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2004.11.14

11/14 王子と社会民主主義

11月14日は埼玉県民の日。その理由はわかりません。さらに西暦784年平城京から長岡京に遷都した日でもあります。そのおめでたい今日に、紀宮さまの婚約が決まったようです。まだ最終決定ではないので気を抜けませんが、まずはおめでとうございます。

私の勤務する労働組合は、落選時の身分保障や、さまざまな政治活動を、組合が全面的に支援する「組織内議員」というのがいる。そして、10年前、わずか1年だが、その組織内議員から総理大臣が誕生した。
不謹慎な話だが、以前、酔っぱらって与太話をしていたとき、労働界が社会的に公認されるためには、労働界から誰か紀宮さまに婿入りしたらいいんじゃないか、という話をした。うちも組織内総理大臣が誕生したんだから、なんて。
で、お相手が地方公務員で、中途入職ということなのでどんなにエリートでも、まだ課長にはなっていないと思われる。そうなれば、うちの組合員である可能性が高い。ほらも半分当たっているのかも。もちろんその婚約のお相手が組合活動を熱心にやっているとは思えないが。

私のように左より(今でも私は社会主義の一派の西欧社会民主主義者ですと公言している)の私が、宮家を否定しないのは変と思われるが、私は共和制(大統領制)の国より、立憲君主制やその変形である日本の政治体制のほうが、恐怖政治の発生率は少ないと確信しているからだ。だから私は宮家を否定する立場はとらない。英国労働党は王家を否定しない。ファシストのフランコ政権から民政移管したスペインは、不安定で過渡的な中道保守政権の後に誕生したスペイン社会民主労働党の政権は王家とともに民主化を推進した。

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