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2004.11.25

11/24② 消防署へのヒアリング

午前中、地域福祉計画の団体ヒアリングで朝霞消防署を訪ねる。副署長さん、大隊長さん、救急救命士さんから、防災弱者の救助活動の現場の話を聴かせてもらう。

朝霞市は近所のつながりがまったく無くなってきていて、そのことで、消防や救急活動で、防災弱者の救出にとても大変なことになっている。聴覚、視覚、知的、精神などのコミュニケーションにハンデのある障害者や、外国人などの対応にとても困られており、福祉と消防の連携というのが、プライバシーの保護とワンセットで実現することが重要になってきている。
あとは急増しているマンション住人の防災、消防・救急活動の困難性も教えていただいた。近所となるべく仲良くしておくことは重要だ。我が家はできているのだろうか。
そういう意味で、町内会活動が話として上がったが、町内会の活性化が話に出てきた。その通りだと思うが、生命や財産の保全で迫って町内会活動に参加するように迫っても、といって参加する人が増えるとともに、町内会以外の近所の人間関係のあり方も考えてみる必要がありそうだ。

思ったより率直に話していただき、福祉のニーズもよく理解され、好感度アップの消防署だった。しかし、一部事務組合という一種の広域自治体が運営し、市役所と切り離され、防災行政は市役所に聞かないとわからないことが多いことや、福祉との連携も、市役所の出方待ちになってしまっている。現場を知っている消防署からの提案をもっとスムーズに受け止められる市役所のあり方も考えなくてはならない。

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