8/2 地価上がる
珍しく自宅に来客の続き、ハイテンションで送った楽しい週末が明けての月曜日。仕事に出てみたものの、夏休みとして閉じることをしない職場のせいか、同僚の半分ぐらいが有給消化の休みだったり、午前休みだったりして、なんとなく仕事が進まない。
仕事の取材の待ち時間、霞ヶ関の政府刊行物センターに立ち寄り、樺島郁夫ゼミの選挙ポスターの研究を発見。選挙区事情と、色遣いやポスターに書かれるフレーズの関連性など研究していて面白い資料だと聞いていた。ぜひとも入手したいと探したがどこも売り切れ、品切れで断念していたので、1万円という値段だったが思い切って購入した。
労組の機関紙づくりという仕事柄、選挙があればポスターやちらしの仕事が大なり小なり舞い込む。デザイナーは選挙に知識があるわけじゃないので、デザイナーにサジェスションしながら作業をしなければならなくて、そのための理論的な裏付けが必要なので有用になるだろう。
帰りに書店に立ち寄り、斉藤貴男「安心のファシズム」(岩波新書)を購入。細かい不正ばかりあげつらって、強い者をたすけ、弱い者をくじく今の社会をいいあてて妙だ。まずあすの通勤電車で読んでみる。
銀座や表参道の地価がものすごい勢いで上がっている。東京は有名ブランド店、地方は大手スーパーによって土地の利用がめちゃくちゃにされている。個性のある店が全国的になくなっている。
構造改革が期待しているはずの、若い人の事業欲を刺激するのは、払ってもない税金を負けてやるより、地価や地代などの初期投資にかかる経費を下げてやることではないだろうか。
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