10/17 子育てとNPO
夕方から、地域福祉計画策定市民委員会でご一緒している太田さんと太田さんのご紹介で、ASAKAいくじネットワークの田所代表を自宅に来ていただいて、家族と4人で食事しながら、子育て支援政策のあり方、市民との共有の仕方をどうするのか、フリートーキング。
育児不安の解消や、児童虐待防止などのために、既存の保育所、幼稚園の強化策とともに、子育て支援NPOの育成の大切さを子ども業界の中では認識されているが、定着した実践事例は少ない。しかし市内や近隣市に、先進事例として紹介される新座子育てネットワークや、田所さんのASAKAいくじネットワークがあるというのが頼もしい。
朝霞市の周辺は、下手に東京に近かったり、仕事と消費以外の関係性が希薄な住民が多く、NPO活動が弱い地域なので、NPO活動をどう育てていくか、ということも一緒に考えていきたい。
また、高齢者施策は、団塊の世代のおかげで多数派の高齢者予備軍によって政策が充実しはじめ、障害者施策は、バリアフリーの考え方の普及などで障害当事者の政策への発言力が高まりつつあり、あとは子どもと生活困難者の政策反映が課題だ、などという話にもなる。子どもをもつ家庭に対する行政やNPOのサポートは弱く、予算一つとっても、高齢者福祉に使われる政府予算と、子ども家庭福祉に使われる予算のけた違いの格差は考えなければならない。
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