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2004.09.20

9/20 連合会長

古田選手会長の人気が高いし、労働組合って何をしているのか、理解がひろがって、今回のストはほんとうにありがたい。
労働組合の幹部のイメージを大きく変えていることも好感度が高い。ストを逡巡し、突入すれば涙してファンに謝ったことは感動だ。
こんなにいろいろな人が関心を持っているのに、神宮球場まで自転車通勤をしているのもいい。選手会の幹部、他にも自転車通勤している人がいた。

しかし、労働界幹部はどうだろう。通勤は電車としても、組合事務所に到着したら、運転手付きの組合車。明らかな指導ミスでも絶対に謝らない。

連合の笹森さんは、しばらく労働界にいなかったタイプで、アピールも煽動上手な会長だ。今の連合の運動スタイルに対していろいろ注文をつけて変えようとしている。そのことは高く評価していい(やや個人崇拝の傾向が強いが)。
しかし、プロ野球選手会を連合が支援すると表明したときも、古田会長を総評会館の役員室に呼びつけて握手するにとどまってしまった。幹部が野球選手と握手するだけでは、市民のや組合員に、ああ、連合は選手会と気持ちが1つなんだな、と思われる努力がいま一歩だったのではないか。

労働運動は迷走して、再構築が求められている。そのことは連合自身も評価委員会などで反省し、自覚している。
選手会のたたかいは、連合運動の再構築に、いろいろな意味で勉強になる。プロ野球選手は、契約労働者だし、賃金は能力主義丸出しで不均一、そして、賃金だけでは労働運動になりえない職場事情、今の職場で労働運動を行う上での課題が凝縮している。これらをうまく消化すれば、パートや契約社員だらけの職場や、賃金にばらつきのおおきい職場での労働運動をどうたたかえばよいのか、よい参考例になるのではないかと考えている。

古田会長が労働組合に対する認知度、迷える労働組合の在りよう、それらを社会や市民に伝えてくれた。それだけでも次期連合会長にしてもよいぐらいの貢献と思えるが、これは実現しないだろう。

また連合は、単に労働組合としての交渉術や支援を表明するだけではなく、これから地域の連合組織などで、その地方を拠点とする球団の入場券の販売斡旋などに取り組んでもよいのではないか。

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