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2005.01.08

1/8 ごみリサイクル

正月、年始のあいさつばかりで世の中が本格的に動かないせいか、記事集めが厳しいのかもしれない。新聞各紙、自治体アンケートが目立つ。朝日は家庭ごみ有料化の調査、毎日は防災対策の調査。

ごみ有料化に対して私の考えは微妙。マンションのごみステーションどうしたらこんな量になるの、と言いたくなるほどごみを出す人がいる。それを市民が等しく払う税金で処理しているなら、出したもの勝ちの無料収集に問題感じないことはない。一方で、有料化すれば、公徳心の悪い住民は、不法投棄を始めたり、駅やコンビニなどの公共の場のごみ箱に捨てるようになる可能性も大きい。リサイクルの拡大や、本格的なデポジット制の適用品目の拡大とか、そういうことを併せてしなければ、違うところで負担が増えるだけになる。

一方、最近ちり紙交換を見かけなくなった。昔は資源ごみをリサイクルするのはこうした民間草の根の業者がやってきたが、バブル時代に、そのシステムを維持するコストが割高になったり、もっとおいしい仕事が増えてシステムが崩壊した。その後は、資源ごみのリサイクル収集は自治体がほぼ独占している。ところが、最近再びホームレスだった人たちなどが草の根リサイクル事業に進出し、各地のごみ捨て場から資源ごみを集めているが、これが自治体の業務と競合してトラブルになっている。杉並をはじめとなりの新座市でも、そうしたごみの抜き取りを規制している。
私はこのことこそどうかと思う。郵便事業が民業を圧迫しているのかどうか、本当のところは知らない。しかし杉並や新座の自治体のごみ収集の独占は、それこそ最下層労働者の仕事を奪う民業の圧迫ではないかと思う。リサイクルをシステムとして組み込むためには、横取りされてはかなわないというのもわかるが、それならこうした草の根リサイクル業者をコミュニティービジネスとしてきちんと自治体が制度の中にくみこむようなことが考えられないものなのだろうか。

●勢いにのって、以前買ったて、荷宮和子の「若者たちはなぜ怒らなくなったか」を読む。ガンダム、宝塚をたくさん引き合いに出すので、私には理解不能で投げ出していた。今どきの20代は同調志向が強く、体制から押しつけられたものを受け流すことしかできない、その憤懣はネットでのさらに弱い人たちへの罵詈雑言や暴言でバッシングすることに転化されている、という話に同感。また、最近の若い労働者に「教えてくれれば努力したのに」という考え方に怒っているのも同感。でもこれは最近の中年もじゃないかな、と思う。昨日の「フェミニズムの没落したか」よりくびれ世代礼賛で、ちょっと食傷気味。でも面白い。
同調志向が強い、というのは昨年の今頃、労働組合に若い人を参加させるハウツー記事つくるのに、千葉大学の宮本みち子教授にインタビューした際に指摘された。いじめだ何だと子どもどうしがぎすぎすした時代に育っているらしい。宮本教授いうには、ゼミでも絶対自分からは発言しようとしない、アイスブレイキングにものすごく手間がいる、というような話をされて、人のために怒ったり、みんなで問題共有して解決するなんて一番苦手なことで、自治会が当局の期待以上に簡単に崩壊したのと同様に労働組合には厳しい時代が始まりますよ、というお話しをされた。

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