2021.06.17

6/17 税金からなる予算の流用はどこまで裁量権があるのか~16日の議案質疑から

昨日16日、6月定例市議会の市長提出議案への議案質疑が行われました。 ※インターネット録画もあります。

一般会計補正予算(第2号)は、新型コロナウイルス対策を中心に盛り込まれた予算です。理美容店の感染対策費に補助が出たり、再就職のための資格取得に最高10万円の助成が出るようになったり、従来型の感染対策経費が盛り込まれています。
学校にICT端末が入ったものの、それを共有するディスプレイがないことがネックでしたが、市内のスポーツ用品店の代表者から寄附があり、今回各校2~3台購入できることになりました。ありがたい話です。
その補正予算、計上されていないものに課題がありそうです。残念なことに、今回も生活保護まで至らなくても失業などで生活困窮に陥った人への市の独自支援は見送られています。過去全体を見ても個人支援は水道代の一部軽減だけです。次の補正予算は10月になり、そのときには困窮者対策は手遅れになるので、生活援護貸付金の債務整理のロジックから困窮者支援を考えるしかなさそうです。
この議案となるか別議案となるかはともかく、跨線橋の老朽化で緊急支出した4000万円(将来的には合計4億4000万円になります)が補正予算で議会に出されていない問題を指摘しましたが、市からは裁量の範囲内、流用した予算は足りなくなったら埋めればよい、という予算管理を放棄するような答弁が行われ、衝撃を受けています。他市の議員にも聞いてみましたが、このような対応は見られないと驚かれています。ベッドタウン朝霞市において、重要なインフラを担っている鉄道会社には将来にわたっての工事に対する議決という民意の担保がされなかったことに申し訳ない思いです。

同様に公共施設は誰のものか、ということを考えさせられるのが、公共施設等総合管理計画策定委員会の廃止議案の審議でした。公共施設の総量規制や再配置をこれからの自治体はやらなくてはならないためにこの計画が策定されたのに、その中身の運用は自治体の裁量でやらせてくれ、という内容で、研究者や市民などの意見を求める常設の仕組みがなくなります。
この提案に同じ会派の本田議員が食い下がり問題提起しましたが、庁内で、担当課で、を繰り返す答弁でした。3月定例市議会での公共施設をめぐる答弁もあわせ、公共施設を市民共有の財産ではなく、公務員が市民に使わせやっているものと勘違いしている片鱗が見られます。

第36号の図書館の工事では、3月議会での予算提示があやふやでもめた経緯から、再度明確にすることを求めました。主工事は天井の作り直しで天窓がなくなります。それにあわせて、トイレのバリアフリー化、和室の廃止と読書困難者への支援スペースや打ち合わせスペースの確保、そして内装のリニューアルが行われます。そのことが開館当時の先進的な設計思想を温存できる工事になるのか、今までの利用者のイメージと大きく違ったものにならないか確認しています。利用者にも早めにそのイメージに違和感が持たれないように広報することを求めております。

〈議案と質疑者、私の質疑に関する要約〉
第29号 専決処分の承認(市税条例改正)
  質問者:黒川,田辺
Q.どのような内容か
A.主には、今年度改定があった固定資産税の評価替えで上昇した方は1年据え置きして、次年度から負担調整措置で上げることが地方税法で決まったのでその対応が盛り込まれている。
第30号 専決処分の承認(都市計画税条例改正)
  質問者:黒川,田辺
Q.固定資産税と同様か
A.同様に評価替えで税額が上がった人には据え置きをするなどの内容。
第31号 専決処分の承認(一般会計補正予算第1号)
  子育て世帯生活支援特別給付金関係、4月8日専決処分
  質問者:本田,田辺
第32号 一般会計補正予算第2号
  障害者施設・子ども食堂・児童館・保育園・子育て支援センター・認可外保育施設・ファミリーサポートセンター・放課後児童クラブの感染症対策費、ワクチン接種の事務費の変更、理美容室への感染症対策支援、小中学校教室へのディスプレイ導入、図書館のシステム入れ替え
  質問者:駒牧,外山,黒川,本田,遠藤,大橋,山口,田辺
Q.新型コロナウイルスでいろいろなニーズがあるなか、予算編成にあたりリソースとしたものは?
A.要望書は、市議会2会派、市民団体1団体、事業組合2団体から提出され、担当部署で整理して庁内予算要望で判断された。各課からは4月16日に要求を締め切り、4月20日に採否を判断した。17事業のうち、14事業の採択を行い補正予算案を編成した。
Q.3月定例会で市長から報告された東上線の跨線橋のコンクリ剥落の対応予算が入っていないが?
A.東武鉄道と協議を行い跨線橋5橋の点検を早期に実施し、その後、点検に係る設計作業を進め、5月28日に点検実施業者と契約を締結いたしました。予算は、道路維持費の道路修繕工事からの流用した。今後、流用元の予算執行状況をみながら適切な時期に補正予算を計上する。
Q.道路修繕工事費用は当初予算で積算があって見積もっているので、使途があるはず。4000万円にもわたる工事を流用して何ヶ月も後から道路補修予算が足りなくなったら埋めればよい、でよいのか。緊急時なので短期間の流用はやむを得ないものの、補正予算の提出が必要ではないか
A.予算の款項未満の内容の流用は地方自治法で認められている。
Q.当初予算でつかなかった学校にディスプレイの配置が計上されているが、全クラス分ではないので、各校の配置はどのような考え方になるのか
A.各校の取り組み状況、既存の大型映写機材の配置、在校生数などを考えながら各校2~3台の配置となる。
Q.学校側で端末の故障やトラブルなどが起きていると思うが、対応要員の配置はないのか
A.補正予算の審議のたびに対応要員の人件費は議論になっているので放置するつもりはない。ただし今回は原資が市民からの寄附なので、(毎年発生する人件費ではなく)物品購入にさせてもらった。

第33号 服務の宣誓に関する条例及び固定資産評価審査委員会条例改正
  宣誓書の書式から押印廃止
  質問者:田辺
第34号 国民健康保険条例改正
  COVID-19の名称を「新型コロナウイルス感染症」から「新型コロナウイルス感染(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機構に対して人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症をいう。以下同じ」に変更
  質問者:本田,田辺
第35号 市公共施設等総合管理計画検討委員会条例の廃止
  質問者:本田,田辺
第36号 工事請負契約の締結
  朝霞市立図書館本館改修工事を、2億9025万円で、コバ建設埼玉営業所が落札し契約することを承認する議案
  質問者:黒川,山口,田辺
Q.3月定例市議会では確定しておらずもめた工事内容だが契約するにあたって固まった内容は
A.天井の漏水を止めるために天窓を埋める工事、トイレのバリアフリー化、和室の廃止と音読活動の支援スペースや打ち合わせスペースにすること、事実上自習スペースになっているミーティングスペースの廃止、内装のリニューアルなどが内容である。
Q.天窓がなくなり電気照明に変わることで、図書館の落ち着いた雰囲気を温存するための対策は考えているのか
A.当初の開館当時の設計思想を尊重して工夫したい。
Q.現在の図書館の新築時、全国でも最先端の図書館として話題になったが、そのときの設計思想や機能を再確認することはされたのか
A.今回の工事で建物の前提が大きく変わるので、設計思想を開館当時の設計者や図書館長に確認して設計している。
Q.改修後の図書館の内装イメージは公開しないのか。閉館してきれいになったらイメージが変わっていて驚かれてるのは良くないのではないか
A.当初は契約議案が通ってからと考えていたが、できるだけ早く、館内掲示などしてイメージを利用者に示してみたい。

第37号 人権擁護委員候補者の推薦(要害映子さん・続投)
  質問者:田辺
第38号 人権擁護委員候補者の推薦(奥村晴代さん・続投)
  質問通告者なし
第39号 人権擁護委員候補者の推薦(飯倉昇明さん・続投)
  質問通告者なし
第40号 固定資産評価員選任の同意(金子智之さん・新任)
  質問者:田辺
第41号 手数料条例改正
  マイナンバーカード再発行手数料(引きつづき存続)が市の収入でなくなることから削除する内容
  質問者:黒川,田辺

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2021.06.15

6/15 あす、臨時交付金などの使途、図書館の改築の内容などを確認する市長提出議案への質疑です

あす16日9:00~市議会本会議で、市長提出議案13本に対する質疑が行われます。詳しくは4つの委員会に割り振られて詳細な審議をしますが、概要や大きな課題を各会派・各議員が取り上げる場面です。
傍聴も歓迎いたしますが、新型コロナウイルス感染対策で、インターネット中継をご利用することをおすすめいたします。

〈議案と質疑者〉
第29号 専決処分の承認(市税条例改正)
  質問者:黒川,田辺
第30号 専決処分の承認(都市計画税条例改正)
  質問者:黒川,田辺
第31号 専決処分の承認(一般会計補正予算第1号)
  子育て世帯生活支援特別給付金関係、4月8日専決処分
  質問者:本田,田辺
第32号 一般会計補正予算第2号
  障害者施設・子ども食堂・児童館・保育園・子育て支援センター・認可外保育施設・ファミリーサポートセンター・放課後児童クラブの感染症対策費、ワクチン接種の事務費の変更、理美容室への感染症対策支援、小中学校教室へのディスプレイ導入、図書館のシステム入れ替え
  質問者:駒牧,外山,黒川,本田,遠藤,大橋,山口,田辺
第33号 服務の宣誓に関する条例及び固定資産評価審査委員会条例改正
  宣誓書の書式から押印廃止
  質問者:田辺
第34号 国民健康保険条例改正
  COVID-19の名称を「新型コロナウイルス感染症」から「新型コロナウイルス感染(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機構に対して人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症をいう。以下同じ」に変更
  質問者:本田,田辺
第35号 市公共施設等総合管理計画検討委員会条例の廃止
  質問者:本田,田辺
第36号 工事請負契約の締結
  朝霞市立図書館本館改修工事を、2億9025万円で、コバ建設埼玉営業所が落札し契約することを承認する議案
  質問者:黒川,山口,田辺
第37号 人権擁護委員候補者の推薦(要害映子さん・続投)
  質問者:田辺
第38号 人権擁護委員候補者の推薦(奥村晴代さん・続投)
  質問通告者なし
第39号 人権擁護委員候補者の推薦(飯倉昇明さん・続投)
  質問通告者なし
第40号 固定資産評価員選任の同意(金子智之さん・新任)
  質問者:田辺
第41号 手数料条例改正
  マイナンバーカード再発行手数料(引きつづき存続)が市の収入でなくなることから削除する内容
  質問者:黒川,田辺

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6/10 議会初日、一般質問の割り振りが決まりました

6月定例市議会がスタートし、議会運営委員会の調整どおり、市長から13議案、市民から2請願が上がり、市長提出議案には簡単な提案理由の説明が行われました。
また、6月25日、28日、29日に行われる、市議会議員がそれぞれの持ち寄り課題を質問する「一般質問」の日程割り振りが決定しました。慣例によって議長がエントリ順に以下の3日に割り振りし議場で宣告しています。
6月25日(金) 小池,原田,田原,福川,駒牧,宮林,遠藤,岡崎,獅子倉,須田,大橋,柏谷,山下
6月28日(月) 外山,佐久間,田辺,石川,本田
6月29日(火) 黒川,山口,斉藤,利根川
※各日9時からとなります。質問通告の一覧は、16日の市議会ホームページに公開されます。

●私の一般質問は29日9時~となります。

●終了後、全員協議会が開かれ、3月に発生した第五小学校の給食事故の報告書の説明と、3月下旬に発生した東上線跨線橋2ヵ所のコンクリート剥離の当面の対応が行政から報告されています。
第五小学校の報告書に関しては、報告が遅すぎるという感じがしています。さらには、基準等や日付的な情報が完全でないことから、多数の議員からの質問が飛んでおりました。
東上線跨線橋のコンクリート剥離に関しては、5月下旬に東武鉄道と話がまとまり、当面、4000万円かけて、2つの跨線橋の点検と緊急補修を行い、その後来年度から全面的な補修に入ることが決まっています。その総額経費を4億円と見込んでいます。東上線の運行に関わることから、先送りできない案件です。

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2021.06.07

6/7 議員の持ち寄り質問「一般質問」エントリ終了

6月25日、28日、29日に行われる、市議会議員がそれぞれの持ち寄り課題を質問する「一般質問」のエントリが7日12時に締め切られました。議長を除く23議員のうち、22議員がエントリしています。

エントリ順は(敬称略)、
小池,原田,田原,福川,駒牧,宮林,遠藤,岡崎,獅子倉,須田,
大橋,柏谷,山下,外山,佐久間,田辺,石川,
本田,黒川,山口,斉藤,利根川
の順で、この順番で質問が行われます。
この順番でいうと、私は29日午前になるのではないかと思います。

決定した質問の日割りは、6月10日の定例会初日の最後に、議長から宣告されます。
各議員の質問通告内容は、16日に市議会のホームページに掲載されます。

●私からは、7項目通告しました。
1.学校給食事故とその後の対応
2.新型コロナウイルス対応(ワクチン,密防止,パブリックビューイング)
3.広報・情報提供の課題
4.個人情報保護法改正の対応
5.文化施設の課題(図書館・公民館)
6.交通政策(地域公共交通政策,市道1号線,介護の圏域と交通)
7.市役所の環境整備(駐車場整備予算の執行の内容)

●おおむね高齢者の1回目の接種が終わる、6月末の質問ですが、ワクチン接種に関して9議員から通告されており、今後64歳以下のワクチン接種の段取りがかなり明確に示されるのではないかと思います。

●傍聴は可能ですが、新型コロナウイルスをふまえて、インターネット動画公開、録画公開を活用していただく方法もあります。

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2021.06.05

6/1 ワクチン接種のこれからの課題に、会派「立憲・歩みの会」として市に要望書を提出しました

S__50708596/1 午後、市長室を訪れ、神田副市長と面会し、新型コロナウイルスワクチン接種に関する要望書を提出しました。この間の情報の出し方に対する問題意識と、64歳以下の接種を進めるにあたっての考え方を伝えました。ワクチン接種推進室が多忙なことから回答を要求せず、会派としての意見として届けたものです。

要望書の内容は、64歳以下の接種の推進にあたって、教員・保育士・放課後児童クラブの指導員を優先接種すること、休日接種者の殺到を意識して休暇を取得しにくい若年労働者に配慮すること、パニックを鎮静化させるために予約や接種の進捗状況を公開すること、などを求めました。

〈要請書本文〉

2021年6月1日

朝霞市長     富岡 勝則 様
朝霞市教育長  二見 隆久 様

新型コロナウイルスワクチン接種に関する要望書

朝霞市議会立憲・歩みの会
     市議会議員 黒川 滋
  市議会議員 本田麻希子

 日頃の市政の改善に向けてのご尽力に敬意を表します。
 新型コロナウイルスワクチン接種を推進していくにあたり、当会派として、以下の各項目に関して対応を求めます。

1.引きつづき、入荷できる見通しのたったワクチン本数と、接種実施体制に見合った接種券の送付を細分化して行うこと。計画した接種券の送付日程を繰り上げないこと。

2.新型コロナウイルスワクチン接種の予約を、できるだけインターネット申請をしてもらうよう誘導策や周知を徹底すると。

3.64歳以下の接種開始に向けては、多人数の接触がある保育と教育の継続を図るために、保育園・幼稚園・放課後児童クラブ等の職員、学校の教職員に対する新型コロナウイルスワクチン接種を優先的に進めること。

4.64歳以下の接種開始に向けては、職場での地位から、平日の休暇を取ることが難しい若年層が確実にワクチン接種できる仕組みとルールづくりをすること。市内事業者だけでも経営者層に接種のための平日休暇の取得を働きかけていくこと。

5.要介護者等、支援を必要とする人への接種に関して、なお一層の接種可能となる対応や支援を検討すること。通所施設においての通所者への接種を施設内で行うこと。

6.ワクチン接種にあたり、予約の電話回線やインターネット通信の通信容量を確保すること。

7.新型コロナウイルスワクチン接種に関して、市民の安心と行政に対する信頼を保障する上で、今後、議会に対して接種に関する決定事項を適時に伝達すること、接種の総量と進捗状況を定期的に報告すること。

8.ワクチン接種の進捗に関する情報を、庁内や議員、可能であれば市民にも共有し、過剰な不安感や焦りによるトラブル誘発を抑止すること。

以 上

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2021.06.04

6/4 議案が示されました~議会運営委員会開かれる

9:00~市議会の議事日程を調整する議会運営委員会が開かれ、6月定例市議会の新型コロナウイルス対策の補正予算2本を含む13議案が示されました。また、市民からの請願は2本出ています。

日程は6月10日が初日・議案提案、16日は本会議での議案への質疑、18日が総務常任委員会、22日が民生常任委員会と教育環境常任委員会、25日、28日、29日が議員が論題設定する「一般質問」、7月1日が最終日で討論→採決となります。

●提出されている議案は、「続きを読む」以降ご覧ください。

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2021.06.03

6/1 水道料金の改定の検討が始まっています/市民参加型の公共交通のルールづくりが始まりました

2つの行政内の会議を傍聴してきました。

●1日10時~市の水道庁舎で、上下水道審議会が行われました。新年度の初回の会議ということで、上水道・下水道の行政、財政、課題などをオリエンテーリングしていましたが、3点の協議課題が提示されて、次回から10月までの5回にわけて審議、結論を出していくことになります。
・上下水道料金の水準(つまり水道料金の値上げ改定)
・膝折浄水場(幸町2丁目)の廃止
・あずま南地区土地区画整理による下水道整備(カインズの東側の地域を市街化区域に組み込むことによる整備の計画化)

水道料金のうち、上水道は、水道経営計画で最大30%の値上げ改定をしないと将来には水道管や浄水場の改築のための資金が捻出できないという課題を示されています。下水道に関しては、夏に示される下水道経営計画の結果によって、長期的な資金不足が明確になるなかで料金問題が出てくる可能性が大きいです。
膝折浄水場は施設の老朽化で全面改築しか存続する道がないことと、水道使用量が下がっていることから、廃止という提案は妥当だと思います。そのなかで廃止後の姿をめぐって協議が行われ、廃止という結論が出されるようです。

●1日14時30分~市民会館で、地域公共交通協議会が開かれました。バス空白地域のバス路線づくりの手順が示されました。
3月にこの協議会で策定した「地域公共交通計画」にもとづいて、交通不便地域がバスや乗合タクシーを誘致する際の手続き「公共交通空白地区への導入ガイドライン」が市から示されました。次回10月に結論を得る予定です。町内会を中心に、地域協議会を立ち上げ、どういうダイヤ設定にしたらよいか、バスの通行経路の納得性、住民の使用目的などを話し合いながら需要と採算性(経費の30%以上の運賃収入)を見定め、路線決定をしていくというものです。現在、根岸台7丁目、上内間木地区、溝沼3丁目&膝折4丁目の3ヵ所が想定されて、市が地域団体を触発しながら、住民がアイディアを出して公共交通を作っていく絵姿になると思います。

●行政の審議会で、議員委員が意見を言いすぎることが課題だと思いました。議員は市民のなかで日常的に行政情報に接する機会があり、議場でも様々な立場の考え方を聞くことができています。そのなかで、市の審議会で意見を言いすぎると、市民や業界団体の意見が出なくなるなぁ、と気になっています。市民や業界団体の委員の方が話しにくいなと思ったら口火を切る役割と、市民や業界団体が行政に萎縮して意見を中途半端にさせているときに、助力するというようなことに徹すべきかなと思いました。
行政の法解釈権に属する自己規律ですが、自治省が「行政実例」という地方自治法の解釈を出していて、1953年、昭和28年にこうした行政の委員会・審議会に議員が委員で参加することは、適切ではない、という解釈がされています。議会と行政のけじめのなかで、議会は、議会のなかでやれ、ということではないかと思います。
他市では、不適切という行政実例を再確認するなかで、議会の議員が行政の委員会の委員になるのをやめています。
私は2期目のときに提案のあった審議会・委員会の設置条例には、議員委員が入っているのが問題、と何度か修正案を提出していますが、否決され続けています。ケースによっては、革新系の議員にまで反対されています。

●議員の委員から出た意見のなかには、これみんなで話し合って決めましたよね、というものがあって、一事不再議みたいな世界だなと思いました。票をとるためにはこの話でごねてやったと証拠を残すのは大事なのでしょうが、と思ったものです。

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2021.06.01

6/1 慢性疾患の優先接種の受付が始まりました

まずご案内です。59歳以下の慢性疾患のある方の優先接種、市として自己申告を受付始めています。説明はリンクの ホームページ をご覧ください。登録画面から入力するか、PDFをダウンロードしてFAX送信することになります。到着後、他の接種券の出力のタイミングにあわせて接種券を発送することになります。

●次の接種券発送は60~64歳となります。慢性疾患該当者と同時か先行することになります。並行して慢性疾患該当者に接種券が順次発送されます。ここから、身体障害者や難病の方などは市から電話や訪問で直接ご連絡し、接種の案内をする予定です。その次に、59歳以下の方々への接種の案内となりますが、ワクチン供給量や接種体制と無関係に一気に接種券を送ればまた混乱状況に陥ります。その詳しい内容は未定(あるいはただ案内されていないだけかも)です。

●インターネットを操作できない高齢者が、ワクチン接種の予約に困り果てられています。市役所に電話が殺到しています。毎朝一番の時間帯はなかなか交換電話もつながりにくくなっていて、他の用務のある方にご迷惑かけているのではないかと思いますが、なにとぞご容赦ください。
市議会会派「立憲・歩みの会」では、5月28日(金)と30日(月)に、街頭でインターネット予約の応援をいたしました。2回で50人以上の方が訪れていただき、うち34人の入力を応援いたしました。

課題として見えてきたのは、やはり、職場にコンピューターがないのが当たり前の時代を過ごした、団塊ゼロ世代と言われる、1940年前後生まれの方々まではインターネットの操作は困難でした。画面に一覧性もないので、操作に戸惑う場面も私自身多くありました。

一番の課題は、接種に関する様々な情勢変更の情報がないことです。最新の状況は、いつ時点の更新情報か明示のない市のHPに書かれているだけです。インターネットの操作にたどりつけない高齢者たちは、結果的に噂話で街をさまよっている、というのがこの2日間の感覚です。
また高齢者を支える民生委員さんなどの問い合わせも会場で受けることが多く、そうした方々にも情報がないこともありました。

本田議員が通行人に積極的に声をかけて状況を聞きまくっていました。そこからは、大半の市民は接種に向けて、家族やご近所、ときには町内会の組織的な支援を受けて予約を取っているということが見えてきましたが、一方では、放置されている高齢者はそのままで、私たちのブースに来ていただいて解決できたのだと思います。

●今回の行動の着想は、別の会派の同僚議員が取り組んでおられたのをSNSで知り、私たちは街頭でやろうか、と考えたところです。政治的になると嫌なので、会派名・議員名などは極力抑制して取り組みました。

●市のSNS等、簡易な情報入手手段に対する情報伝達が悪い、と感じるところです。接種の制度の変更、新たな登録が必要な作業の案内などが、ほとんどSNSに流されていません。イベントとスポーツ関連情報ばかりで埋め尽くされて、新型コロナウイルスへの危機感があるのかと思わせてしまっています。ちゃんと情報のプッシュしてくれ、と思うところです。
こういうことを私が書くとワクチン接種室への負荷がまたかかってしまいます。しかし、これだけ市民の関心の高い問題の広報は。担当課の問題ではなくて、市全体としての広報体制の問題だと思います。広報担当として担当課から聞き出して記事を作るということが必要ではないかと思うところです。市役所への問い合わせ電話や抗議電話の量を減らす取り組みでもあるのではないかと思います。

●一昨年の街アピール目的のホームページの改良時にも問題にしましたが、こういう事態のときに、トップ画面がおおきすぎるホームページは邪魔でしかないと感じるところです。新着情報がトップに出てこない、緊急性の高い情報がトップページにリンク貼りにくい、などなど。見る方も探しにくいです。

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2021.05.31

5/31 本日10時から予約入力を応援します 朝霞駅東口ロータリー

26~28日、市として新型コロナウイルスワクチン接種枠を大量(説明資料がないもので具体的な数字ではありませんが、万という単位です)に追加し、予約枠をめぐる混乱は回避できる状態になりました。
電話予約は回線数に限界がありつながらないので、引き続きつながりにくいと思いますが、インターネットからは、接種の日時や会場を制約しなければ、予約が取れる状態になってきたと思います。

  インターネット予約の入口
  直接・インターネット予約画面へ

  インターネット入力の説明書(PDFファイル)

インターネットからであれば予約が取れない状態が解消したことから、市議会の会派「立憲歩みの会」として、新型コロナウイルス・ワクチン接種のインターネット予約に困っていたり難しい方を想定して、予約の支援を街頭で行います。お困りの方は焦らずにお越しください。

5月28日 10:00~14:00 朝霞台 南割公園(ひこうき公園・市役所朝霞台支所斜め前)【終了】
5月31日 10:0013:00~15:00 朝霞駅東口駅前広場
【開始時間を変更しています】

※屋根のある会場で行いたかったのですが、事務所を持てない議員2人の会派で、感染症対策もあり、露天で行うことにしました。
※雨天の状況がひどいとき、会場が密になった場合には、中止することもあります。そのときはご容赦ください。

市役所本庁舎でも予約の支援を行っています。

●28日の取り組みの結果ですが、まだまだたくさんの予約が取れないで困り果てている高齢者がいらっしゃる状況がうかがえました。地域の民生委員さんにも見つけていただいて、ご案内していただいた高齢者もおられました。民生委員さんからは、高齢者から認識されるように2~3日同じ場所でやってもらえたら、というご提案をいただきました。
ニーズがそれなりにありそうなので、今後どう展開するかは、会派で考えてみたいと思っています。6月定例市議会の日程と、準備と宣伝時間、天候とのにらめっこだなと思っています。インターネットができない方相手なので、どうしても紙媒体での宣伝の準備時間が必要です。

●以下、28日の取り組みのふりかえりです。
初めて他人のものからですが、予約画面を直接見ることができました。

●ブログを書くような私には、作業は簡単でしたが、高齢者にとっては、作業を応援するにしてパソコンにたどりつけても、
・英数字を混ぜてパスワードを作ったり入力での英字と数字の切り替え、
・一番大事なキーにあたる接種券の番号の字の小ささ(私でも老眼鏡がいります)と、
・接種券番号が、最初にゼロが連続する数字が来ているのでゼロの数の読み間違え、
・役所の頑迷な元号使用がために接種券の生年月日が昭和で届いているのに、画面の最初の入力で西暦の誕生日入力が必要だ、
などが壁になっています。なかには、ありえないと思うところがあります。

●朝霞市の入力は第1キーが会場なので、会場はどこでもいいから、という方の予約画面の取り方が手間取ると思いました。また2回目接種の会場が選べなくて、日程を選び直すときに一度キャンセルしなければならないのが、せっかく取った予約が取れなくなるとの不安を招いている感じがしています。

●2回の接種のインターバル3週間というのも誤解が多いもので、ぴったり3週間じゃないとキキメがなくなると勘違いされている方がたくさんおられました。3週間以内にやってはならないことですよ、早い方がいいけど、少しぐらいあいてもと申し上げました。マスメディアが「3週間」を強調するだけで、視聴者に正確に理解される報道をしていないなと感じるところです。

●予約結果を紙で出す機能がありません(といってもプリンタがなくてはなりませんが)。控えを書き取る紙も同封されていません。高齢者にとっては、記憶やメモの間違いから接種に行くときのミスが必ず起きると思っています。予約結果の控えを大きく書くシートを用意してお渡ししました。
封筒にメモされている方が多かったのですが、封筒の色が濃すぎて、字が読みにくいなぁ、と思いました。朝霞市全般、送ったものの封筒がどう使われているか振り返って、色選びを再考してほしいものです。市議会の茶封筒とそれいゆプラザの黄色の封筒はよいけど、他の封筒の色がメモできなすぎます。

●ひこうき公園の予約応援では、朝霞台地区の参加医療機関が限られているために、会場選びに困難をきたしました。また取れる会場が坂を挟む場所ばかりで、交通手段で難色を示される方が何人かおられました。

●ご来場者のなかの少なくない方が電話をかけ続けたとおっしゃっていました。高額なコールセンターで細い回線では、簡単にパンクするに決まっています。そもそもコールセンターって何のためにあるのか、と思うところですし、準備に混乱する自治体相手にコールセンターに委託を前提に政策誘導した政府の思惑は何だろうかと感じるところです。コールセンターに委託する、という全国の自治体に共通した電話受付業務のあり方に対する先入観・思い込みが問われていると思います。
市としてもトラブルが混乱になってくると市職員が直にやらなければならない、ということを肝に銘じて、今後の混乱が予測される業務に取り込んでほしいものです。

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2021.05.27

5/27 会派としてワクチン接種の予約を支援します 28日と31日

26~28日、市として新型コロナウイルスワクチン接種枠を大量(説明資料がないもので具体的な数字ではありませんが、万という単位です)に追加し、20日頃から25日まで続いていた予約をめぐる混乱は回避できる状態になりました。
電話予約は回線数に限界があるので、引き続きつながりにくいと思いますが、インターネットからは、接種の日時や会場を制約しなければ、予約が取れる状態になってきたと思います。

  インターネット予約の入口
  直接・インターネット予約画面へ

  インターネット入力の説明書(PDFファイル)

予約が全く取れない状態が解消したことから、市議会の会派「立憲歩みの会」として、新型コロナウイルス・ワクチン接種のインターネット予約に困っていたり難しい方を想定して、予約の支援を街頭で行います。お困りの方は焦らずにお越しください。

5月28日 10:00~14:00 朝霞台 南割公園(ひこうき公園・市役所朝霞台支所斜め前)
5月31日 13:00~15:00 朝霞駅東口駅前広場

※屋根のある会場で行いたかったのですが、事務所を持てない議員2人の会派で、感染症対策もあり、露天で行うことにしました。
※雨天の状況がひどいとき、会場が密になった場合には、中止することもあります。そのときはご容赦ください。

市役所本庁舎でも予約の支援を行っています。

●医療機関での接種会場を希望する方に、いくつかの医療機関での直接の予約受付をやめ、市への予約受付に切り替えています。

●このような、できる人にとっては簡単な予約支援の作業は、市民による地域福祉の活動の一環として進められていくのが望ましいものですが、市民活動の育成を怠ってきたことが市役所に集中してしまうのだと思います。
それでも、いろいろな方に聞くと、ご家族、ご近所、民生委員さんなどに頼って、予約を取ったという方もおり、こうした支援活動が今後の安否確認などに展開できるとよいなと思っています。

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2021.05.24

5/24 ワクチン接種のインターネット予約の案内不足にお詫び申し上げます

20日発見し事実確認に追われましたが、ワクチン接種の供給体制のうち、予約の案内で不十分なことがあり、結果的に混乱が発生していることに、二元代表制の一翼を担う市議会議員として、十分な点検をできなかったことにお詫び申し上げます。

予約券の発送は、入荷したワクチン量にあわせて順次、5歳刻みで発送しています。ワクチン量と無関係に予約券は送付しておらず、接種券の届けられた人の分のワクチンは確保されています。時期さえ接種場所を選ばなければ必ず接種できる状況がつくられたことをまずご案内しておきます。

問題が発生しているのは、その予約券の発送した郵便物に、インターネット予約の予約サイトのアドレスの案内もQRコードも印字されておらず、結果として、どうインターネット予約してよいかわからない多くの市民が、インターネット予約を経由しない、電話予約や一部の医院で行われている直接予約に殺到、市役所の交換電話がパンクしたり直接市民がおしかけられる状況も発生し、新型コロナウイルス感染対策上好ましくない混乱も発生しています。まずはインターネット予約のサイトの入口をご案内いたします。

  朝霞市新型コロナウイルスワクチン接種申し込み(説明を読みたい方はこちら)
  予約ページの直接リンク(説明はいらなくて直接入力画面にしたい方はこちら)

市議会議員としては、現在「非常時」ということで、議員は直接的に市の細部の事務に介入することは控えるべし、という一般論はあるものの、事前のチェックが不足していたことを強く反省しお詫びするところです。些細ですが、大規模な混乱を生じないようにと組み立ててきた仕組みが、予約の一点で大混乱しています。仕事の流れを検討する上での注意力が不足していたということは否めません。

65歳以上接種までは、接種券の発送準備を終えてしまっているようで、引きつづきこの状況は続きますが、できるだけ上記のインターネット予約を利用しての予約取りをお願いしたいと思います。

●まずは、市民のみなさまには、接種をめぐって焦らないように、お願いいたします。ワクチン接種の広がりが新型コロナウイルスを終わらせる有効な手段ですし、この1年以上、窮屈な生活から解放される道としてワクチンに期待し、早く打ちたいというのもわかります。日本国という単位では、すでに十分なワクチンを購入予約しており、いつかは全員がワクチン接種を受けられることになっています。昨年のマスクの奪い合いもありましたが、焦っての行動は混乱をさらに拡大して、思うように予約できない方や体の弱い人がはじかれる状況が悪化します。

●評価できる話も飛び込んでいます。
市の把握している視覚障害者、聴覚障害者は、接種券の発送後、開始年齢別に、直接電話などで予約の支援を行うことも検討されているようです。対象人数を確認したら、この方法が確実に早く対応できるものとして評価しています。

●予約が混乱して全体になしくずしに波及してしまっているのは、市の広報活動(広報物の担当部署の仕事ということではなく)が「誰に届くのか」「届いた情報で市民はどう動くのか」ということに配慮がされていない仕事をし続けてきた結果ではないかと思います。
また、ワクチン接種に対して、医療面以外の様々なお問い合わせ、相談を受ける市議会議員や民生委員などに十分なアナウンスがないことで、市民からのクレームで問題を発見し、どうしようもないことの釈明に追われることが続いています。今年だけ6月市議会の招集が遅く設定されているのも、こうしたことが後の祭りにするつもりだったのではないか、といぶかしがるところです。

●再度このような初歩的な踏み間違いで、全体が混乱するようなことがないように、これから接種券の発送を再設計できる64歳以下の接種対応については、会派「立憲・歩みの会」としても、整理してご意見申し上げていこうと思います。65歳以下の接種対象者の広げ方は、仕事を休めない世代や職種を考えると、固定観念のように上から年齢を下げていくやり方でよいのか、考えどころだと思います。また世代によっていの人口ばらつきも強く、現在の45~54歳は他世代の倍ぐらい人口がいます。
今、変異株が広がっている20代、30代が、職場の上下関係や地位で土日しか休めないのに、土・日接種が有給休暇を取りやすいはずの年齢層の予約で埋め尽くされていていつまでたっても接種が進まない、なんてことになれば、いつまでたっても新型コロナウイルスは消えていきません。そうはいっても感染で劇症化しやすい割合はやはり高年齢なので、矛盾した前提のなかでの判断が求められるところです。
その上で、重ねてですが、朝霞市の接種は年齢であったりカテゴリーで接種数と接種券の送付を釣り合い取れるように行っておりますので、順番の問題はありますが、必ず接種はできます。焦った行動はなさらず、落ち着いた対応と、お気づきの問題があれば私ども市議会議員にご意見いただけたらと思っています

●ワクチン接種の進め方は、強制感が拭えないものの、上越市、生駒市、イスラエルなどで採用している、自治体側が市民に日時場所指定で接種に呼び出す方式を私も検討するように申し上げてきました。この方法が混乱がないと、最近は評価を上げています。
今の予約を挟む方法は、市民も予約受付側も、つまらない事務とストレスを増やすだけだからです。ワクチン接種の制度検討の当初の頃は、近隣自治体で(まだ始まってもいないのに)「先進事例」とことさら宣伝され、かかりつけ医での接種を美化する報道に、多くの市議会議員が好意的に採用を求める場面が多く、職員にも抵抗感があり、採用されませんでした。

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2021.05.23

5/23 和光市長にしばさきさん当選

23日投開票が行われた、おとなり和光市の市長選では、しばさき光子さんが当選いたしました。当選をお祝い申し上げます。

幹部職員の不祥事にまつわる辞任をうけて、その責任を強く問う吉田候補と、和光市の改革とブランド化を進めた松本前市長の路線を継承するしばさき候補の対決のなかで、改革の継承を訴えるしばさき候補に市民の多くが支持をした結果となっています。投票率も45%と、三つどもえの激戦であった12年前の松本前市長誕生の選挙(2007年、43%)を上回り、市政の選択に関心の高い和光市民の姿を見る結果となりました。
とくに男性投票率が43%に留まったのに対して、女性投票率が47%と、女性の投票率の高さも特徴ある選挙結果です。

有権者数 6万6200人
総投票数 3万0120人
投票率 45.5%(女性投票率47.79%、男性投票率43.31%)
しばさき光子 1万8387票
吉田たけし 1万1336票

四市の自治体のあり方、行政のあり方の改革のペースメーカーとして、引きつづき和光市の改革に奮闘することを期待しています。

●和光市に踏み入れたことがありましたが、大量の二連ポスター、宛先を指定しない全戸送付の郵便物など、挑戦者側が大規模な物量作戦が行っていることとが印象的でした。さらに自民党、公明党の国会議員の投入、市の幹部職員の重大かつ低次元な不祥事への市民の評価、一方でこの12年間で「住みたい街ランキング」の上位の常連となるような自治体ブランド化の成功とそれに裏打ちする市政改革などの市民の評価、など選挙を左右するいくつかの変数が読み切れなかったので、予測がつかない選挙でした。

●対照的な朝霞市です。市長にものの言いにくい雰囲気、今の総与党体制を強く支持してきた在来型住民まで不満を言う状況、だれも起ち上がらない現実のなかで1970年代の様相の保革対立型選挙の結果、現職5選目でした。その結果、だれもがものを言いにくい雰囲気と事なかれ主義が市役所に蔓延しています。適宜、市長選で緊張感を持たせている近隣市を見るに、反省するところ多くあります。

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2021.05.08

5/8 松本武洋さんが民間人に

きょうをもって、お隣の和光市長松本武洋さんが辞職します。
国会中継で「ニンメーセキニン」ということを煽る政治風土があるなかで、政治家の部下の失敗に対するハードルは厳しいものがあります。
直下の部下であった人物の、公金着服事件の責任を取るもので、残念ですが、辞職という対応は妥当なところだと思います。優秀な政治家でもったいないという思いはありますが、無理に引き留める方が、もっと残念な結果になるだろうと思います。

松本さんと知り合ったのは、2005年頃ではないかと思います。このブログ「きょうも歩く」で私があれこれ書き始めたところを目をつけられ、しばしばコメント欄に論争を挑んでくる和光市議が松本さんでした。イデオロギーは違う(私は西欧北欧社民主義に、松本さんは自由主義)し、ウイットは入るしでしたが、丁寧な論立てをして議論を作れっていただいたことは、捨て台詞が多いネット言論のなかで、私は大事に受け止めました。当時の政治評論では、松本さんは「改革派」、私は労組職員ということで「抵抗勢力」にほかならないわけです。当時、取り組んでいた地域福祉計画づくりでエッジをかけたものいい(取り上げた問題は、今日のコロナ対策ではみんな浮き彫りになった問題ですが)をしていた私には、職業のこともありまちで「アカ」とまで陰口たたかれていたもので、そうしたレッテル貼りを超えて関わっていただいたことは印象深くありました。
論争を重ねていくうちに、類型的な自由主義よりも、有効な自治体がどうるあるのか、というところで価値が共有できたところがあります。それを模索する姿に、政治家という松本さんを尊敬するようになりました。市議時代には、朝霞市の市民活動団体相手に自治体財政の講座をしていただいたことがあり、財政という言葉が切り詰めるだけではないというイメージを作っていただくのに協力していただいたことがあります。

12年前・2007年の和光市長選に立候補するというときには、公明党と共産党以外は、地元の家系の人かベタな政治業界経験者ばかりの朝霞地区4市で、政治の雰囲気を変えてくれる存在になるだろうということで、応援いたしました。まだ私は政治家になっておりませんでしたので、表に立つというよりは、種蒔き、水まきみたいな支援です。まさかの当選をかちとって驚いたものです。
開かれた自治体政治に期待する市民に大きな支持を得たのだと思います。

その後、市長になられ多忙であること、2011年には私が市議になり、ときに利害が異なる朝霞市の立場ということもあることから、市議時代のような何でも言い合うような関わりはしない方がよいと遠慮してきました。
この12年は和光市の施策の展開を見て評価してきましたが、子ども関係を中心にNPO事業と市政との協働、保育だけではない子育て支援政策の展開、介護保険の周辺の地域福祉の展開などでは成果をあげられました。自由主義者として「切り捨て」の政策を採用することはなく、統合度の高い政策を推進して、正直、市民に近いところの政策で改革が停滞している朝霞市とはぐんと差をつけられたという感じがしています。

一方で、今回の辞職の原因となった人物の問題はもう少し早く見抜けなかったか、という気持ちはあります。近隣市の視察を受け入れないことや、ケアマネージャー業界からは早い時期から当該人物の支配的な対応が指摘されていました。
一方で、保革対立のような、基本的な考え方の違いで政権交代を経験したことのないこのあたりの自治体では、新しいやり方で自治体経営をするための研修・学習をしている職員が少なく、先進的な政策の知識や遂行能力を持った職員がいれば、抜擢せざるを得ないといのうが現実でもあります。それを否定すると、仕事ができる人材が去って行く市役所になると思います。
結果は、部下が、公金着服という誰もが想定を超える事件が起こして容疑者となり、それを受けて、連座して松本さんがどこかで市長を辞職は避けられない、と見ていたので、潔く今回の辞職という判断になっていると思います。

近年、担い手不足や、政争や学生運動を経験していない政治家が増えて、政治業界ですら争いごとを避ける傾向が強く、首長の任期が長期化する傾向がありますが、私が政治や選挙の訓練を受けた1990年代は、同一人物が首長を連続3期12年を超えてやると、いろいろ問題が起きると言われてきました。友人である松本さんの未来を考えると、市長を降りられるよい機会ではないかと思います。地方自治体の経営を考えるプレイヤーとしては、首長以外の関わり方もあるかと思います。
これからの自由人となった松本さんの活躍を楽しみにしたいと思っています。

●和光市長選に向けての動きが始まっていて、競争選挙になるようです。
今月下旬に行われる和光市長選は、政策の内容もさることながら、それ以上に先進自治体と評価されてきた改革の継続か、新人どうしであるにしても不祥事の責任問題か、という選択肢ではないかと思います。和光市民の自己決定権を尊重し、落ち着いたところで、大所・高所からの判断を仰ぐべきであり、政党や国政政治家が手を突っ込むべきものではないな、と思っています。

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2021.05.07

5/7 朝霞市の新型コロナウイルスワクチン接種が部分的に始まります

本日、市のホームページに接種日程が公開されています。
医療従事者に引きつづき、高齢者の接種が始まりますが、ご存じのとおりワクチンの生産が追い付かないことによって、輸入が遅れていることから、本数が限られます。
朝霞市としては、接種希望者での予約合戦にならないように、第一波として、90歳以上約1700人を対象に5月17日から接種が始まります。この数であれば90歳以上の方は全員落ち着いて接種できますので、10日から始まる予約では接種には焦らず、移動手段や、ときに移動支援者などの都合などを調整してから、ご予約いただけたらと思います。
続いて、ワクチンの入荷のめどがたつたびに、65歳以上の方には、5歳刻みで時間差をつけて予約・接種をスタートしていきます。予約開始に関しては仮置きの日程が市から公表されていますが、事情変更も大いにありますので、そのときにはご容赦ください。

●ワクチン接種をめぐっては、国が、選挙を意識して焦るあまり、楽観的な情報と、実態の情報が入り乱れて、情報が錯綜しています。正確な情報と、待たされるのであれば落ち着いて対応することを呼びかけてもらいたいものです。
世界中がワクチンを欲しがっている、ということはメーカーは140億本を生産しなければならないはずです。インドなど日本より感染が深刻な国もあり、そうした国を放置してよいのかという国際世論もあるなかで、日本は不利な状況にあります(第四波が強烈なので、扱いが変わるかも知れませんが)。諸々のことを考えると、日本だけ優先してワクチンを売る、ということが難しいことはちょっと考えれば国民も理解できます。
楽観的な見通しを立てて、民や自治体がわさわさトラブルを起こす要員をまくより、あまり快適な情報じゃなくても難しいことは難しいと伝え、多くの人が接種することが終わるまでは、感染対策をできるだけやるように伝えることが政府の役割ではないかと思います。

●ワクチンの配り方ですが、全国の自治体にまんべんなくワクチンを配っているのはどうかと思ったりします。東京都の接種済み者数と和歌山県の接種済み者数がほとんど同じという結果です。
政府は接種の遅れを、責任回避のために、あたかも自治体の接種体制や、医師会の問題であるかのような情報宣伝をしていますが、原因はワクチンの輸入が思うようにならない、ところに集約されます。政府派、少ない入荷量のなかで、何を優先すべきかジャッジして、いろいろ言われても、まず感染対策した方がよいというところを定めて、そこに集中的にワクチンを投下すべきだったのではないかと思います。考え方としては両極端で、少数しか入らないので、感染症が広がっている都会の高齢者施設や入院施設、または、逆に、人の出入りの限られた地方自治体に集中的に投下して、出入りのない限られた集団のなかからウイルスを追放すべきだったのではないかと思います。
メディア、とくに民放ワイドショーは三鷹駅の北口・南口みたいな、付随的だけどわかりやすい境界線問題ばかりキャンキャンやるので、まんべんなくという判断になるのだろうとは思いますが。

●自治体に関しては、入荷量と関係なく接種を受け付けてしまい、予約業務のパンク、さらには電話回線をダウンさせたり、医療機関に直接電話される市民が出てしまっているところがあります。ワクチン接種の開始にあたって、個人的な嗜好を重視した議論をしすぎた結果だと思います。
会派・個人として市に少し口酸っぱく申し上げたのは、集団接種会場の接種の設計をちゃんとやろう、ということと、ワクチンの奪い合いみたいなことをしないように、対象者を計画的に区切って接種を案内せよ、と申し上げました。朝霞市としては、高齢の人から段階的に接種を案内することになり、混乱が起きないと断言するつもりはありませんが、電話で奪い合いをやっている自治体よりはるかに安心して接種予約できるのではないかと思います。
また市には焦るな、ということと、モノが日本に届いていないワクチンがいつ来るかなんて誰も本当の約束できないので、方針転換を恐がるな、とも申し上げています。時間さえ気にしなれば、いつかはワクチン接種は希望者全員に行き渡ります。できるだけ早く終わった方がいろいろな傷は小さくて済みますが、住民どうしや医療機関でトラブル起こしてまで焦って進めるべきではありません。

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2021.04.28

4/28 きょうから朝霞市も蔓延防止の指定が始まります

新型コロナウイルスも1年を超え、変異株でさらに強いものになり、きょうから、朝霞市も蔓延防止重点措置の指定地域に指定されました。
重苦しい感じが拭えませんが、感染をできるだけ小さくしていくことが、解放への近道だと思いますので、どうかご協力をお願いできたらと思います。
基本は飛沫を飛ばさない、飛ばされないように注意して、人との接触数をできるだけ少なくするということをさらに強めに続けてくださるようにお願いいたします。

すでにマスコミ等で情報を入れられていると思いますが、主に以下のような対策で、都道府県から協力要請等が行われます。私の方で翻訳したいのですが、誤解が起きると良くないので、リンクをご覧いただけたらと思います。
今回の規制は、感染力の強いと言われる変異株を想定したものとして、飛沫の飛び交いやすい飲食店に関しては、営業時間の短縮のみならず、酒類の販売の停止のほか、感染対策のためのさまざまな対策を打つことが求められています。これまで行われた営業補償的な給付金も、今回は、4/28~5/11の間に県職員の実地検査を受けないと、給付金が給付されない条件になっています。
給付金の申請や条件、県職員の実地検査の調整など詳しくは市産業振興課や、商工会加入業者は商工会に尋ねていただけたらと思います。

学校関係では、授業は感染拡大にならない内容については、従来どおり。行事や部活動の一部制限を始めています。保育所や放課後児童クラブは現在のところ通常開所を継続しています。

公共施設では、ワクチン接種に必要な会場は閉鎖、その他貸館的な施設は時間制限をかけました。

感染拡大と変異株の実態がさらに明らかになっての対応の変更が起きると思いますが、ご容赦いただけたらと思います。

●ワクチン接種がある程度の広がっていくことが解放の目途となります。しかし、ワクチン接種に関しては、朝霞市がどうすることもできないところで、国内への輸入が思うようにならず、時期を明示できる状況ではありません。
当面、約2500人分のワクチンが4月下旬に入荷する予定ですが、これはこの間クラスタが発生しやすかった高齢者施設を中心に施設入所者を優先して接種します。その後、ワクチンの入荷状況を楽観的には見通しておらず、五月雨式に入ってくることを想定して、朝霞市としては年齢の高い方から順次接種券を送付し、接種の案内、受付を開始していく予定です(詳しくは市のホームページをご覧ください)。
逆に言うと、ワクチンの確保の見通しが立たない接種券の送付はしない予定なので、接種券が到着次第、ワクチンが確保されたと受け止めていただいて、落ち着いて接種を申し込んでください。

●長年の基礎研究に費やす研究予算の削減や、効果との対比での厳しい審査などで、我が国のワクチン開発能力に課題があることから、ワクチンを欧米に依存せざるを得ず、欧米の感染拡大が高い状況が続いてることから、感染拡大が相対的に低い日本にワクチンが回されないということが想像つきます。
生活困窮者の支援の出し渋りや、研究予算の削減など、平時におけるやるべきことから逃げていた結果としての、このような状況があるのではないかと思っています。これは与党野党という問題ではなく、日本での政策の議論で、故意に避けたり見落としてきたことなのではないかと思っています。

●今回、蔓延防止も緊急事態宣言も半月ということで、さらに生活が苦境に立つ方々に対しての、補償や給付に対する提案が政府からなく、市としても特段の対応もなく、そのなかでみなさまにご協力いただくことは心苦しいことです。

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2021.04.07

4/5 市議会の「会派」立憲歩みの会の機能

3月定例会が終わったので、市議会の私たちの所属する会派の内情をお話したいと思います。
などと書くと我が会派に内紛があるかのように思われますが、会派は何をしているのか、ということを紹介したいと思います。

世界中、独裁政権のもとの議会か、派閥を作ることが困難な小さな議会でなければ、議会のなかには似た意見や立場、感覚の人の声を集約する政党や「会派」というのが発生します。制度のように勘違いしている人がいますが、会派そのものは憲法の結社の自由にもとづくもので自然発生的なものです。
議会ルールの変更のような全員が一致して決めなければ危ないものは、全議員24人が一同に合意することは困難なので、各会派を通じて全議員に合意形成を図るようにする機能があります。また、朝霞市議会では滅多にありませんが、役所以外から持ち込まれる議案を作る過程で、会派として賛否をまとめていきながら修正かけて政策が磨き上げられていきます。そのときに大事な意見集約の機能です。

朝霞市議会にも会派が5つあり、現在(所属政党の意向と聞いていますが)1人を除いてこのどれかに入っています。
私は、立憲民主党の本田議員と会派を組んでいて、私は同党の党員ではありませんが、市町村に大きく関わる社会保障などの考え方に大きな方向性の違いがないことから、市議会で会派を組んでいます。

朝霞市議会の会派は、政党による2つの会派以外は、人事派閥として機能してきました。ハナから議会内人事では太刀打ちできない私たちは少し駒を進めて、政策集団としての機能も強化することにしています。
会派を組んで最初にしたことは、市議会のなかの「政党」のようなもので、考え方を一致させているものを明確にするために、会派の理念や目標を「綱領」にしました。また会派運営がデタラメだと不信感ばかりになるので、簡単だけれども会派の規約を作り、意思決定は会派の団会議で行うこと、会派の脱退や解散のルールまで決めておきました。

市町村議員は全市1区の個人名選挙で選ばれているので、基本は個々の議員の公約や問題意識や良心を優先させて、一方で政策や議会ルールの改定、グループ作業した方が安定することや効率が上がることを会派でやる、という考え方で個人と会派の関係を整理しています。

議会に出される条例案や予算案、議会ルールの変更に対する質疑や賛否は、最終的に自由もありにしていますが、基本的には会派としてまとまって議会内で行動することが大事なので、採決の前には団会議で一議案ずつ対応を協議しています。
一方、議員が自由に議場に持ち寄りで課題を提起する「一般質問」は、ひとりひとりの議員個人の固有のものとして、会派の団会議では会派の綱領に矛盾しないか、内容確認するに留めています。

議会の開会中だけの活動にならないように、おおむね週1回の団会議を行い、行動日程などの報告や、情報の共有をしています。研修の情報なども共有して、できるだけ良質な知見を取り入れるようにしています。

市政野党なので政策実現は思うようになりませんが、それでもわが会派としては指摘しておきますから、という立場で、秋には予算編成権を持つ市長に予算要望を提出しています。私たちの会派の思いが、思いつき提案にならないように、昨年から、夏に団体ヒアリングを少しずつ始めるようにしています。これを予算審議でチェックして、実現度を検証もしています。

●茨城県議会での居眠りや議事中の資料閲覧が新聞によって問題になっています。ご指摘もっともなのですが、一方で日本の議会は、国も地方も、議員どうしで議論をする場面が極端に少なくて、議場でのやりとりは議員個人と行政がやりあっているだけで、人によっては関係ない、と思えてしまうものです。また、その結果、議員が行政にお願いするか文句言うかばかりで、なかには行政にナントカなんて言わずに議員どうしで話し合って条例でも意見書でも予算修正案でも出せば、と思うようなことを言われたり聞かれたりしているのだと思います。
2007年からの全国的なテーマですが、改めて議論の仕方の改革が必要なのではないかと思うところです。

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2021.03.31

3/30 公営イベントのなかでおしよせる財政危機~3月定例市議会が終わりました

26日、市議会の3月定例市議会が最終日となり、議案の討論・採決が行われました。

3月定例会で最大の議案は、4月1日から1年間の市の仕事を規定する予算6本の審議です。とくに危機的な内容をもつのが、一般会計予算で、規模が人口、市民所得、総務省が全国の自治体の収支を合算した予測である地方財政計画を大きく上回り、3.4%増の450億円の規模になったものです。その内容も新型コロナウイルス対策があればともかく、入っているのはワクチン接種に関する7億弱のものです。
新型コロナウイルス対策なき財政膨張の背景には、5年ぐらい前から公共事業をやりすぎた借金返済が押し寄せていることがあり、このことで、借金の返済と新規の借金の差額が12億円にもなり、借金の返済に市民の税金の5%分が削られ、市民サービスに使えない状態になっているからです。
そのために27億円ある貯金から11億円を取り崩すという展開になっています。この予算を3年繰り返せば、朝霞市は資金ショートを起こし、市独自の行政サービスをことごとく削っていく必要が出てきます。
そういう状況にもかかわらず、本来は市民がイベントを開くものまで、市役所が主催でイベントをやるということが増殖していて、予算配分が明らかにおかしい予算です。
そうした危機感を背景に一般会計予算には、強く反対をしました。

国民健康保険特別会計では、収入の保険税の見積が楽観的過ぎて、市税収入の算定と矛盾しており、財源不足に陥る危険性があると反対しました。

一方介護保険特別会計と介護保険料の改定では、サービス提供量の積算にもとづく保険料算定が初めて全面公開され、サービスの必要・不要と保険料の水準が議論できる土台ができたことを評価し賛成しましたが、会派としては本田議員を通じて討論したように、基礎的なサービスが安定的に提供される土台は作られていると評価しつつ、地域の市民が支える仕組みが弱くて、重度なサービスに利用が偏重している実態を改善するための、地域開発が必要と考えています。

今回の定例会で大きな人事案件がありました。関野副市長と三好教育長が退任することになりました。お二人には重要な場面で意見を聴いていただく機会を作ってもらい感謝しています。
それぞれ後任として市長は、副市長に神田市長公室長、教育長に二見第二中学校長を任命し、議会として同意しています。神田さんは歴代副市長とともに市の仕事を中心的に調整してきた人物であり適任、二見さんは学校教育部長時代に、今日教育をめぐり問題になっていることの改善改革を指導した功績があり適任、と判断しています。

●請願では久しぶりに国政課題のものが本会議での審議となりました。採決の前の「討論」では、安全保障や原発などの課題では、どうしてもマニアックな自説開陳になりやすいのですが、議場でやるべきはどれだけたくさんの議員に賛成してもらう(反対のときは反対してもらう)かの働きかけをするべきではないかと思いました。会派結成時に国政だけの課題の請願には、賛成したり反対するけれども、基本的に地方自治法第99条があることから紹介議員や討論はしないという方針ですが、さすがに見かねて、願意をシンプルに理解して賛成してほしいと申し上げました。

●各議案の概要と賛否、各議員の対応については(続きを読む)以降、ご覧ください。

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2021.03.29

3/26 朝霞台南口の公共施設の配置に十分な検討を求める~市議会一般質問

26日市議会本会議で一般質問を行いました。問題提起したことは、市長公約の実行課題、自治体DXの推進体制、新型コロナウイルス感染拡大下の部活動、ワクチン集団接種の体制整備、歩行者の安全です。

さきの市長選では、当選した富岡市長から公共施設が大幅に増える公約が挙げられていました。今は、自治体の固定費を増やす、公共施設の床面積を増やすな、という世の中の流れがあります。実際には、総務省から指導や時には地方交付税の算定による統制があるなかで、どう整理していくのかという問題意識から問いました。また、旧朝霞台中央病院向かいの溝沼浄水場跡地を利用しての、朝霞台南口地区の公共施設をどう整備するかという複雑な問題です。

私は溝沼浄水場跡地利用は評価するものの、その中身が市長選の公約で子育て世代包括支援センターと児童館が決め打ちされたことは唐突感があり、高齢化も進行している三原の住民ニーズの確認が必要と指摘しました。また弁財市民センターの内装の老朽化、三原公園との一体的な子育て環境の整備、西朝霞公民館の今後という課題も含めて、考えるべきではないか、と問題提起しました。これに対して、市長からは基本的に推進させてほしいものの、財源や住民ニーズの確認が必要なのでそのなかで調整していくとの答弁がありました。
性急に施設を決め打ちして作っていくことは、あのときあれを整備しておけば、という後の祭りになりやすく、禍根を残すので、慎重であってほしいと思います。また当然のことながら財政体力と相談しなければ、後々、あの施設のために何もできない市役所になる、というリスクも背負います。

自治体DXの推進が話題になっています。私の本音を申すと、新型コロナウイルス感染対策で打ち出されている申請業務のリモート化は郵送によるものが大半で、朝霞市役所のコンピューター化はまだ1995年ぐらいの段階で、DX、AIに取り組む前に、まずは情報化推進の職員育成、現状「係」扱いになっている組織体制の変更が必要と指摘しましたが、現状で、という答弁で終わりました。また、国による標準システムの押し込みが予定されているのですが、地方分権を制限するものだという意識が必要ではないか、と指摘しましたが、これに関してはその可能性も検討しながら向き合う、という答弁となりました。

1月に新型コロナウイルス感染拡大でも中学校の部活動が続けられたことに、教育委員会本体として危機管理が足りないという指摘には、県教委が、という答弁に終始しました。埼玉県教育委員会は、東京都並みに感染拡大した県南部と、感染者がたまにしか発生しない県北部と統一ルールが決めきれないから、最も緩い規制にして、県南部は独自の判断しなければならなかったのではないかと再三問いかけましたが、はぐらかされた答弁が続きました。

新型コロナウイルスワクチン接種では、集団接種の体制整備のために、医師会やロジスティックの設計ができる流通業や自衛隊と準備のプロジェクトチームが必要と指摘しましたが、医師会とは連携しているので内部検討にさせてくれ、という答弁でした。田原議員も同様の質問をしていましたが、後ろ向きです。行政と医師集団が腹を探りあいながら落としどころをさがし、行政から要請していくというスタイルで準備ができるのか、心配なところです。

歩行者の安全では、第五小学校周辺のハンプ設置に向けた経緯とそれが他地域でも同様なことができるかを聞きました。ハンプ設置に関しては交通安全の実現に向けた住民協議会を設置して自治会、PTA、警察、市とで協議して進めた、国土交通省大宮国道事務所から危険箇所と指摘されて始めたもの、と紹介され、データで危険地域と捉えられるところは同様の協議をしたいという答弁がありました。ハンプ設置に苦情はあったか、と聞くと、住民協議会で合意して進めたので苦情はない、という答弁が行われています。

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2021.03.26

3/26 きょう午前中後半、市長選後の市政や交通政策などを問います~市議会一般質問

きょう、26日午前から一般質問を行います。本田議員の次なので、10時から10時半スタートで午前中一杯、答弁によっては午後にもつれこむかな、という日程になると思います。

●きょうの一般質問は、黒川、山口、斉藤、佐久間の5議員です。

●傍聴もできますが、新型コロナウイルス感染の不安のある方は、インターネットで傍聴できます。

●私の通告した質問項目です。
1.市長選挙の公約と自治体経営
(1)公約として盛り込んだものの課題認識
(2)計画書への反映や具体化の手順
(3)公有地の活用の適用範囲
(4)朝霞台駅方面の課題
※市長選を受けて広く展開してしまった公約と財政難をどう両立するのか、そのマネジメントを問います。
2.事務改革
(1)指定管理の更新準備
(2)金曜日の17時締切
(3)三桁カンマの使い方
(4)DX推進への対応
(5)「国の補助金ですから」問題
3.シティープロモーションの課題
(1)紹介されるものの選別
4.新型コロナウイルス対策
(1)生活支援の強化と総合化
(2)ワクチン接種の準備
(3)小・中学校の感染拡大の対応
5.子ども政策
(1)保育所・放課後児童クラブの待機児童問題
(2)子育て世代包括支援センターのこれから
(3)学校施設不足の対応
6.交通とまちづくり
(1)地域公共交通計画の展開
(2)東上線改善対策協議会の協議内容
(3)電柱、ミラー、標識の安全管理
(4)歩行者優先のまちづくりの取り組み

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2021.03.13

3/13 給食のトラブルにお詫び申し上げ、改善を働きかけます

メディア等でも報道されましたが、朝霞市立第五小学校の学校給食で、歯を破損するけがをした児童がおられ、また別件で、賞味期限を大幅に過ぎたお菓子が出されたトラブルが1日ずれて発生しています。
二元代表制の一翼にいるものとして、被害にあわれたお子様と保護者にはお詫び申し上げるととともに、再発防止と安全な給食の確立に努めてまいります。

●市議会には、12日の深夜、市議会本会議に続く「全員協議会」が開かれて、行政側から2件の報告を受けております。
私を含む各議員からは
・検品体制を確実に行うように
・自校式給食で委託調理のなか、市職員である栄養士1人体制を当面複数体制にすること
・賠償請求になると思われるので被害を明確にすること
・業務マニュアルの検証をすること
などの要請意見が出されています。当面、再発防止に注意して、真相究明にあたることと答えを受けています。

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3/12 来年度の市役所の仕事を検証しています

12日、朝霞市議会本会議で2021年度予算審議が行われています。
自治体の予算を可決すると、多くのことを自治体職員の裁量を委ねることになります。つまり自治体にとって予算審議は来年度実行する仕事のメニューを承認する作業です。
そのための質疑が行われました。その結果見えてきたことは以下の7点です。新規事業が少ないので、問題点ばかりが目につきます。
インターネットの録画公開が行われています。根気のある方は見ていただけたらと思います。私は2時間04分あたりから1時間半程度質疑を行っています。

1.財政危機の予兆が忍び寄っている予算です。新型コロナウイルス対策は補正予算で行うため、新型コロナウイルスによる支出増は1億円ぐらいしかないにもかかわらず、昨年の最初の予算より15億円も支出が増加し、市の貯金を久しぶりに11億円も取り崩す予算です。貯金の残高は28億から17億に低下します。新型コロナウイルス非常時を理由としない支出増に手が打たれていない予算と言えます。またこれをあと3回やったら資金ショートする予算とも言えます。
ちなみに5年ぐらい前までの朝霞市の予算規模は380億円前後だったものが、今は450億円にもなっています。そんなに経済成長しているわけがないので、やはり使い過ぎが定着している予算と言えます。

2.2010年代後半のアベノミクスで財政の調子の良かったときに膨らました事業の借金の返済が始まっていて、新規の借金-借金の返済の差額が12億円となり、キャッシュフローを圧縮しています。たんまり貯めた貯金を崩し続けた、小中学校3校と朝霞駅の両側を整備した後の2005~2013年と同じような構造の財政になりつつあります。

3.公共施設の修繕・改修工事が、2月にまとめたばかりの「ファシリティーマネジメント計画」と関係なく行われ、支出を圧迫しています。

4.2020年度に5億円かけて買った学校のタブレット端末が配備され始めましたが、学校現場にシステムトラブルに対応する職員が配置されていないため、故障するかも知れない自動車を運転させられている状態です。教育委員会は要求したようなのですが、採否のところで却下、その理由として「必要かどうかわからないのに人を要求されてもつけられない」という答弁です。

5.オリンピックパラリンピック歓迎行事はじめ、イルミネーションなど公営イベントと、それに近い駅南口商店街の活性化には積極的な予算です。こうしたイベントは市民から自発的に始まり、自治体が財政支援をするというのが本来の姿と思うところです。

6.障害者福祉と保育の予算が合計で10億近く伸びています。もちろん半分以上は国や県の補助が入るのでそのまま財政悪化の要因ではありませんが、便益を受ける利用者の数に比べて、支出の増加が著しく、コスト分析が必要なレベルに入っています。住民運動をベースにした福祉活動を面倒がり、施設依存(施設収容)型福祉をやってきた限界が出はじめていると思います。

7.これに加えて、公共施設のバラマキが目立った富岡市長の選挙公約の準備が着手されて、後年度さらに財政支出が増える予兆を持つ提案です。ここには、2月まで2年にわたる調査で計画化し、市全体の公共施設の床面積を規制したり、修繕計画のコストを想定しながら新規施設を求める「公共施設ファシリティマネジメント計画」が全く機能していないことを覚らされます。

以上のようなことが見えてきました。それでも市税収入が大して増えないのに、財政支出が急速に増え続けている実態が掴みきれていません。このあと、15日からの分野別に分担して審議する、市議会の4つの常任委員会の審議を待って、判断したいと思います。

●その他にも一般的な議案の審議も行われています。
1.市民に最大の影響を与えるのは介護保険料の値上げ改定です。標準月4950円→5700円になります。今回の提案では介護保険事業計画で必要な事業量から必要額を割り返し、介護保険料が設定されていることが説明づけられています。介護保険料を上げるなという議論は、サービスを抑制することが必要になります。
2.高所得の個人事業主が該当しますが、国民健康保険料(税)の上限が96万円から99万円に引き上げられます。該当者は500人弱です。
3.浜崎から宮戸に入るところで武蔵野線を越える「浜崎橋」の改修工事が発注されます。鉄道上なのでJR東日本にお任せする工事です。残念なことに幅員の見直しは行われず、引きつづき狭い幅員となります。
4.幅員の広い歩道にテラス席を設けることができる制度が創設されます。
5.介護保険事業者に関する規制の変更が行われます。

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2021.03.11

3/11 東日本大震災10年

東日本大震災が起きてから10年となりました。犠牲者を悼み、その後の困難にあわれた方々にお見舞いを申し上げます。

戦後の安定期が終わり、しばしば災害に見舞われることが起きるようになり、改めて人々が助け合い、支え合い、いたわり合うことの大事さを確認したいと思います。

市議会議員という立場では、防災や、災後の復旧のための様々な支援を考え抜いて、提起していかなくてはならない立場だと心得ています。

●全国の自治労の組合員が有給休暇を取得してボランティアに入り、現地の自治体業務の支援や、避難所運営支援にあたっていただきましたが、私はその支援者のマッチングとロジスティックで、福島の拠点で仕事をしました。このときに、親族をなくしたり、家を失ったりしながらも、ボランティアの受け入れにあたってくださった、受け入れ側自治体の職員のみなさん、また避難所など協力してくださった方々、現地の自治労関係者の気持ちを今でも重く受け止めています。そんなときなのに、旬の果物を差し入れていただいたことも思い出します。

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3/10 12日9:00~議員の本分、議案審議が始まります

3月8日、3月定例市議会が始まりました。市長から議案が26本提出されています。これに対する質疑は12日の9時から本会議で行われ、インターネットでの中継・公開も行われます。いささか冗長な議論ですが、市民の払った税金がどのように使われ、市の持続可能性を検証する機会です。選んだ市長がどのように振る舞うのかもご覧いただけたらと思います。

来年度の市の仕事を定義する予算案が提案されていますが、全体的に使い過ぎ、という感じが否めません。そのことは新型コロナウイルス対策が、ワクチン接種以外、微々たる内容しかないのに、財政調整基金が11億円も取り崩されることにも現れています。もちろん市税収入が減る見込みを計算もしていますが、一方で減った額の75%は地方交付税で手当されるので、そればかりではなく使い過ぎです。
 
各議案の総論としての問題点・評価点は確認していますが、予算の評価につながる内容の点検は、
12日9:00~本会議(市長提出議案に対する質疑)と、
16~17日の総務常任委員会、建設常任委員会
18日~の民生常任委員会、教育環境常任委員会
で審議されます。
※本会議での審議はインターネット中継・録画公開が行われます
その結果を受けて、30日の最終日での最終日の本会議で討論・採決が行われます。

●8日の市長の議案説明の前に、関野副市長が3月末をもって退任することが報告されています。また任期満了で教育長の人事案件の議案も追加される見込みです。

●3月定例市議会で審議する議案
 本会議提出と議会運営委員会で確認済のものです。
 所属常任委員会の分野の質疑は本会議できないので、
   民生常任委員会に関するものは私ができないので本田議員にお願いし、
   教育環境常任委員会に関するもの(今回はなし)は本田議員の課題を私が引き受けています。
 詳細審議は委員会に委ねられます。こちらは会議室の設備の関係から中継・録画がありません。申し訳ないです。

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2021.03.05

3/5 3月定例市議会の一般質問は23,25,26日の3日間です

市議会には、議員が市政に関する課題を自由に設定して質問できる一般質問の機会があります。
3月定例市議会では、3月23日、25日、26日に日程が設定されています。
きょう締切のところ、エントリいたしました。質問事項はこの記事の最後に掲載しています。

●一般質問にエントリした市議会議員(敬称略)
福川、田原、小池、岡崎、遠藤、宮林、須田、大橋、利根川、
山下、田辺、外山、石川、本田、
黒川、山口、斉藤、佐久間
質問は、エントリ順で3日のうちどこに当たるかは、8日終わりに議長から宣告されます。

●私の通告した質問項目

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2021.03.04

3/3 16日から国際興業バス全市的に減便のダイヤ改正

20210302bus 市内4路線を走る国際興業バスが16日からダイヤ改正を行います。今回は、朝霞駅南口から膝折、志木駅方面の路線が全般的に減便になっています。全面的にダイヤも改正されていて、改正ダイヤにご注意ください。

 内容としては、
・朝霞駅東口から朝霞・浦和線を経由して内間木(旧湯~ぐうじょう)の路線は夕方帰宅時間帯を中心に減便、
・朝霞駅南口~末無川(志木行と膝折循環の合計)は1時間に約4本→2~3本、
・さらにその先に向かう朝霞駅南口~膝折~志木駅東口は約50分間隔
となります。
 私の居住する三原地区では、志木駅東口→朝霞市役所が、朝霞市民の公共施設の利用で使われるのですが、イベントの開始時間に間に合うには微妙なタイミングのダイヤ設定であり、やや使いにくいダイヤだなぁ、と受け止めています。

 バスの運転士に対する全国的な賃金低下が、人材不足を招き、その結果としての路線廃止です。日頃、もっとバスを活用する生活スタイルにしていくことで、賃金改善が実現すれば、いずれ増便となる可能性もないわけではないので、もっと乗ろう、ということを呼びかけたいと思います。

●このうち、早朝1便だけの朝霞台駅→膝折→朝霞駅南口(朝12系統)は廃止になります。
志木駅南口→朝霞駅南口(朝11系統)は、昨年3月に市内の2路線の廃止申請を県に届け出て、様々な事情で8月に廃止は撤回されましたが、減便を予告されていたものです。
  過去記事 8/26志木駅東口→朝霞駅南口のバス廃止が撤回へ
こうした問題に、朝霞市は公共交通協議会という会議体を設置して、業者、警察、自治体、地域団体で歯止めをかける仕組みを一昨年から発足されています。これがあったから助かったというところがあります。

バス会社も募集しても応募がない運転士の賃金改善のために、路線の選択と集中を徹底的に試みています。採算が取れているだけでは存続してもらえる時代ではなく、もっと儲かる路線に集中的に運転士と車両を投下していく時代です。
1便あたりの乗車率や、自治体の協力で路線の存続を決めているところがあります。埼玉県内は減便や廃止した分しか増便しないと自治体に表明しているバス会社もあります。そういう業界事情のなかで、マイカーばかりを乗り回していた人が、突然バスがないと言いだしても、対処しようがない時代に入りつつあります。
わくわく号も、以前は朝霞市が金を積めば増便を考えてくれましたが、今は、運転士がいないと断られている状況です。

●社会全体、人の役に立つ仕事に人手不足が起きて、東大生の希望の職業がコンサルタントといい、憧れの職業が軒並み手足を動かさず観念的な職種が並ぶ時代です。税制が金融にだけ甘いせいですが、努力が大事と言う人こそ、資産から派生する所得ばかり追いかけたり平気でする時代です。
このミスマッチを解消するような、所得の公正な配分が行われる社会構造に転換することが急務だと思います。

●そのようななか、新年度予算では、市役所の駐車場の舗装し直しに2500万円もの予算が計上されています。マイカーを持っていない人の割合が下から4番目の朝霞市で、公共施設のマイカー来場者の駐車場に関するクレームばっかり聞いている感じがします。新型コロナウイルス対策はもちろんのことですが、CO2対策や、公共交通の存続という観点から、そこに今お金使うんですかという感じがします。市役所周辺の見てくれの整備にばかりお金を使います。

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2021.03.01

3/1 市長選が終わり、3月定例市議会へ

2月28日投開票が行われた市長選で、富岡勝則市長の続投が決まりました。泡沫候補が落選するのでなければ、朝霞市の地方選挙は人口が増えようが、目新しい候補がでようが、だいたい3万5500人前後は必ず投票に行き、それ以外の人は地方選挙に行かない、ということが改めて見せつけられた選挙だったと思います。

富岡市長の得票が若干少なく、小山候補の得票が革新系基礎票+野党系市議の得票を1000~2000票上回っています。私も市内を歩くなかで、一定の長期政権への問題意識、市政の停滞、ハコモノとイベントばかりの公約のマンネリ感に不快感を示す意見を、思いもよらぬ方からいただく場面が多く、そんなことも反映した結果なのだろうと思います。

さて、富岡市長が続投となった翌日の1日、3月定例会の招集が行われています。来年度予算や、4月1日施行の様々な条例改正を審議する市議会です。
招集日は確定で、その他は内示ですが、日程は以下のとおりです。正式には3月3日の議会運営委員会で日程が決まります。
3月8日 招集・本議会初日
3月12日 本会議での議案質疑
3月16~17日 総務常任委員会・建設常任委員会
3月18~19日 民生常任委員会・教育環境常任委員会
3月22日委員会予備日
3月23日、25日、26日 本会議一般質問
3月30日 本会議最終日・討論・採決

なお、これにあわせて、
市民からの議会への請願 3月5日17時提出締切(要紹介議員)
一般質問エントリ締切 3月5日12時
議会運営委員会の開催 3月3日9:00~
全員協議会の開催(議員への来年度事業の説明) 3月3日13:30~
などの日程が案内されています。

●招集告示にあわせて行政から議会に審議を求められている議案の一覧

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2021.02.26

2/26 このうち一指標は・・・

自治体四季報という、まだ認知度の低いサイトで、朝霞市が「全国優秀自治体ランキング」という評価で7位に入っています。
といっても指標が、人口の増減、財政調整基金(自治体の貯金残高)の増え方、住民1人あたりの職員人件費ということなので、決して住民サービスとか生活の質が評価されたわけではなく、公務員さんが職場としての自治体の経営安定度を見るランキングです。住民にとっては、ぬか喜びしない方がよい評価です。

人口増加も、朝霞市においては東京一極集中の影響で、他律的な成果です。また人口増が良いかというと、永久に解決しない待機児童問題に追われてその他の福祉に資源を回せなかったり、マンモス校の再出現で新しい教育展開や、空き教室の利用を前提にした住民サービスなどができず、デメリットも出てきています。

住民1人あたりの人件費の低さも、民間委託や民間事業者への発注、非正規職員を増やせば、同じだけの業務をしていても良い指標が出ます。場合によっては、良い評価ではなくて、市役所の仕事が、発注事務や報告書の管理で忙殺されて「ブリシットジョブ(自己目的化した管理業務)」化している危険性も見なければなりません。

財政調整基金の話ですが、現市政においては、2005年度の富岡市政スタートから2013年度までの9年間のうち1年を除き、ずっと取り崩しを続けて、2014年の年度初めに現金が底をつきかけてしまいました。2013年度までの9年間は、3月25~30日に議会で承認される、納品完工まで1日から5日しかない3月補正予算で残金を寄せて集めて使い切り、残金も地方財政法で定める財政調整基金への積立ルールを守っていませんでした。
私は、そうしたことを逐一問題視して、やめさせて、今の財政調整基金の残高に持ち直しています。この評価も、残高の増加率なので、この回復過程の数字が評価されたのだと思いますが、残高そのものは全国的に高いわけではなくて、ようやく年度当初の資金繰りに支障がない程度に持ち直しているというのが実情です。
この部分の評価は、総論で財政問題を指摘した質問はいくつも出ていましたが、方法論の問題点まで具体的に指摘して財政を建て直す議論を作ってきたのは私だと自負しています。

このランキング評価は一つの自治体経営の指標だと思いますが、財務総務畑の公務員の視点、役所が自己保存するための指標であって、福祉や教育や環境に関する指標は一切ありませんので、そのあたりを呑み込んで、7位という評価を受け止めてほしいと思います。

●財務に関する評価は朝霞市はあがりやすくて、2000年代初頭の日経の調査でも、財務部門で全国1位を記録したことがあります。以前はベッドタウン住民は税金を納めていただける一方、主婦の存在で住民サービスは学校教育以外ほとんど不要でしたが、今は、介護や保育サービスが充実してくるなかで、必ずしもそういう評価にならなくなってきています。そして、それでいいのだと思います。

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2021.02.25

2/24 「何のため」が抜け落ちているワクチン接種の議論

地方議員業界はいま、ワクチン接種の準備が話題です。この議論に噛んでいると、方法論ばかりどんどん些末な議論になっていて、ワクチン接種は何のためにするのか、という議論がどこかいっているんじゃないかと思わせるものがあります。

その背景には、ワイドショーやワイドショー化しているニュース番組の報道加熱があります。庶民感覚に近い、感情に障る問題や、疫学的な問題よりもどう並ばせられるか、という本質論ではない、些末な技術的問題を取り上げれば取り上げるほどチャンネルを切り替えてくれるからです。そういう報道に煽られた発信が、何のためにわざわざ国家的事業で接種をやるか、ということをすっ飛ばして、右向け、左向けと声があがるなかで、声の出る住民の感情を逆なでしないことが最高の仕事の価値になってしまい、自治体の現場は迷走している感じがしています。報道規制ができるわけがないので、実務に携わる人は、横目でそういう報道を気にしつつも、最大の効果が出るように接種の準備を進めるのが最善です。

集団接種へのネガティブなイメージから後ろ向きにとらえ、個別接種中心のやり方がもてはやされていますが、医師会の側が、混乱をしなやかに受け止める腹が団結力をもって決まっていないと、懸念材料が多いと私は見ています。これは何千人もの人を集める仕事をした人でないと、あるいは毎日何万もの物を届けることをコントロールした仕事をしている人でないと想像つかないかも知れません。

そして最近では、中央政界では、1回接種で済ませようかなどという政治の側の思いつきが提案され始めています。こういうのも、冷静に専門家が議論すべき話題です。

こうなってしまうのも、国家的に接種を進めるのは何でやるのか、どのくらいの人たちが接種を終わらせれば次の時代に向かえるのか、ということが共有されていないからだと思います。受付や予約アプリや集団か個別かとか、接種会場のつくりとか、まだ世界的にも使われ始めたばかりのワクチンの副反応を具体的に示せとか、反ワクチン派の存在の是非論とか、傍論とも言えるサービスの細かいテクニカルなことばかりに関心が向くのではないかと思います。

私は、自治体が医師会全体との信頼関係をきちんと構築できるかどうかが、混乱や不成功にならない一番のカギを握っていると思います。そのためには自治体側がきちんとしたグランドデザインを描いて、医師会と根気強い協議が必要です。また接種の人的資源は医師会ですが、接種のオペレーションは、大量の物や人を正確に動かす実務を日々になっている物流業者や、ときには自衛隊などに助言を仰ぐことが必要ではないかと思っています。

あと数日で来月末配布される「広報あさか」のなかに、次号は臨時議会の議会だよりが掲載されます。同じ会派の議員に全原稿を見せてもらいましたが、補正予算の柱であるワクチン接種に関する質疑は、多くの立場の議員から多面的な質疑が行われていて、現時点での市の絵姿が捉えられるよい資料になっていると思います。
ワクチン接種対応で朝霞市はどうなっているの、と思われる方は、ぜひご一読ください。
急がれる方は、youtubeで議場のライブが配信されています。時間はかかりますが、こちらをご覧ください。

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2021.02.23

2/23 ハコモノ羅列の不安と市議のままの不安~市長選の公報を入手

市長選の公報を入手しました。

今回の市長選、私は試合放棄状態です。現職には、和光市とのごみ焼却施設や朝霞の森開設など、一度判断したことを傷が大きくなる前に転換して変えた決断力と政治力は評価していますが、新しい政策課題に対する認識が甘いこと、議会の自律性を考慮しないところに、応援するということにならないと考えています。

一方で挑戦者の候補者は、市議時代に同じ会派を組んでいた方です。男性を含むひとり親家庭の支援に国に先立ち政策化したり、議員としては立派で、道を開けないことに道をつける活動をされてきましたが、市役所全体の上司となる資質や、責任を問われたときの態度などを見てきたなかでは、課題の多い人であると思います。こちらも応援することにならないと思っています。小さな話ですが、すでに政治活動チラシの配布が始まっていた、今月中旬まで何の話もありませんでした。

さて、入手した公報ですが、
現職・富岡勝則候補のものは、ハコモノ政策ばかりです。朝霞台地区を冷遇してきたことを見直そうとしているんだということは評価します。これも、私や田辺議員、須田議員が強く問題提起をして、気づかれた問題ではないかと思います。
一方、ノウハウで解決すべきことまで、ハコモノ政策の羅列で問題解決を提示することに不安しか呼び起こしません。財政的にもきついですし、政策の提示の仕方が古いという感じがしています。この25年、朝霞市の人口増を支えた人たちは、ハコモノで経済成長を実感したことがなく、新社屋建築と社内行事の盛り上がりに得意がる会社幹部に先行きの不安を覚えるような時代を生きている若い賃金労働者です。
この4月からスタートする市の総合計画に書かれていない話もあります。18日の市議会全員協議会で、市議会に対して、総合計画の策定手法の説明に終始して、内容をほとんど説明しなかった理由、公共施設の維持修繕を具体化するはずの「ファシリティーマネジメント計画」に数字が盛り込まれなかった理由かと合点しました。当選したら作ったばかりのこの2計画をどうするのか、問われることになると思います。
朝霞市が新型コロナウイルス対策で直面したのは、建物の話ではなくて、市役所と外郭団体内のノウハウの不足です。この9年間、議場で、市長と市長に事前諒解されている各部長の答弁を拝聴してきましたが、先進自治体とまではいきませんが、新しいソフト重視の政策への評価が低すぎて、朝霞市役所のひとりよがりみたいな答弁が目立つなぁと思ってきたところです。今回の公約でも、孤立する子育てに寄り添う職員やボランタリーな人々を増やすことなく解決しない問題を、ハコモノ増やしても子育て強者の居場所だけを増やすだけです。
市民の側も、声を挙げやすい題材として、公共施設のあるなしで行政からの愛情を評価する語られ方がこういうことになっているところがあるとは思うところです。

挑戦者の小山香候補の側は、強大な権力を持っている5期目現職を打破したいということなのに、市議時代に固執していた政策だけ、という感じです。お金のかからないソフト重視の政策が中心なのは評価しますが、学校増設など、あまりにも他の政策に与える財政、人的、政治的影響を考慮していないと言わざるを得ません。朝霞台地区は経験していますが、期待した第十小学校建設では思うような場所に土地確保はできず、当時の人口急増地域に学校は作れず、結果として飛び地的な学区を作らざるを得ませんでした。時間もお金もかかり、子どもが多い地域も動いていくもので、再考が必要なことと思います。
その他の政策は個々にはそうなんだろうなぁとは思いますが、市議として取り組める政策ではなかったかなと思うところです。
レイアウトもタテヨコの字の間隔がほとんど同じで、読みにくい、という印象を与えるばかりです。

●先進国では類を見ない規制だらけの公職選挙法では、選挙期間中のちらしは、街頭配布だけ許可されていて、ポスティングが禁止されているので、陣営から支持されていないと思われた人には、入手が困難を極めています。公職選挙法の規制は、主体的に投票先を選びたい人には、情報が入ってこない規制ばかりだと改めて思うところです。

●今回、富岡市政が始まって初めての対決型選挙になったなかで、十分満足いく候補者を擁立し、市民のみなさまにこれなら次の朝霞市は、と思っていただける状態にできなかったことが、私の政治力の至らなさだと反省しています。言い訳はいろいろありますが。
背景にあるのは圧倒的な朝霞市の地域政治の人材不足です。
地域のイメージが、町内会・自治会・商工会ばかりで、市民による自発的な活動の層の薄さが、地域の人材不足に拍車を掛けています。ここを解決しない限り、市議になったり、もっとオーナーシップをもって、市長になって街を良くしていきたい、という人材は、政党が供給する人材か、今の現職市議しかラインナップはありません。この問題は保守も革新も共通している限界です。報酬が若干低い(この4市は全国的にも低いのです)和光市議会にはどんどん挑戦者が入ってくるのに、朝霞市はいつまでも、いつもの顔で、新人もいつの間にかいつもの顔に巻き込まれてしまいます。
乞う挑戦者、と思っています。市議選ということもありますが、地域開発に挑戦者、と思う気持ちです。また市議選でも、次々に新人が既存の体制に恭順していくなかで、自分の手で道を開きたい、という人を期待しています。

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2021.02.19

2/18 次の5年ビジョンがないのだろうか~総合計画の議会レビュー

18日午前、市議会の全員協議会(会議にするほどではないが、議員が情報を共有しておかなくてはならないときに説明会的に開かれる)が開かれ、新年度から始まる計画のうち、①総合計画後期基本計画、②まちひとしごと計画、③公共施設ファシリティーマネジメント計画、④地域公共交通計画の説明が行われました。
これらの計画は市民に影響が大きいのに、「行政内部の計画」という位置づけで、行政職員だけで決められることになっているので、議会の過半数が「議決事項」として追加することに賛成しない限り、市議会の議題にも採決の対象にもなりません。その代わりという説明の場でした。

驚きましたのが、5年間の朝霞市の「最上位計画」と位置づけている①の総合計画後期基本計画の説明でした。21日から市長選がはじまり、現職市長が続投を表明しているなかで、市議会議員に対する今後4年間の任期をすべてカバーする5年間で実現したいことの問題意識や取り組みたい政策がアピールされるのだろうと思っていたところ、事務方から、5年前に立てた計画本文から順番を入れ替えたところの説明を数分受けただけで終わりました。今までどおりということ以外に、何をしたいのかさっぱりわかりません。
最近、市政に関して停滞や変化がないということを指摘されることが多くあります。まさにそれを象徴する場面だったと思います。

市長選の前に続投の大義をアピールする場面を、情勢は変わらないと読み、余計なことを提言して滑らない安全パイを取ったのだと思いますが、向き合うことを避け内部調整だけで状況を抑え込もうという政治姿勢を象徴するものです。
与党議員には総合計画の説明以前の様々な説明や約束を民主主義的にしているのかも知れませんが、中立的な私たちの会派からは、敵意をあえて持たずに見ているなかで、そのように見えるばかりです。
また、日頃、市役所は市民が地域に関心を持ってくれない、と嘆いたり、自治会加入率の低下が問題だと言い募るわけですが、議論を避けた市政運営をしている限り、市民は忙しく、関心を持つ市民など生まれてきません。忙しさを超える問題意識がないと、地域に入っていってナントカしなきゃと動いてくれるわけがありません。

政治的には、何も説明しない説明であると、本当に停滞の状況なのか、また1期目のように市民に意見が割れる問題に手を突っ込もうとしているのか、いろいろなことを考えてしまいます。選挙が終わってから大きな話が出てきて、市民の間で議論が起きたときには、後出しジャンケンと思われることです。

●その他の計画では
②「まちひとしごと」に関しては、人口予測なので人口推計の取ったパターンを説明していますが、前回のようにそこから新しい課題を提言することはなかったので、数値的分析の話に終始しました。我が会派からは、出生率の上昇に「結婚」を促すことは妥当なのか、という疑義をさしはさみました。子育てをするのに婚姻した家庭がある方が安定的とは言われていますが、出生に関しては、結婚を前提にする考え方がいろいろな意味で出生率を抑制している可能性もあります。生まれてきた子に罪はなく、またどのような状況であれ生まれてきた子をどこかに追いやることは不可能なので、生まれてきた子は経緯を問わず歓迎し、育てられる環境をつくることが必要な時代にあると思います。
③公共施設ファシリティーマネジメント計画は、今後の公共施設の長寿命化と更新を仕分けして、必要な財源、技術をどう調達していくかという計画ですが、理念とメカニズムの説明のみで、具体的な手法や財政調整的なことはほとんど説明がありませんでした。政治的配慮をしすぎた場当たり主義的な公共施設の運営にならないか心配になるところです。そういうときに割を食うのが、新住民の多い地域です。
④地域公共交通計画は、私が念願してきた計画がようやく策定されました。細かいところに不満はまだありますが、ようやく市としてマイカーの利便性だけに目を向けるのではない交通政策ができるようになったと思います。地域公共交通協議会という会議体、この計画、わくわく号や補助金などの具体的ツール、職員が揃ってきたと思い歓迎するものです。
この説明のなかでは、2021年4月から、朝霞駅南口から川越街道沿いの新電元工業の間に路線バスが開設されます。通勤時間帯だけの運行になり、ノンストップということですが、一般路線なので市民や周辺の事業所に通勤・学校に通学する方も利用できるようです。積水工場跡地から和光市方面のバス開設とともに明るいニュースです。
新電元工業は飯能市から移転してくることから、従業員の従来の居住地である西武線方面や武蔵野線方面からの直で乗り込むバスの方がニーズが高いのではないかと思うところです。私も高校時代に飯能市との間を毎日往復していましたが、乗換のロスというのは大きかったと記憶しています。川越街道バイパスの工場前の交差点に右折レーンのないで、周辺道路の通勤渋滞を避けるためにも、今後も継続的に十分な検討が必要なところです。

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2021.01.30

1/29 ロジスティックの強化と権限が必要だと感じるワクチン接種体制

29日に市議会臨時会が開かれて、補正予算を原案どおり総員賛成で可決しています。この予算のなかに新型コロナウイルスワクチン接種の医療関係者分が盛り込まれ、ここからワクチン接種の市としての準備が始まります。まだ未定事項が多いものの、答弁はかなり詳細に行われていますが、そこからは一般人の接種に移行する4月からの構想されている体制に不安が残る印象を受けました。また副反応の対応には、相談・補償のほか、福祉的な支援が必要なときには、因果関係の証明にかかわらず症状に応じて対処する答弁がされました。
まだ4月の高齢者・一般市民への接種開始までに時間があり、川崎市の実験などを受けての国の通知、県の指導などあるでしょうから、これからの計画の詳細がどうなるか見守りたいと思います。

昨日の臨時会で、私の所属する「立憲・歩みの会」としては、予算そのものには問題点はなく賛成しています。その前段に、本田議員から詳細にわたりワクチン接種に関して国が示していることに関連しての質疑、私からは副反応とみられる人への不都合へのケアを質疑しています。その他、利根川議員、田原議員、遠藤議員、石川議員、外山議員などがワクチン接種に関連した質疑をしています。

その答弁では、医療関係者1万人の接種が終わった後の、現段階での市民への接種をどうするかが説明されたのですが、医療機関に依存して溢れた部分を集団接種とする、という計画で、ワクチンの効果という点で心配が残るものです。採決にあたっての討論では、ロジスティックの体制強化と、これから見えてくる接種に対する制約ややらなければならないことを直視して、言った言わないにならずに臨機応変にベストをめざして対応してほしいとお願いしておきました。

いろいいろな制約の多いワクチンです。
最も外的な制約としての考え方は、接種がスタートしたら3~6ヵ月の間に、14万5000人朝霞市民の7割8割が2回接種して、免疫が続く状態がないと、ワクチンによる新型コロナウイルス制圧は失敗する可能性が出てきます。自然抗体(感染者の抗体)は早く減衰することがわかっており、はしかのような接種で一生続く免疫ではなさそうなのです。朝霞市でその効果を出すためには、1日1000人前後の接種を、毎日絶え間なくやらなくてはならないと言えます。
  厚生労働省 ワクチンQ&A
物理的制約としては、ファイザー製のワクチンは、マイナス70℃の専用冷蔵庫から出したら10時間でワクチンがダメになること、ワクチンは1000本1ロットでしか届かないこと。
接種と問診は医師でないとできないので、接種の医師、問診の医師を逆算して接種に必要な医療関係者を確保していかなくてはならないこと。そのためには地域の医師会に拒絶されず協力していただく計画であることが必要です。また医師の本業である病院・診療所での診療行為も基本的には継続できるように協力してもらわなければならないこと。
ワクチンの詳細に関しては海外生産で、また企業秘密が多く、集団接種の実践もまだ少ないので、情報がないこと(つまり常に現段階ではこうやるが、いつ情報の前提が変わってやり方を変える必要が起きるかわからない)。
実務上で忘れてはならないのは不特定多数を動員して接種していただくために、一定割合感染者が会場に来る可能性があること。

川崎市の実験では、改善の余地があるという報告で、集中・効率性を発揮できる体育館で接種して1時間30人だったと報道されています。1人が接種会場に入って出るまでにかかる時間は30分だったと報告されています。この実験結果からは、腐らない10万円を粛々と配る定額給付金以上に、非常事態的に進めていかないと、社会全体の免疫の獲得によるウイルスの制圧は困難なのではないか、という理解をしました。これができないとワクチン接種による制圧は穴があき、壮大な社会のムダになってしまいます。
自治体は、ロジスティックの技量が問われますし、公的な役割としては、30分の接種時間のために個人の趣味や選好を優先することは難しい、非常事態的に進めていかないとならない要素が高いと思います。
一方で、介護や障害者の入所施設や、大規模な事業所では、その場所で接種を受けるということがあってよいと思います。
また医療機関で接種という道を封じるべきではなく、並んだり大人数がいるところに出ることが不向きな、集団接種が困難な状況にある方々のためには必要ということは言えます。
もう少し時間があるので、昨日の提案では不安要素があり、必要な効果に向けたロジスティックを見直していくことが必要ではないかと思います。医療機関の側も相当な大手病院でない限り、毎日何百人も押しかけて接種することを想像しきれていないのかも知れません。
また、傍論的な問題ですが、定額給付金の給付でもおきましたが、不安心理のもとで行われ、多くの人に関わる事務ほど、些末なクレームを延々と続けるような住民を呼び寄せやすくなります。そうした住民が現場で接種を何十分も止めてしまうことにならないよう、どう処遇するかという問題も考えなくてはなりません。

ワクチン接種につきものなのは副反応です。ワクチン推進派は副反応を軽視し、ワクチン反対派は安全性の証明し尽くされなさを突いて徹底的に反対し、政治的な不毛な論争になりがちです。新型コロナウイルスワクチンが効果を出せば、副反応などの被害は、新型コロナウイルスで受ける被害より圧倒的に少ないという考え方から、私は基本的にこうしたイデオロギー論争に巻き込まれずに接種を推進すべきと考えます。
ただし、副反応と、因果関係が証明しきれないけど時系列的には副反応と感じるようなことが起きることに対する対処が必要です。従来のただの苦情受け付けに過ぎないような相談や、因果関係の証明に時間がかかり硬直化した対応になる被害者への金銭補償に限らず、生活上、実際に症状などのかたちで発生する不都合へのケアを、因果関係と関係なく行っていかないと被害を受けた人は人生を棒に振ることになります。この点を今回の議案質疑でしつこく聞き直しました。市として、ワクチン対策として包括的に示されませんでしたが、ケアの担当部長などから、因果関係と関係なく介護の必要には対応していくという答弁がされています。

●この記事を書いて思うのは、4月と言われるワクチン接種開始後、ワクチン接種の接種率が早く上がった自治体と、接種率が上がらない自治体とで人が行き来したら、集団的な免疫が成立していないことになっていくという問題が起きるということです。※海外とも同様です。接種率が高く感染者数が少なくなった国とは往来を認めても、接種率または感染者数が多い国との往来は規制が引き続き必要になります。
したがって、地域医療の資源が薄くて接種率を上げるのに時間がかかる首都圏と、規模の小さな自治体が多く地域医療の資源の比率が高い首都圏外との間で移動を解禁すると、ワクチン接種の効果は薄められてしまいます。ワクチン接種が始まっても、引き続き旅行・出張は接種前より自粛を求めないとムダ、ということになると思います。

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2021.01.28

1/28 新型コロナウイルスの追加対策を審議します 29日9時~臨時市議会

1月24日の大栄翔関の優勝、おめでとうございます。新コロナウイルス感染拡大下で、これまでの優勝者に地元が行ってきたようなお祝いができないことに心苦しい思いをしていますが、そうした環境に左右されず勝ちを積み上げていった今回の優勝に、市民の一員としてよろこんでおります。

前回記事でも予告していますが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の指定を受けて、朝霞市として追加予算を組み、対策を行います。そのための第6次補正予算を審議するため、
あす29日9時から臨時市議会が開かれます
議案は補正予算1本、本会議のみで、提案→質疑→討論→採決を行い閉会となります。日程としては1日を予定しています。
このなかでは埼玉新聞の記事になった、市民からの1億円の寄附者があり、その意をくんでの医療・福祉機関への支援や、新型コロナウイルスワクチン接種開始に必要な経費、感染拡大防止や経済対策的な施策が盛り込まれています。
傍聴はできますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止という観点から、
できるだけインターネット動画・録画公開をご覧くださることをおすすめいたします。

私ならびに会派で要望してきた、新型コロナウイルスで経営が苦境に陥っている公共サービス提供者である、医療機関や公共交通への支援が盛り込まれたことは評価できる内容です。一方で、著しい減収に苦しむ市民に対する生活支援が貸付金制度に留まっているなど課題もあります。また修学旅行や林間学校の中止にともなう経費負担の提案が場当たり的で、見えない債務が整理されきれていません。

補正予算の内容としては、
  ※議案第1号2020年度一般会計補正予算第6号 資料
  ※記者発表資料
〈ワクチン接種〉
・ワクチン接種の対応で5743万円(全額国庫補助・詳細未定)
〈医療・福祉事業者への支援〉
・医療機関への支援 3465万円
・保育所の保育士への慰労金 3150万円(1保育士5万円)
・障害者・高齢者福祉の事業所への給付 3855万円
〈市民生活のケア〉
・福祉貸付の対象と規模の拡大 600万円
・臨時就学援助 3005万円(就学援助認定児童1人3万円)
〈感染拡大対策〉
・加湿器の購入 (公民館・博物館・市民センター)150万円
・図書館への空気清浄機導入 76万円
・避難所の物資購入 604万円
・小学校の感染症対策グッズ購入 75万円
・ごみ処理委託業者への感染対策経費 100万円(1事業者20万円まで)
〈経済対策〉
・プレミアム商品券第2回の発行 6820万円 3万冊
〈事業者支援〉
・飲食店の感染症対策補助 3000万円 1店舗10万円
・交通事業者支援 569万円
   バス1社50万円+1系統5万円
   タクシー1社 40万円+駅前広場占用台数1台1万円
・中学校スキー林間学校中止に係る企画料負担 76万円

〈原資〉
国庫補助金 5743万円
市民からの寄附 1億円
ふるさと納税による寄附 752万円
財政調整基金(積立金)取り崩し 1億4795万円
  積立金の残額 23億9086万円

●記事中でも埼玉新聞記事をリンクしましたが、丸沼倉庫の須崎様から1億円の寄附がございました。新型コロナウイルス対策に奮闘する医療・福祉事業への支援へという意思での寄附です。予算が硬直化するなかで必要なことに対応するために貴重な財源となります。感謝申し上げます。

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2021.01.23

1//22 29日に新型コロナウイルス対策の臨時議会が開かれます

22日市長から臨時議会の招集が行われ、議事の調整をする「議会運営委員会」が開かれました。29日に臨時議会を開き、委員会審議をせず本会議で提案、質疑、討論、採決をする内容として、各会派合意しています。

議案は「2020年度一般会計補正予算第6号」で、1月12日からの緊急事態宣言指定下を受けての新型コロナウイルス対策のみの内容です。
 ※詳しい内容はこの記事の最後をご覧ください。

1月29日の本会議での審議の上、判断をしていきたいと思います。
私どもの会派「立憲・歩みの会」として、あるいは黒川、本田両議員による一般質問での問題提起が、やっとこさではありつつも、実現しているものもあります。

●なお1月29日の本会議は、9時からスタートします。質疑通告などはしないので、発言順はなく議長の指名によります。
なお、傍聴は可能ですが、新型コロナウイルス感染対策で、できるだけインターネット中継・録画公開をご利用なさることをお勧めいたします。

●新型コロナウイルス対策に限定した補正予算には、議会を経ない、自治体版非常大権ともいえる専決処分で決まったものがあり、会派「立憲・歩みの会」では事態が急転した昨年4月の第一次補正以外は問題視してきました。議場での質問・質疑や、予算要望などで再三再四、臨時議会の開催を求めてきました。今回、ようやく正しい手続きで行われたと受け止めています。

●22日に提示された補正予算第6号の内容です。
  市の発表した、朝霞市の記者会見で配布された資料(PDF)もご参照ください。
  ※記者会見の資料は、説明がわかりやすいと思いますが、掲載順が部・課単位です。
歳入で積立金の取り崩しが行われていますが、国の第三次補正の対象事業になりそうなものが多く、三月末の最後の補正予算などで繰り戻しが行われる見込みです。
国の個人向けの困窮者支援が限定的であり、朝霞市という、必ずしも富裕層ではないけど持ち家に住んでいる人が多いベッドタウン住民には適用にならない制度が多いことから、会派としても私個人としても、自治体独自の個人向けの失業や減収への対策を求め、より積極的な積立金の発動を求めてきました(こういうときのためにわが会派、会派結成前は私個人として、批判を受けながらも厳しい財政運営を求めてきたところです)。
今回は福祉貸付の拡大で部分的に実現していますが、パワーに欠ける感じがしています。
行政としては、2021年度の減収が読めないなかで、積立金は取り崩しには慎重なようです。報道によると国は2割程度税収が減るとみているようですが、それに当てはめ、市税2割減収として40億円の減収となります。そのうち75%が地方交付税等の算式で戻るにしても、10億円の減収になる、ということではないかと思います。

支出項目と財源は以下、ご覧ください。

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