出産費用について、社会保険適用することについての厚生労働相との攻防は見所だった。
民主党の横路議員の構造改革で悪化する雇用問題と低所得者に関する質問はよかった。小泉首相の答弁も、構造改革の影をどうしようか悩んでいる姿が見えてよかった。
質問では、長時間労働・長時間通勤が、家庭とりわけ少子化への影響、ボランティア活動に参加できない、経済の活性化をさまたげている、といった内容。
不正問題や汚職に関する質問はほとんうに下品だ。
自民党の西野議員は民主党支持団体の不正献金疑惑と、民主党の石田議員の道路公団に関する質問は下品だった。自民党は立法府の政治家の取り締まりに行政権がバンバン働けということで、憲法の根幹にかかわるような内容だったし、民主党の石田議員は、いいっぱなしの不正暴露だけ。小泉に逆切れされて反論されたらそれでおしまい。昔の社会党ごろつき議員のようだ。
不正献金疑惑なら、該当する議員の懲罰でもやればいいことだし、行政府の不正にには制度改革になる議論をしてもらいたい。もう有権者もワイドショー的取り上げ方でとびつく時代ではない。
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