2019.06.15

6/14 給付額の7割、プレミアム商品券の事務経費がかかりすぎ~本会議議案質疑から

14日市議会本会議で市長提出議案の質疑が行われました。
政策の決定過程など、未来にわたって永年保存となる公文書は市議会本会議議事録ということになるので、その観点で確認質問を少し多めに行いました。今回の質疑をふまえて、7月1日まで詳細を調査して、討論、採決に臨みたいと思っています。

専決処分3件は、3月下旬に国会を通過した地方税法の改正にともない、議会を開く間もないということで市長のサインで通した条例改正の承認。どのような改正が行われたか確認いたしました。このなかで市民に影響が大きそうなのは、住宅ローン減税の期間拡大の市民税対応分。その他は調整的な内容です。増税するからって住宅ローンばかり税で補填するという返し方が格差社会と住宅が有り余る時代に妥当なのか考えどころだと思うところはあります。
そもそも、議会を通さず条例を作る「専決処分」でよいのかという感じもしています。本当は3月定例会を延会して、専決処分になるような議案を最後に全体会議で採決するべきなのだろうと思います。

補正予算は、
・消費税増税対策のブレミアム付商品券と
・高齢者の免許返納をした市民へのパスモチャージ(1万円分)またはわくわく号回数券(1万5千円円、100回乗車分)交付することを始めるため。
免許返納対応は18日の建設常任委員会でも審議しますが、本会議では、高齢者の移動手段を十分に保障していく議論をあわせてやることと、パスモチャージで何もかも高齢者の移動権の話を済ませるやり方を問い、高齢者の移動手段の整備は必要性の認識を示す答弁が行われています。政策としては穏当ですが、検討経過など話の出所、他の施策との整合性、政策決定が感情に流されていないか、など精査して採決に臨む必要があります。
プレミアム付商品券は、給付額1億円なのに7380万円も事務経費を使うことを問いました。複雑な事務を担う丸投げ業者が間に入り、そこに委託するために5800万円を使うことがコスト高の主な要因です(朝霞市は1000分の1の規模なので全国では500億円以上使われていることになります)。
ふるさと納税にしても、地方創生にしても、国が目玉として自治体に押しつける政策の多くが、公務員が手間をかけずに丸投げ代行してくれる業者がさっと現れ、通常のコスト感覚からすると考えられないような割合の委託費で頼む構造になっています。その業者の背景資本には大手広告代理店などの全国企業が控えて、自治体もコスト高に目くじら立てないように国が全額交付金や補助金で補充するような仕組みになっています。
自治体には痛みがないけども、こうした経費のかかりすぎる「市民サービス」に関して、もう少し自治体議員も自治体議会も敏感でなくてはならないと思っています。いくら国が経費を見てくれるといっても、元は増税財源です。市民の負担です。

介護保険関係では、補正予算と介護保険条例で、低所得者の保険料の優遇の拡大が行われます。高所得者に甘い介護保険料の仕組みのなかで低所得者に恩恵をというのはわかるのですが、実は、この優遇が適用されないその1つ上の「第四段階」の保険料の人たちが一番負担感が強いなという感じがしています。
私の質疑では、将来に向けて介護保険料が大きく変化する要素を伺いました。施設介護か在宅介護かという従来の分岐点のほかに、2021年度からの次の事業期間で、住民参加型の福祉活動を増やさないと、インセンティブで国からの交付金が不利になることが答弁されています。

本町児童館の開設にともなう社会福祉協議会への指定管理の提案に対して、人権確保、厚労省のガイドラインの活用、前市長時代に構想された最終形態の6児童館体制が完成したことで児童館事業としての自律的な運営体制の構築に関して質疑を行い、人権に関しては研修は充実させるものの人権が底割れしたときの対応についてはこれからの課題、厚労省のガイドラインは学習会が開始されていること、6児童館体制の自律的運営はこれからの課題というような答弁がされています。

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2019.06.07

6/7 25~27日の市議会一般質問エントリ状況~私の質問は26日午後の見込み

25~27日の市議会一般質問のエントリが、7日12時に締め切られ、20人の議員が通告しています。
一般質問とは、議案に関係なく、議員が見つけ出した市政の課題を質問するものです。
通告した順番に質問順番となります。各質問者の該当日程は14日の市議会本会議冒頭に議長が宣告して決定し、質問通告の全員の内容もHP上に発表されます。私の質問時間ですが、未定ということですが、過去の例から推定すると、私は26日午後になりそうです。
いずれの日も9時から質問が始まり、終わり次第に次の発言者となります。

質問通告者(通告順・敬称略)
田原、津覇、福川、駒牧、本山、遠藤、岡崎、石原、須田、
大橋正好、柏谷、獅子倉、山下、田辺、黒川、小山、
山口、石川、斉藤、利根川

私の質問通告内容
1.学校教育の課題
 (1) 不登校児童への対応
 (2) 教員確保に関する課題と教育実習生の扱い
2.保育政策
 (1) 保育無償化の対応
 (2) 子ども子育て計画の策定の課題
3.マンションの課題
 (1) 建築許可・開発協議に関する課題
 (2) 管理組合への関与・触発
4.公共施設の課題
 (1) 道路基本計画の効果・施策の変更
 (2) 駐車場政策
 (3) 道路・公園・公共施設の禁煙
5.総合計画後期計画の策定
 (1) 計画策定の手順や方向性
 (2) 認識されている新たな課題
 (3) 財政の見通し
6.選挙事務の課題
 (1) 立候補者の住所要件の確認
 (2) ポスター掲示板位置情報のネット地図への展開
 (3) 開票について

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2019.06.05

6/5 6月定例市議会の日程決まる~議会運営委員会

5日9時~6月定例市議会にむけた議会運営委員会が開かれ、日程や、議案を審議する委員会の決定と、市長提出議案の説明、請願・陳情の処理の確認が行われました。

【審議日程】
6月
(7日 一般質問通告締切)
10日 本会議(開会・市長提出議案の提出)
(12日 議案質疑通告締切)
14日 本会議(市長提出議案に対する質疑)
18日 委員会開催日(総務・建設)
20日 委員会開催日(民生・教育環境)
25~27日 本会議(一般質問)
7月
1日 本会議(委員長報告・討論・採決)

【市長提出議案】
第1号議案 専決処分の承認(市税条例)

第2号議案 専決処分の承認(都市計画税条例)


第3号議案 専決処分の承認(国民健康保険税条例)
  国民健康保険税の低所得者減免の拡大
第4号議案 2019年度一般会計補正予算(第1号)
  介護保険料低所得者減免の拡大に関する一般財源投入
  プレミアム商品券発行経費        1,7億
  高齢者ドライバーの免許返納に対する対応 0.5億
第5号議案 2019年度介護保険特別会計補正予算(第1号)
  介護保険料低所得者減免の拡大
第6号議案 手数料条例改正
  新たな手数料項目の設定、手数料額の改定2項目
第7号議案 介護保険条例改正
  介護保険料低所得者減免の拡大
第8号議案 下水道条例及び水道事業給水条例の改正
  上下水道料金の消費税改定に伴う対応
第9号議案 工事請負契約の締結について(第八小学校の増築の設備)

第10号議案 工事請負契約の締結について(第八小学校の増築の建築)

第11号議案 工事請負契約の締結について(第八小学校の増築の電気工事)

第12号議案 指定管理者の指定について(本町児童館)

【市民から提出された請願】
令和第1号 多文化共生会議の創設の検討

令和第2号 国民健康保険税の値上げ中止を求める請願

令和第3号 永住外国人に地方参政権を付与できるよう公職選挙法の改正を求める請願

令和第4号 パートナーシップの公的認証および性的少数者に関する市問題への取り組みに関する請願


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2019.06.04

6/4 政治・統治の犠牲になる社会にしないために~天安門事件30年

天安門事件から30年、感慨深いものです。高校を卒業して大学に進学したこの年、共産圏の民主化が進んで、世の中が大きく変わると実感した1年のはじまりでした。近年、天安門事件の裏側での中国の権力層のさまざまな判断が明らかにされつつあります。結果的には本当に残念な事件でした。
その後の中国の発展、限定的ではあっても民主的な制度の導入を見ると、天安門事件の悲劇が全て無意味だということではなかったと思いますが、それでもいまだに犠牲者数はわからず、犠牲者の近親者たちには監視がつきまとっている、などというニュースを聞くと、権力の集中が、生命の有無すら見えなくできる怖さを痛感させられます。

天安門事件に続く東欧革命含めて、世の中が変わったという衝撃は大きくありました。ムリを重ねた体制というのは簡単なことで滅びるものだと思ったものです。
日本でも、衆参の与野党構成のねじれは1989年の参院選で社会党と連合の会が躍進するところから始まり、2013年の参院選まで続きます。戦後、政治は自民党だけのものだったという常識が覆った年でもあります。

その後の1990年代は、人々がより自由になるための社会改良が進んだ10年間ではなかったかと思いました。1980年代まで、保守でない側は、戦争の道への逆コースにおびえ、抵抗闘争との距離感が存在意義でしたが、1990年代は積極的に権力に関与し、自由や自発的な活動を保障するための制度改革が進められたと思います。とくに1993年から2001年までの8年間は、政治の多元化が進み、社会合意で制度が変わったことも多かったと思います。

そうしたことを思い返しながら、社会改良への思いを抱きつつ、無名の天安門事件の犠牲者に祈りたいと思います。そして政治運動に関わる者として、政治・統治の論理で犠牲になる人ができるだけ少ない社会にしておかなければ、と思っています。

●あわせて65年前は、近江絹糸闘争が始まった年。経営が女工を精神的に支配するために信教の自由を奪って特定の宗教を寮で押しつけ、組合結成されないように移動・接見の自由を制限したことに反発して、職場の民主化を求めて、ゼンセン同盟が100日を超えるストライキを打った闘争。記録映画や小説にもなっている戦後の大きな労働争議の一つ。

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2019.06.01

5/31 多忙な公共サービスとユーザーとの負担をめぐる合意を考えさせられる~延長保育料をめぐる請願審査から

保育園での保育料以外の別途徴収金のあり方を問う市民請願をめぐって、31日午後、市議会民生常任委員会が開かれ、担当の委員ではありませんでしたが、傍聴いたしました。

市民側の請願としては、市内の特定の法人の延長保育料など別途徴収金が高額でその設定に関して十分な保護者との協議・合意が取られていなくて説明だけで終わらせていることを問題視して、
(1)市の基準(強制はできない)を守ること
(2)法令にある書面同意を守ること
を求める内容で、これをめぐって請願した保育園利用者、問題となった保育園運営法人からそれぞれ参考人を招致して、市議会としてお話をうかがいました。

保育無償化をめぐっての抜け穴である別途徴収金が増える状況、公益事業を営む民間法人として営業の自由と公益事業としての制約・自律の折り合い、利用者の自立支援という役割がある事業での利用者の納得性や権利性、背景にある小さな政府を模索した日本での欧州並みの保育を要求されることの財源の矛盾、保育事業者の経営問題、朝霞市がおかれたベッドタウンという環境からの保育時間の設定など、さまざまな問題が考えさせられたやりとりでした。

保護者側の意見からは、高い延長保育料をめぐって提起した問題を事業者が向き合わなかったことで、議会に持ち込むまでの反発になったのではないかと感じました。
事業者側からは、事業を運営する大変さと、別途徴収金に関する合意形成の方法論の難しさをうかがえた一方、本社機能が集中して税収が潤沢な23区並みの市単独補助や、公立保育園を廃園して民間園への財源を要求されるなど、挑発的とも思える主張をされたのが印象的でした。また延長保育のオペレーションにお金がかかる面ばかり強調されましたが、利用者数や利用パターンによって収支が相当に違ってくると思う問題です。実態がわからないのに納得することを求められて、これはそのまま受け取ってはダメだと感じたものです。

●事業者と個々の利用者が保育園の別途徴収金に合意を取れ、という制度は、国の政令とそれを書きなぞっている市の条例の決めですが、「事業を実施にするにあたっては書面で合意」という規定に、合意できない利用者はどうなるのかということが書かれていません。ここが制度としてバグっている感じがしています。これは民法の改正で、一対多の契約で用いられる約款をどう定義するか苦心している問題に近いものがあります。
福祉サービスの利用は背に腹を変えられないものなのに、この条項は安易に利用者この個別合意に話をもっていき、合意できないときのトラブルシューティングが全く想定されていません。保護者側は合意しないと抵抗闘争をしやすい仕組みがあるし、事業者は合意しない場合サービス供給停止することも可能とも読み取れ、利用者の不安を利用することも想定できます。今回の請願審査で、ある議員から、高額の延長保育料を問題視して納得できない保護者から延長保育料を取れないことに不公平感を示す発言をしているのを聞いているなかで、不公平の問題よりも、合意をどう捉え制度化するかということの法律や条例の想像力不足ではないかと思いました。
利用者の負担を加えるときに、事業者から合理的な説明が行われ、全員は納得できないけど8割方の利用者がOKというようなときに事業者と利用者の合意を決着させる仕組みが必要ではないかと思うところです。別途徴収金のようなものは、個々の契約で合意を取るというより、こうしたことは事業者と保護者集団代表との交渉・合意で動かす制度をシフトさせた方が納得性がある結果となるのではないかと思いました。

●もう一つ、議会の問題でもあるのですが、業界秩序が必要な問題に関して、市議会一般質問や市民のクレーム発の行政職員による行政指導的な手法にばかり解決を依存して、立法的対応を全然取らないことが問題ではないかとも思っています。業者や市民に一定程度強制性をもった制度を運用したければ、独自条例を作っていく作風が必要だと思っています。

●私自身も民間保育園を利用して、こうした場面に直面することがあり、いろいろざわつくものがないとは言えません。

●事業者も利用者も、保育所への公費投入なら青天井に認めるべきという議論がなされやすい昨今、その話はそれ相応の税負担がないとというのが近年の実感です。そこがないと利用者が窓口でしかもの言わない障害者福祉を切ったり、学校予算が増えなくて学校での徴収金が増えたり、いろんなところに副作用が起きます。
土地柄、23区と比較され23区並みの支出を求められていますが、本社機能の集中で税収が青天井に入ってくる東京23区と比較されてもなぁ、と思うことばかりです。競い合って住宅を奪い合って買うのもいいけど、こうした負の側面も考えてもらえればと思います。

●話の本題じゃない感情的な反発を利用してやり込めて、問題解決をせず個人の忍従だけで対応させようとする「呪いの言葉」。上西充子さんの「呪いの言葉を解く」という本が話題になっていますが、保育政策で語られる言葉って、学校教育業界と並んで「呪いの言葉」によくぶつかるなと思います。そこをうまく解毒して読み取らないと、変なことになるなと思うことばかりです。

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2019.05.29

5/28 下水道を守るためのマネジメントの提案が行われます

28日、市の下水道審議会を傍聴してきました。下水道事業そのものの変化はありませんが、マネジメントの強化で重要な提案がありました。議題は4点。
①下水道料金の消費税改定の対応
②下水道事業を現金収支の会計から「地方公営企業法適用の移行」
③浸水対策のための「雨水総合管理計画」
④下水道の老朽化対策のための「下水道ストックマネジメント」
下水道政策の透明化の基本的なツールが整備されます。

②と④は、下水道事業の固定資産の維持コストを明確化するために企業会計に移行するための仕組みです。
現在、下水道事業は現金収支の会計でやっています。現金支出がともなわない減価償却は計上されておらず、老朽化対策が料金内でおさまるのかどうかわからない状態が続いています。今の朝霞市のように市街化区域の下水道整備がほぼ終わりつつあると、老朽化した施設の交換した年だけ予算が膨れて、更新コストの負担のある年だけ下水道事業が資金繰りに苦労することになります。
こうした課題を抱えているなか、下水道事業にも企業会計に移行し、毎年の費用に減価償却費を計上して、下水道の更新コストが毎年の料金収入とバランスが取れているか確認できる体制づくりをしようとする内容です。
あわせて国も同様の問題意識を抱えて、2020年から実施せよと求めているものです。
その結果、減価償却コストが高めになると料金値上げも考えられますが、料金値上げを前提としたものではない、ということが審議会で示されています。
②では、現在の下水道施設の財務諸表上の評価を現在調査している段階です。公営企業法の移行の条例改正は2019年9月市議会で提案されます。
④では、老朽化の度合いの調査を2019年度に行います。
問題になっている上下水道の民営化との関係ですが、確かにこれで民営化するときの前提となる情報は整備されますが、それ以前の固定資産を商売道具にする事業としての前提を整備するというのが朝霞市においての主目的で、民営化の構想はないということです。

③は、溝沼2地域、膝折1地域、三原1地域、朝志ヶ丘1地域の床上浸水発生の対策を計画化したものです。近日、パブリックコメント(市民への意見募集)が行われます。内容には、すでに緊急的に行われた対策が含まれています。また、三原と朝志ヶ丘に対しては、近隣市との協議が整い次第、追加的に修正が行われることも公表されています。
コスト概算の提示、利活用をめざす補助制度のメニューなどがなかったのが課題かなと思いました。

①は、下水道料金が水道料金とあわせて料金事業として消費税改定分の上乗せが行われ、2019年6月市議会で提案されます。万一消費税改定が延期されたら、9月市議会で改定しない内容の条例改正が再提案されます。

閉会後に職員に追加的に質問したところ、企業会計に移行した後、料金事業の汚水処理(糞尿と生活雑排水)と、治水対策で料金事業ではない雨水処理とはセグメント(部門)わけして管理することも確認しています。

●問題は③の財政負担と、②と④にともなう料金負担の変化です。先立つものがなければ絵に描いたもちです。
③に関しては、コストを明示して、2021年~の総合計画にきちんと織り込んで、計画通りの予算確保を可能とすることが課題だと思います。また、床上浸水が1~5軒程度で固定化されている場合、費用のかかる排水対策にお金を使うよりも、市がその住宅を買い上げ、都市計画で建築不可の地域に指定して転居を促すことも考えるべきではないかと思っています。
②④に関しては、老朽化の度合いが明確になったところで必要コストが明確になると思います。幸い朝霞市は人口密度の高さに助けられていて、下水道に関して急激な料金値上げはしなくても済むような感触をもっていますが、他市の下水道老朽化の点検結果の話を聴く機会があり、予断は許されないと思いました。

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2019.05.28

5/28 金融庁発の年金不安煽りに注意~これを真に受けることがさらに老後を不幸に

金融庁が、年金制度じゃとてもじゃないから暮らせない時代が来るから自助努力、という報告書を発表して、年金不安におびえる人たちが過剰反応しています。年金払うのムダじゃないかとか、年金ギブアップとか、ツィッターなどで盛り上がっているみたいです。

しかし、注意してほしいのは、この話は年金当局の発表じゃないので、年金制度が崩壊したとかギブアップしたとかそういう事実はないということです。何を意図してこんな未来予測を出したのかということだと思います。金融庁というのは金融機関の業界を育て、消費者保護「的」なことをする役所です。つまり金融機関を育てる意図でこんなことを発表しています。つまり国民よ、消費をせずもっと貯金をしろ、そうしたら金融業界様が投資をしてやって日本を豊かにしてやる、という意図があるわけです。

つまり年金不安を煽って、年金なんか信じられないという議論を起こして、年金保険料に対する忌避感から公的年金でカバーする割合を下げさせて、自己責任論を煽って、老後の貯金に人々を駆り立てようという意図があるわけです。
そんなことをしてしまったら、高齢者になったときに不安を抱く人をさらにふやし、収入があっても消費に使わず、ますますデフレ経済と、それを乗り切ろうとしてお札を刷って土地と株に投機する、今の社会の一番の構造的問題が解決されないことになります。

もちろん、年金制度が十分に豊かな老後を支えられるのか、という不安がないわけではありません。また高齢者向けの社会保障の自己負担がだんどん増やされています。そのなかで、貯金をしなきゃと思う気持ちは否定しきれません。しかし貯金が年金に代わるなどということは、現役時代に相当無理な節約をしないとできません。貯金のできない運の悪い親を持った子どもは、仕送りをしてやらなけれはならなくなることになります。
年金制度は、現役世代の年金保険料+税→受給者の給付に割返されて払われているのが基本です。年金積立金とかいろいろありますが、これは支払準備金と、年代別の給付と負担の偏りを調整するためだけです。これをもって将来、年金は維持できないと断言する方がいますが、たとえ給付水準が下がっても、これより勝る引退後の生活の支える仕組みはありません。

年金を積立方式にしたらという意見がありますが、これこそ平和ぼけそのものです。積立方式は物価上昇に耐性がありません。そのときの現役世代がそのときの高齢者の生活を支えるということを基本にしているから時代時代の経済状況に耐性があります。
積立方式が権利が確定しているように見えても、それは金額の額面で、社会情勢の変化にはその権利は何の確定された約束はありません。仮に社会が安定し続けたとしても、結局は預かったお金をどこかに投資して、キャッシュフロー的にも金利的にも現役世代の取り分から上前を取って返さなければなりません。この社会が養わなければならない不労所得が経済のウエイトのかなりの大きな部分を占めるようになります。そうなると、後世の人たちにとんでもない負担を押しつける危険性があります。それができないと、支給額は確保されても、物価はもっと上がり、結局は実質的な給付水準が下がることになります。

こんな不安に煽られることなく冷静に年金制度を見ることが大事です。

●一方で、高齢者になったときに、病気のとき、けがのとき、介護が必要になったとき、その自己負担はどんどん増やされています。それで利用抑制になるインセンティブなんかないのに大きな負担を求められるようになったことから、結局不安におびえて高齢化を迎える人たちがせっせと貯金をし、せっせと高額な民間医療保険の保険料を払い続けています。やるべきことやらないでムダが多い社会だなと思うところばかりです。

●一方、公的年金制度は65歳死亡、18歳就労、50歳退職で制度がスタートしているので、確かに標準的な受給開始年齢の引き上げは必要だなと思うところです。90歳死亡、22歳就労という前提で考えると、標準的な受給開始年齢を70歳と設定して、定年制などを変えていくことが必要だとは思っています。

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2019.05.16

5/15 議会とパワーを考える日

5月15日は、犬養毅首相がクーデターで暗殺された日、戦前、このときをもって、政党政治が終わり、軍人などから超党派の「挙国一致内閣」が選ばれつつも、政治が不安定化して戦争を止められない政治ガバナンスに一気に進みます。

そうしたなか、維新の国会議員が北方領土のビザなし渡航という、国と国が例外的な措置で北方領土を訪問しているさなかに、元島民と戦争を前提に領土問題を議論したことが問題になっています。とんでもない話です。私は、行政府に入っていたり、政党の幹部の議員であれば、その役職を辞職するのは当然だと思っていますが、一方でただの議員でいる限りは問題発言は有権者の審判で整理されるべきだと思い、議員辞職には否定的に考えています。しかし、その後の問題発言をした議員、それを擁護する人たちの態度が悪すぎて、感情的には逆なでされることばかりです。
私の祖父母も父も戦争で住むところを追われた経験を持ち、子どもの頃は祖父にそのことをよく聞かされてきました。この国会議員の無知・無感覚には残念な思いをしています。
またこの国会議員は、1984年生まれということで、冷戦時代の日本が取り囲まれている緊張感を知らないんだなぁ、と思うところです。

さて、統一選が終わって他の自治体の議会が動き出すなかで聞こえてきたことでいくつか気になることがあります。
・札幌市議会で「仮議長」が居座る事件
・任期が始まって半月も経過しているのに議長が選ばれていない件
・地方議会のさらなる政党化
です。議会での議員の地位、議会と決めごとの緊張感について考えさらせる話です。

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2019.05.03

5/6 くまがい裕人さんとお話しませんか

連休最後の日ですが、立憲民主党埼玉県連のくまがい裕人さんが朝霞市にやってきます。ひざを付き合わせて、くまがいさんとお話しながら、くまがいさんの政治に対する問題意識や政策に意見交換をする機会を設けました。
急な話で恐縮ですが、この機会を生かして、みなさまの政治に関する情報を増やしていただけたらと思っています。

日時 2019年5月6日14:00~15:15
会場 朝霞市産業文化センター 2階研修室3
           市立図書館北朝霞分館入口の向かい、奥の方の入口です
    会場確保の関係でロビー看板は「くろかわしげる後援会」とご案内になります
出演 くまがい裕人(立憲民主党・前さいたま市議会議員)
共催 くろかわしげる後援会
※どなたでも参加できます。参加料無料です。途中入退場も可能です。
※お子様づれのご参加も歓迎します。
※会場の大きさの割に駐車場が少ないので、可能な方は徒歩・自転車・公共交通機関をご利用ください。

 

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2019.05.01

5/1 祝メーデー・メーデーとGWと有給休暇

きょうはメーデー、労働者の祭典です。集会としてのメーデーは27日に開催済みだけども、きょうこそは、労働者が団結して交渉して、労働力を買いたたかれないようにすることが大事だと再確認する日です。
GWのど真ん中ということで、週休二日制が定着した頃からメーデーは連休初日に開くようになりました。労働界やそこに近い運動家業界では、祝日の日付に固執する保守派よろしくメーデーは5月だという名詞にこだわる人と、GWど真ん中に組合員に県庁所在地の公園広場に来てよ、と誘う側の都合とで、論争が繰り広げられます。労働組合というのは社会のサブシステムであり、GWに帰省か旅行か子どもの面倒などを理由に参加を断られながら勧誘を続けて疲弊する在職の組合の支部・分会の役員たちのことを考えれば、参加しやすい日に設定してよいのではないかと思います。
日本のメーデーは、2~4月の春闘が終わってお疲れさま集会(もちろん4月になっても妥結できない中小零細企業の組合もありますし、追い込みの目安にもなっている面は否めませんが)のような意味もあるので、戦術的な意味はなく祭典で、記念日に固執して、参加者を減らしてコアな活動家だけのものにする必要はないように思います。

しかしGWなんですよね。宿泊料金や航空運賃が変動相場制になってから、連続休暇は金持ちのための休暇みたいなところがあり、あまりありがたいものではなくなった感じがします。またサービス業が増えて、女性が休日に出勤することが多い状況は、国民の祝日があべこべの意味を持っているのではないか、と感じるところがあります。今年のGWの保育実施の調整などはそれを痛感しました。

さて日本の労働者はGWしかまとめて休めないのでしょうか。
労働基準法の有給休暇の条文は不自然な文になっています。
「第39条 使用者は、(中略)労働者に対して、継続し、又は分割したた十労働日の有給休暇を与えなければならない」
労基法39条に「、又は分割し」と挿入されたのは、戦後の生活困難で「生活物資獲得のため、週休以外に休日を要する状況にあり」つまり東上線名物だった芋の買い出しで付け加えられたものです(濱口「日本の労働法政策」P512~514、「働く女子の不幸」など)。
本来は有給休暇は「継続して」一括で与えるべき休暇で、欧州ではまさに「バカンス」のことです。

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2019.04.30

4/30 天皇の退位にあたって

きょうをもって天皇が退位されます。近年、出てくるようになった様々な軌跡が、平和や、国民世論が暴走しないように、そして過去を大切することを絶えず気を配って行動してきたということを悟らされます。
そうしたご努力に敬意を表したいと思います。

立憲主義のもと抑制された権力をどのように扱い、憲法体制の安定に注意されたかも感心しています。

●私は間違いなく中道左派というカテゴリーの左派で、平等志向のはずなのに何で天皇制を肯定するのだ、と批判されます。もちろん、昭和期前半のような、神格化され、批判すれば逮捕されるようなネタとしての天皇制のあり方は全く認める気持ちもありません。
高校生のときに、諸外国との憲法比較をするなかで、立法、行政、司法の三権を調整したり三権の相互牽制だけでは説明つかない任務に関する権力的存在は多くの国で存在し、元首として、王制があれば王制が、王制がない国では大統領がそれを果たしています。
そのときに、議院内閣制の上に大統領制があって、それが別選挙で選ばれるというのは、議会の合議を経ない大統領に対して世論の暴走を招きやすい問題を孕んできます。直接選挙で政治的に選ばれた大統領が、議会や議院内閣制の首相と意見が異なるときに、大統領が謙抑的に振る舞わないと、頻繁に軍事クーデターを起こしている国のようになります。あるいは大統領の暴走した判断に世論が翻弄されることになります。そのぐらいの権力調整的業務であればあれば王制を残して、非民主的であるからこそ謙抑的な調整役として残すことは合理的なものと考えます。
スウェーデンなど北欧では王制のもとでの議院内閣制で運用されています。スペインでは王制のもとで左派・社会労働党政権が断続的に長く続いています。

端的にいうと大統領制を採用しない方がよい。首相公選制もやらない方がよい。あくまても権力の源泉は国権の最高機関である議会である、という政治システムに、王制は親和的なシステムだろうと思っています。日本の場合、象徴天皇制なので、三権の調整という役割もほとんどないのですが、それでも様々な任免権、公布の署名を通じて、行政権だけが暴走することに謙抑的なモラルを求める機能は形式的に残っている状況だと捉えています。

一方、王制を肯定する問題として、天皇家の人々が、生存権や豊かに暮らすこと以外の、基本的人権がどうしても制約されることが残ります。

●首相の任意解散権を認める7条解散肯定論は、三権の調和と天皇の役割を過大に求めている危険な仕組みだと思っています。

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2019.04.28

4/26 N国党の大橋昌信議員が朝霞市議を辞職

20190426nkokuohashi話題の多かった、NHKから国民を守る党の大橋昌信議員(所属会派:輝政会)が本人の届けによって4月26日に辞職されました。参議院選挙対策とその後の身の処し方を控えての転居にともなう辞職と見られています。

N国党では立花党首以外では最初の当選者で、同党の選挙のロールモデルができたのが2015年12月の朝霞市議会議員選挙だったと思われます。過去の経歴やプロフィールがない選挙で当選できたのは驚きでした。そのなかで諸条件を考えると、彼のような突飛な主張が、約1%の有権者に票となって返ってくるのはおかしくないと思いました。
さらに、町内会の枠外で出てきた議員に塩対応するこの街で、彼は、市長や在来勢力の住民が公認したとみなすような立場である、与党・最大会派の輝政会に入ったことが衝撃でした。
朝霞市の民主主義って何だったのだろう、と自問自答することが多いこの3年半でした。

議会外の活動では、様々な話題を提供されて、市内外の方々からかかってくる電話に議会事務局が対応に追われる場面が何度かあり、ハラハラした同僚でもありました。私のところにも何もしないのかと抗議される長い電話が頻繁にかかってまいりました。
これは、地方自治法での議員の懲罰を考える機会になったと思います。昨日のNHKスペシャルでも話題になりましたが「議場内」の自治として懲罰は行えるのですが、議会外の活動のトラブルは司法に委ねなくてはなりません。
国会議員の不逮捕特権ほどではありませんが、議員は議論する立場を守られているんだ、ということを心しなければならないことも改めて認識する機会になりました。

よかったこととして、大橋昌信さんとは、「議会だより編集委員」の最大会派・輝政会が送り出した委員として一緒に仕事することもありました。議会だよりをつくるというサブな仕事ゆえに、調整し忘れ、決め忘れ、先送りになりがちな話が多いなか、大橋昌信さんは、会派に持ち帰って協議してほしいことをきちんと一つ一つていねいに確認してこられ、そのことでわずかですが議会だよりの改善が進んだこともあります。その協力ぶりには感謝していますし、事務能力を感じました。

●今回の統一自治体選挙で、首都圏を中心にNHKから国民を守る党の躍進が注目されています。民主主義システム全体に対する不信感もあって、どうせ投票するなら、という有権者の感覚が強く、そのなかで実際に行動に移してしまう有権者がこの党の進出を支えていると思います。
政治の話題が国政の政局の話ばかりであること、与党よりの政治部報道の傾斜、生活に漂う不安感に処方箋を示せない政党や政治家のあり方などが改善されない限り、同党以外にも、こうした議員が誕生する流れはしばらく続くと思われます。民主党や、若手議員たちに対する期待が裏切られた後の、冷笑ムードも大きく、私も選挙のたびに「地方議会って存在意義があるのかね」と有権者に聞かれることが多くありました。そうした時代的な背景のなかの副作用だと思っています。

●ネットを見なくてNHK料金不払い運動を提唱した本多勝一に影響されてきた左派系の市民が共感しているシーンも何度も見ました。難しがられると思想や体系化された政策でたたかわず、税や公共料金の負担ばかりを主要な争点設定をしてきた左派系の政治運動が、こうした政党の土壌を作ってきたのではないかと思うところがあります。
首都圏においては地域政治情報がマスコミに出ることは不祥事しかなく、選挙の争点も国政課題になりやすい傾向があります。そうしたことも、市政と無関係な派手な政策課題を掲げた同党が進出した要素があります。

●これから4年間、統一自治体選挙以外の、中間選挙と言われる市区町村議会議員選挙では、50人近くに膨れあがったN国党の議員が専従活動家として駅頭などをジャックして選挙運動等をすることが想定されます。その他の候補には浮動票をねらった空中戦がやりにくくなる可能性があります。そうした選挙対策を考えている人たちは戦略の見直しを考えておいた方がよいと思います。

●議会事務局に抗議の電話がかかってくるのはわからないではないのですが、上司でもない議会事務局に処分を要求され続ける状態は、日本人の民主主義に関する基本的な理解が、まだまだなのだなと思うことが多くありました。

●朝霞市議会では議会運営委員会の委員の枠が4人に1人(端数切り上げ)となっているので、彼の辞職により、最大会派・輝政会は9人から8人になり、1議席なくなることになると思われます。

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2019.04.26

4/26 ますます遠のく野党の統合とうやむやな消費税増税の責任

昨日、国民民主党と自由党の合併が決まりました。
支持率が低迷する国民民主党としては、何らかの政界再編の足がかりを作って、野党の結集を図りたいということなのだろうと思いますが、その第一歩のパートナーとして、小沢さんの自由党を選んでしまったことは、ミステイクだったように思います。
民主党時代にされたことの記憶から、立憲民主党や野田佳彦さんの「社会保障を立て直す国民会議」のアレルギーは強く、野党の統合は座礁に乗り上げたと言ってよいでしょう。

政策的には、消費税増税の税財源をもとに社会保障制度を充実・安定させる「社会保障と税の一体改革」を責任もって求める政治グループは野田佳彦さんたちの数人の国会議員しかいなくなりました。
社会保障と税の一体改革は、安倍政権が推進している、と指摘されそうですが、度々の消費税増税の分割・延期が行われ、社会保障では、年金不安におののく国民意識につけ込んで今の制度改革に使われることのない年金財源に投入され(しかも株価つり上げに投機されています)たほか、優先度の低い保育料の無償化に使われ、医療や介護や貧困などの解決がされず、将来全体に対する安心感が作られませんでした。その結果、国民にはただ税金が取られただけという意識になってしまっています。また景気対策としても消費性向の高い低所得者に恩恵が少なく失敗です。
さらに負担軽減と称する景気対策へのバラマキ、自民党政権の支持層や富裕層、広告代理店に向けた様々な事業や外交政策への大盤振る舞いなどが盛り込まれた補正予算の繰り返しもあいまって、増税に対する「仕方が無い」感がまるでない、という感じになっています。

一方「社会保障と税の一体改革」を主体的に推進してきたはずの野党もひどいもので、
立憲民主党は、「今は消費税を上げるべきときではない」として、消費税増税に賛成とも反対とも言わずに、「今は」と問題で棚上げしてしまい、使途の議論は批判しかできない状態になっています。
社民党や共産党は増税反対をもとより言っているので、増税した財源の使途に関しては議論する立場にないと思います。共産党に関しては、社会保障の充実のために財源は必要という立場で、実効性は疑問がありますが、所得税の累進強化と法人税の増税を提案しています。

そうしたなか消費税増税を肯定してその使途を議論しようとしていた国民民主党が、最も強烈に消費税増税を否定する自由党を取り込み、党名・役員・財政その他党運営の根幹になるものを自由党に譲歩しなかった結果、自由党の所属国会議員や支持層が最も毛嫌いするように誘導されてきた消費税増税には、国民民主党が反対する立場になることは避けられないと思います。

その結果、消費税増税を財源にして、どんな社会保障を構築するのか議論できる国会議員は、野田佳彦さんの「社会保障を立て直す国民会議」の6人しかいなくなった、ということが言えます。

この状態では、国民には増税だけが残り、社会保障制度の議論はペンペン草です。いったい何のために国民は負担増を抵抗せず容認してきたのか、ということになります。こうした増税に対する無責任な政治状況が繰り返されると、負担増にともなう問題解決は有権者の信頼がなく、国レベルでは不可能になります。国なんか信頼できないから負担だけ減らせ、ということが正しい議論になります。

国全体としては再び小泉純一郎と竹中平蔵がやってきたような、小さな政府と格差拡大を生む新自由主義的な政策を取らざるを得ないのだろうと見ています。大変な苦難の時代です。
もちろん自治体によっては、有権者の意識次第で自主的に独自課税をして財源確保しながら問題解決する、ということになっていくものと考えられます。現在そうした提案がないわけではありません。

●昨日、衆院埼玉4区の国民民主党の候補者として、浅野克彦元都議が公認されています。都議の最後に都民ファーストと決別して苦杯をなめた方です。前の民主党系の衆院候補者である吉田よしのりさんが頑なに守った脱原発の方針が維持されるのかを気にしています。

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2019.04.24

11/22 商業地域に住んではいけない

朝霞市内の、都市計画法の商業地域に住んではいけない。とびっくりするようなことを書きます。

土地利用には、都市計画法で用途地域規制が一番大きな規制としてかけられていて、朝霞市内の場合は、根岸台と宮戸の一部地域以外、基本マンション立て放題となります。ただ、2009年に高さ規制が入り、多くの地域では、それでも25メートルまたは35メートルの規制がかかり、8~11階建てのマンションが高さの限界となります。

ところが、朝霞市で大人気の朝霞駅、朝霞台駅周辺の駅近の地域、かなりの面積で商業地域と指定されていて、そこは高さ規制がありません。容積率とその規制緩和利用の数値で、かなりの高い建物が建てられます。せっかく購入した住宅の南面に、そんなものが建てられたらたまらない、と思うものです。リスクだらけです。

最近、当該地域のマンションの建築問題の相談を受けしまたが、業者が首を縦に振らない限り、細かな話以外、打つ手がありません。近隣住民を分断統治して、ものわかりのよい住民だけ選んで対策に応じる、ということも行われます。
商業地域の住民の6~8割の住民が、土地利用規制を強化してほしいと言いだして住民で検討会を始めてくれればその地区限定の「地区計画」という上乗せ規制が可能ですが、商業地域のような土地は、住むだけではなく、商売をやるということだけでもなく、貸したり、資産保有願望で現金代わりに保有している土地もあって、そうした思惑の人は利用規制の強化にまず賛成しません。合意形成は難しい世界です。
結局手を付けられない土地ということです。南面に何かがあれば土地を買って防ぐしかなく、そんなことは大手資本の前に個人ができることなど限定的で、無理です。

せっかく土地の値段が高い地域なので、売り払って逃げるということしかできません。それも今みたいに資産バブルの時しかできません。
開発業者は完成させて売り払ったら後は知りません、という態度です。困った問題を抱えた近隣住民は住み続けなければなりません。
そういう経緯を知らずにマンションを買った住民はどうも周囲とうまくいかないなぁ、という疑問をもちながら、近年のマンションのあれやこれやのセキュリティーシステム、立ち入り規制などに遮断されて、マンションの外にいる人はすべて敵かも知れない、という状態になります。

●商業地域は土地を高度利用する、という呪文を信じ込んで、こんな規制になっています。商業地域だからと土地が高度利用できても、朝霞市のようなベッドタウンではオフィスビルが入ることもないので、結局何するよりも、分譲マンションにして、サラリーマンが払いきれるだけの値段を設定して売ってしまうのが最も生産性の高いビジネスモデルになります。そうすると商売やって日銭を稼いで払える家賃にならないし、店舗を持っている人は固定資産税ばかりかかることになります。賃借物件の人は、家賃のつり上げに耐えなくてはなりません。結局商業地域に商業が育たないということになります。気の利いた店はみんな住宅地の中にあるでしょう。商業地域では商売が成り立ちません。
その結果、商業地域はマンション開発か投機目的以外、手を出さない方が無難、ということになりますが、投機目的なら景気後退局面で町並みがひどくなることを覚悟しなければなりません。

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4/23 GW10連休の保育の利用状況

市役所で、GW10連休中の保育の対応について職員からヒアリングしてまいりました。
仲町保育園で通常の20人の休日保育枠に加え、4/30~5/2の平日だった分をさくら保育園で特別開所して20人分の保育を確保する対応をとりました。日によりますが、仲町で最大19人、さくらで最大14人の申し込みがされています。今年限りで新たに追加された3連休と連休終わり頃が最も利用者数が多い状況です。

10連休となることが判明した後、12月定例市議会の一般質問で10連休に対応できない保護者の保育を問い、調査を約束する答弁を引き出したことが、適量の保育枠を設定できたと思います。なお調査はアンケート方式ではなくて、通常の保育利用申請書をひっくり返し、休日保育のニーズの高そうなご家庭から必要枠を算出したということです。

3月の一般質問では複数の議員からGW10連休の保育の対応について質問が出ましたが、極めて明快な答弁ができていました。その結果、私も含めて、保護者や市民にも早めに案内できて、利用者も混乱なく問い合わせがあれば市として対応できたと思います。

費用負担に関しては、休みが追加されていて不本意な負担増になっています。申し訳ありませんが、なにとぞご容赦いただけたらと思います。

4月という保育所も保育行政も混乱する時期をはさんでの今年限りの対応、国が10連休の保育に関して方針を出したのが2月、ここから対応を始めていたとしたら、行政が後手後手の対応だった可能性もありました。

●9日前までの申し込みですので、連休後半はまだ申し込みが可能です。

●勤務状況が判然としなくてひとまず利用申し込みされている方もおられるという報告を受けています。それはそれで仕方ないと思います。保育士も特別対応の出勤となっていますので、もし保育所利用が必要なくなったときには、早めに申し込み先にご連絡くださるとありがたいです。

●労働組合でいうと、UAゼンセン同盟さんほどではないにしても、私の出身の自治労も、女性と休日出勤の職場が多い組合です。そのようなことで休日出勤している人たちの生活というのはいつも頭に残ります。朝霞市は池袋という大消費地を控え、(今はそうでもないですが)割安な住宅地でもあり、スーパー・デパート関係で働いている人が少なくないところです。他にも、消防や警察、交通労働者、自衛隊員などもそうですが、他人が休んでいるときに出勤せざるを得なくて、保護者としての責任を負いきれないときの保育をいつも留意しています。おそらく、今回10連休に公的保育を利用できた人はそれなりに情報に鋭敏な方々で、親族による保育など様々な資源で10連休を乗り切っている方も少なくないと思っています。

●製造業の現場が海外移転し、土曜や日曜や祝日が必ずしも休みにならないサービス業労働者が増えているなかで、観光バブルを煽りたくて何かと国民の祝日を追加したがる今の政権の体質、あまり時代適合的ではありません。サービス業が女性労働者の比率が高いこともあり、この10連休「パパワンオペ育児」という言葉も出てきています。

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2019.04.22

4/22 新人市議会議員の第一歩

この記事は、市民向けというより、新人で市町村議選に当選した人でこれから議会がどうなるのだろうと心配な方向けに書いたものです。

昨日開票の各地の市区町村議会議員選挙で、新人議員が誕生したと思います。まずはおめでとうございます。昨日までの喧噪とは打って変わって、運動員たちは日常に戻り、選挙の後は急に人がいなくなり、その落差に驚かれることと思います。そのなかで選挙の後処理、支援者へのあいさつ行脚などをしていきます。寂しくなって、誰もいないことで焦燥感が出ますが、平常心が大事です。

議員になるための選挙のヘルプは、政党も人を派遣して教えてくれ、書店にマニュアル本もあるのですが、当選して議員になってからの知識は、党組織がしっかりしている政党・地域にいない限り、ほんとうに静かで誰も教えてくれず、気がついたらこんなことになっていた、ということばかりになります。

私の経験から少しだけ道案内いたします。

まずは、市議会の初日を確認してください。その日は出席しなければなりません。時間厳守です。

多くの議会のなかには、政党みたいな「会派」というものがあります。ほとんどの議会では、会派に所属するのか、しないのか、所属するならどの会派に所属するのか決めて、届け出ることになっています。その結果を受けて、会派のトップが集まる会議で選挙後の議会のダンドリを決める会議が行われ、議場の座席や所属委員会などの割り振りを調整して原案を作ります。
政党所属議員は政党の方針で会派が決まりますが、好き嫌いで組む議会もあります。結婚と同じで、会派を組むのは簡単ですが、割るのは泥仕合です。議会によっては会派で意見が違うことを問題視したり、会派と違ったときに発言制限を受けることもあります。会派の所属に関して口約束で話が進みますので、誘いを受けたときには入るか入らないか答えないか、明確にしないとこんなはずではという4年間が始まります。世間的には会派というのは考え方や理念を同じくする政策集団、として政党並みの位置づけがされていますから、意見も考え方も違うのに友だちだからと組むのもバカにされる原因となります。

議会初日までに、議会制度の説明会・オリエンテーションをする議会もあります。「対等平等」で自由な立場の議員どうしが物事を決める場所なので、多数派の暴力にならないようにルールと先例が大事な世界です。こうしたものを陋習と頭からバカにする人は注意した方がよいです。自分を守るためのツールです。おかしな先例やルールは議員になっていろいろ見えてきたところで、あるいは議会改革などの取り組みがあればその機会に直してもらうように工作しましょう。
議会事務局の説明会と、議会事務局がくれるルールブック「先例集」(会議規則、委員会条例、申し合わせ集、先例を束ねたもの)と憲法と地方自治法は時間のある限り目を通しておくべきだと思います。
説明会もルールブックもくれないという議会は、時々多数派や議会事務局がテキトーなこと言って議員を制御している議会である可能性があり要注意です。

議会初日、議会が始まるといきなり議長選挙になります。立候補者から選ぶ仕組みを取っていない議会もまだまだあり、突然投票用紙が配られ、投票箱に議員の誰かを書いて投票するように促されます。そのときに困らないように、信頼できる議員や考え方の近い議員に相談して誰に投票するか考えておく必要があります。会派があれば会派で調整します。同様に副議長選挙も行われます。

続いて、座席や所属委員会が決められます。市議会議員はどこかの委員会に所属しますが、どの委員会に入りたいか、順番に候補を考えておきます。会派のボスが委員会の枠を取ってきて、会派内でどこに入るか調整するのが通常です。無会派の議員はたいてい残余の枠を渡されますが、無会派の議員が多くいる議会では、無会派の合計数で按分して委員会枠が渡されて、無会派議員どうして割り振るところもありますし、会派の会議で取りたいところを取った残りだけがまわってくるところもあります。ここは議会によりけりですが、希望委員会を持っておくことが必要です。人事ポストに何があるのかも確認して、入り込めそうなものはどれかを確認しておくことも必要です。

その他いろいろなポストの調整がありますが、そのとき議会内の「選挙」で決めるか、会派間の調整で人事の原案をつくり全員一致で決める「指名推選」を取るかで手続が違いますので要注意です。1人でも「選挙で」と言い出すと選挙になるので、選挙にした方がよいのか指名推選にした方がよいのかよくよく考えておきます(通常は会派のボスが決めちゃうんですがね)。

さらに様々な届出書を出させられたり、なかにはそれが質問権を確保するために重要なものがあるので、議会事務局に積極的にヒアリングすることが大事です。

ここまでが議会初日。
統一選の当選者は、議会デビューは6月議会からだと思いますが、議会によっては、最初から質問があるところもあります。とくに一般質問は自分の問題意識をぶつける場なので、何を聞こうか、質問時間とにらめっこしながら洗い出して準備しておくことが必要かも知れません。

その後、基礎知識の勉強が必要です。

受けておいた方がよい研修として、
・多摩住民自治研究所「よくわかる市町村財政分析基礎講座」(5/20~21)
   市町村財政の見方の研修。企業会計とは違う財政の読み方の注意点を実習しながら理解できます。
  9月の決算議会でやくに役に立ちます。
・「市民と議員の条例づくり交流会議」(7/28 10:00~15:00)
  議会のあるべき姿について模索している会議です。そのなかで今回は基礎的な講座を設定する予定です。

目を通しておいた方がよい本として
・大塚康男「議会人として知っておきたい危機管理」ぎょうせい
  議会で起こりうるトラブルに対してどのように処理していくべきか整理されています。
・「議員必携」町村議会議長会
  議会の一つ一つの審議がなぜ行われているかということを説明していて参考になります。
・寺町みどり「市民派議員になるための本」学陽書房
  市民運動系の議員のたしなみと割り引いて読むと、住民相談の対応などのノウハウなどが入っていて参考になります。
・松村亨「地方公務員の法律入門」ナカニシヤ出版
  地方自治体をめぐる法律の読み方などを整理されている本です。
・大和田一絋「習うよりなれろの市町村財政分析」自治体研究社
  財政分析の多摩住民自治研究所の研修のワークブックです。
・小西砂千夫「地方財政のヒミツ」
  地方財政の制度の本質的な意味を解説しています。
・土山希美枝「質問力で高める議員力・議会力」中央文化社
  議会に入って最初に自分でやらなくてはならない「一般質問」のノウハウ、準備、考え方の教本。
・「コメンタール地方公務員法」
  公務員の法体系がどうなっているか理解するために。法律の背景なども詳しく説明されています。ただ版が少し古いです。
・江藤俊昭「地方議会改革」など議会改革関連書

議員として必要な道具として
・出版社はどこでもよいので地方自治関連の自治六法書
・12桁電卓
・当該自治体の例規集

自治体関係の資料として各自治体の
・「総合(振興)計画」 市の計画の全体像
・「都市マスタープラン」 市の土地利用や開発の計画、都市計画に反映
・「地域福祉計画」 福祉行政全体像や方法論を明記  
・「介護保険事業計画」 高齢者福祉の考え方とサービス量
・「障害者福祉計画」 障害者福祉の考え方とサービス量
・「子ども子育て計画」 児童福祉の考え方とサービス量
・議員になる前年度の予算書と事業実施計画(単年度計画)

議会では、議会内の自治に任され、ルールがないことがしばしば起きます。そのときに、民主主義としてどうか、市民の付託を結果に結びつけるためにどんな方法をとったらよいのか、と考えた上で行動することが大事です。根拠として憲法しかないこともあるので、日本国憲法の人権などの項目を何度も読むことが大事だと思います。

他都度都度、専門書や専門分野のテキストを購入されたらよいと思います。

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4/22 全国で自治体の議員を選ぶ選挙が終わりました

朝霞市は県議選のみでしたが、統一自治体選挙の一般市町村の選挙も終わり、議員になってから、なる前から、地方自治のあり方について意見交換できる友人・知人・ご縁のある方々の結果が出てまいりました。
過去のこのブログの記事をご覧になって投票の参考にしていただいた方々には感謝申し上げます。

お任せ民主主義ではなく、一方で同業者として議員としての意識をきちんともって、審議にあたる能力や意欲がある人をできるだけ議会に送り出したい、そんな思いで、市内のさまざまな行事の合間を縫って、朝霞市を飛び出して応援していました。
あまりげんを担ぐ方ではないのですが、ここ数年、関わった選挙で想定以上の敗北を経験する友人・知人を何人か見て、すっかり自分に貧乏神のようなマイナスの力をひっぱってしまうものがついたのではないか、と思うところがあり腰が引けていたところもあります。

●結果を見ると、人手不足やいろいろな事情で苦労されている知らせが多かったなかで、おおむね当選していてほっとすべきところなのかも知れません。しかし、初当選のときに応援した蓮田市の田中市議、既成の政治勢力とは違うところからチャレンジしたことで期待していた川口市の藤田さんが落選して、私の中では「まさか」という思いで、心の中に重いつらさを感じています。
私自身もうっかりの多い今回の統一自治体選挙の対応で、反省するところばかりです。

夕張市長に当選された厚谷さんは、財政破綻の後の職員組合の委員長として苦労された方で、今度は市長として再び思い重責を背負うことになったこと、尊敬せざるを得ません。

【市区長選候補】
当選 夕張市 厚谷司さん(新人、前市議会議長)
当選 世田谷区 保坂展人さん(現職、元衆議院議員)

【市議選県内】
当選 和光市 待鳥よしこさん(無所属/現職)
当選 和光市 菅原満さん(国民民主党/現職)
当選 和光市 猪原陽輔さん(無所属/現職)
当選 ふじみ野市 民部佳代さん(立憲民主党/現職)
当選 川越市 いとう正子さん(無所属/現職)
当選 所沢市 末吉美帆子さん(立憲民主党/現職)
当選 越谷市 松田典子さん(立憲民主党/現職)
落選 川口市 藤田貢さん(無所属/新人)
落選 蓮田市 田中ひでゆきさん(無所属/現職)
当選 熊谷市 腰塚なほこさん(立憲民主党/現職)

【市区議選首都圏】
開票中 中野区 石坂わたるさん(無所属/現職)
当選 練馬区 加藤木桜子さん(無所属/現職)
当選 千代田区 小枝すみこさん(無所属/現職)
当選 新宿区 大野裕次郎(立憲民主党/現職)
当選 多摩市 大野まさきさん(立憲民主党/現職)
当選 三鷹市 半田伸明さん(無所属/現職)
当選 三鷹市 野村羊子さん(無所属/現職)
   武蔵野市 ご恩のある方が多すぎるので保留。
当選 東村山市 佐藤まさたかさん(無所属/現職)
当選 府中市 西宮幸一さん(立憲民主党/現職)

【北海道・東北・北陸信越】
当選 名寄市 髙野美枝子さん(立憲民主党/現職)
当選 江別市 佐々木聖子さん(立憲民主党/新人)
当選 旭川市 高木啓尊さん(立憲民主党/現職)
当選 小布施町 中村雅代さん(無所属/現職)【西日本】
当選 奈良県生駒市 塩見牧子さん(無所属/元職)
当選 愛知県瀬戸市 臼井淳さん(無所属/現職)
当選 愛知県大府市 鷹羽とく子さん(無所属/現職)
当選 福岡県筑後市 富安伸二さん(立憲民主党/現職)
当選 長崎県佐世保市 永田秀人さん(社会民主党/現職)
【都道府県議・政令市議】
当選 埼玉県議選朝霞市選挙区 醍醐清さん(無所属・県民会議/現職)
当選 埼玉県議選和光市選挙区 井上わたるさん(無所属・県民会議/現職)
当選 埼玉県議選越谷市選挙区 山本まさのさん(立憲民主党/現職)
当選 埼玉県議選新座市選挙区 平松だいすけさん(無所属/新人)
当選 さいたま市議選中央区選挙区 高柳俊哉さん(立憲民主党/現職)
当選 さいたま市議選見沼区選挙区 三神尊志さん(立憲民主党/現職)
当選 さいたま市議選岩槻区選挙区 松本翔さん(社会民主党/新人)
当選 千葉県議選八千代市選挙区 秋葉就一さん(無所属/新人・元市長)
当選 横浜市議選港北区選挙区 大野知意さん(立憲民主党/新人)
当選 大阪府議選高槻市選挙区 野々上愛さん(立憲民主党/新人)
当選 堺市議選南区選挙区 小堀せいじさん(立憲民主党/現職)
当選 堺市議選西区選挙区 西てつしさん(立憲民主党/現職)
落選 奈良県議選奈良市選挙区 堀田えみこさん(新人)
当選 奈良県議選奈良市選挙区 猪奥美里さん(国民民主党/現職)
当選 愛媛県議選今治市選挙区 菅もりみさん(無所属/新人)
当選 福岡県議選福岡市中央区選挙区 原中まさしさん(立憲民主党/現職)
当選 福岡県議選田川市選挙区 佐々木まことさん(社会民主党/現職)
当選 熊本市議選南区選挙区 西岡誠也さん(無所属/現職)

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2019.04.19

4/19 選挙カーと喧嘩みこし

この統一自治体選挙の市議選で、いくつかの自治体にうかがっています。正直、選挙運動をしている側からしてもうるさいなぁ、と思うような街があります。狭い駅前に、選挙カーがひしめいて祭の喧嘩みこしみたいな状態になっているところがあります。そんなところで各陣営が細切れに街頭演説をやって、私しかいないみたいな演説を、ボルテージ挙げてやります。支援者にはがんばっているなと思うのですが、まっさらな有権者にこうしたことが意味があるのかな、と毎回、こういう押し合いへし合いに負ける私の感想です。

選挙といえば選挙カーというのは、日本人の刷り込みに近いものがあります。他の選挙運動手段を1926年から法的に規制され続けて、知らないからです。たった数秒すれ違う街頭の人に向かって、名前と特徴的な政策を音響設備で刷り込みます。

恐竜全盛期に、恐竜とは違う生存空間を見つけて繁栄の端緒をつけたのがほ乳類です。

前回統一自治体選挙からNO選挙カーを掲げる候補者が、統一のマークを使ってムーブメントになっています(一番最初に選挙カーを表向き使わないと公言して立候補したのは、船橋市議の朝倉幹晴さんではないかと思います)。私もそうした取り組みを応援しています。

私がNO選挙カーを評価する、と言うと、選挙カーで選挙運動をしている方々からうしろめたい思いになるのか、
・選挙カーで回りきれない土地もある、NO選挙カーなんてありえない、
・選挙カーでの宣伝効果は実証されている
という反論がが入ります。私は選挙カーは使うな、とは思っていなくて、必要だと思えば使えばいいし、他に手段があれば使わなければいいし、と思っています。

選挙カーの効果ですが、2017年に選挙カーの効果に関する実証論文が発表されています。論文では支持者がいるところに選挙カーを走らせると効果があり、その下地もないところにはあまり効果がない、というものです。
つまり、選挙前の有権者との様々な接触があって選挙カーは効果があるのであって、その接触をきちんとやっていれば、選挙カーに代わる方法がありうることも示唆しています。最初にも申しましたが、日本人は選挙というと選挙カーの光景と刷り込まれています。逆に言うと選挙カーがないと選挙だとスイッチが入らない仕組みになっている、ということが効果になっているのかも知れません。他のスイッチの入れ方があるのかも知れません。

また、選挙カーを使わないと回りきれないのなら選挙カーを使うべきだと思います。大事なことは、宣伝効果としてどうか、ということです。選挙カーを使った方がよいのに使わない、というのもおかしな話です。
選挙運動に多くの人がうんざりするのは、TPOや相手に通じる宣伝手段を選択せずに、とにかく商品名・商品名・商品名を大音量で連呼する広告しかないことです。企業が大枚をはたいてつくる広告PR媒体が、選挙みたいになっているか、と思うところです。

NO選挙カー運動で、そうして運動手段を効果から主体的に考えて選択する、ということが選挙においても行われるようになってほしいと思います。そのときに立ちはだかる壁が、公職選挙法です。お金のかからない選挙、という名目であらゆる選挙運動手段を縛り上げて、結局、選挙カーで大音量を出すか、電話かけをするしかないということになります。高邁な公職選挙法がめざす「言論による選挙」になっていません。

●ではお前は選挙カーどうするのだ、と聞かれそうです。
私は2011年12月の最初の市議選で、指導に入った方が選挙カーを重視する方だったので、選挙カーを全面展開しました。その結果が予想を大きく下回る結果でした。クルマに乗っていることで人との接触が限定され、クルマに振り回されてすべき運動ができていない、という反省でした。
2015年12月の2回目の市議選では見直しを図りました。私の場合、支持者が点在している地域もあるので、選挙カーは使うと選択したものの、使うタイミングは選ぼう、ということにしました。朝の8:00~9:00にかけては駅周辺に多くの選挙カーがぐるぐる走り回っています。こうなってくると有権者にとってはただの騒音で、耳に入っても頭に焼き付けない存在になります。市議選そのものへの嫌悪感でしかないように思うところもあり、9:30までは選挙カーは運行しないことにしました。また、昼下がりの午後はできるだけ徒歩による遊説を行う、など戦術選択を行いました。

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2019.04.18

4/18 港湾労働者の当たり前すぎるストライキ

全国の港湾労働者がストライキに入って話題になっています。争点は、港湾業務の業界団体と、港湾労働者が全国統一で労使交渉をして最低賃金を決めてきた仕組みを、経営側が「独占禁止法に抵触する(しません)」とトンデモな主張をして破棄しようとしていることです。
詳しくはEU労働法政策雑記帳「労働組合は賃金カルテルだが…」

日本の労働組合は企業別に結成されて、企業単位で交渉して賃金を決めています。しかし世界では、業界団体と業界団体に対応する労働組合が、職種別に賃金を交渉して決定するというのが標準です。むしろ港湾労働者の賃金交渉のあり方は妥当なものです。

労働者は、自らの生産設備を持ちませんから、自らを拘束される状況を作って働く能力を切り売りしないと生活が成り立ちません。労働力をえり好みされて買い控えされるといくらでも安売りせざるを得ない立場にあるわけです。単体では交渉力がありません。そのために、労働者が集まって労働組合を作って、その代表者に賃金・労働条件を交渉させるために、労働力商品の対価の交渉力を対等にするための組織として機能させています。存在そのものが交渉力のない人たちに交渉力をつけるために、独占禁止法に抵触するであろうようなカルテルを法的に認め、賃金市場を健全に機能するようにしているのです。

港湾労働者の労働争議、日本が世界標準の労働市場になっていくためにむしろ積極的に評価されるべきだと思って応援しています。

●その港湾労働者の最低賃金の水準が16万円超ぐらいですから、過大な要求ではないと思います。おそらく業界団体も賃金水準よりも、横断的な賃金交渉そのものを終わらせたいということなのだろうと思います。
人材不足の時代、逆に間違った判断をしているように思います。保育所を見て見てください。職種横断賃金が成立していないので小規模事業者どうしでお金をひっぱたきあって保育士を奪い合っています。その無理はどこかにやってくるものです。

●労働組合を、労働市場を機能させるためのカルテル、という意味を持つのですから、同業者の労働組合に入らないことは、倫理的にも不道徳な意味を持つようです。スト破りなんて言葉がありますが、交渉をしている多数派を踏み台にして自分たちだけおいしい成果を取るということを意味します。
逆に、非正規労働者をいつまでも自分の職場を奪う人たちと敵視して労働組合に入れないことも、カルテルとして機能しなくなるわけですから、愚かなことだと思っています。

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4/18 自治という言葉の多面性と本質

という難しいタイトルつけてしまいました。
昨日、某所で自治についてひとしきり自治の穏当な解説の後、目的として「正しい判断と当たり前のことをキーワードに基本的な生活習慣の徹底と、意識向上に重点を置いてまいります」と説明を受けました。??という感じです。
自治とは集団のなかで自分たちでものごとを決めて動かしていくことに尽きると思うのですが、変な尾ひれはひれがついて、1990年代共産国が崩壊するときに流行した、「スターリンジョーク」のようになっています。民主主義、自由、権利という言葉からスタートしていつのまにか独裁政権を称賛する言葉に入れ替わっている状況を、逆説的にジョークにしたものです。この説明も、自治の言葉がいつの間にか私のようにひつこい人間でもなければ美しい言葉で丸められる統治の論理にすり替わっているわけです。
※小論文のテストだったらバッテンもらっているような論理構成じゃないかとは思うのですが。

一方で平時は自治は、集団内で集団として自由や裁量権がある状態をさしますが、意見が分かれたり、内部で程度の低い足の引っ張り合いで意思決定ができなくなって、対外的に交渉無能力状態になっている集団に対して、交渉相手が「あの人たちは自治能力があるのかね」と批判することもあります。そうした面では統治のニュアンスが出てくるところがあります。場当たり主義的な交渉、一度合意したことを基礎から崩すようなことを言い出す、集団としての合意形成の不成立、そんなことに対して、統治としての自治という言葉が使われるのは当然だと思います。

しかしその統治の自治からしても、どこかの誰かが決めた規範を相互監視で守らせることを自治などとは言うのには違和感があります。
自治体議員、自治労組織内議員、自治する市民(1995年市民ネットワーク北海道の選挙のキャッチフレーズ)、マンション管理組合の活動など自治まみれでやってきたライフの私が気になるところです。また、朝霞市は外れていますが、自治体議員選挙が全国統一で行われている今時期に気になります。

●自治という点で、自治体議員の職務として、市民が市町村という枠組のなかで自分たちで意思決定して、自分たちでまちをつくりあげていく、そのためのルールと予算づくりの代理人または代表者という立場があるわけですが、それをどこまで意識しているか、朝霞市に限らず全国の自治体議員の候補者が自覚しているのか考えさせられることがあります。
他自治体の話ですが、国にああせいこうせいと言挙げする意見書に関して徹夜に近い議論をしているのに、自分の自治体の条例を慎重に審査して議会発で修正加筆したり、市長が出してきた予算に議会としてあるべき変更点を加えていたり、そういうことに挑戦する議員が何と少ないことかと思ったものです。政策法務の勉強会に出たときに、受講生が行政職員対象ということもあって、議員や議会を哄笑するような場面がありましたが、条例をいじることに、政策法務の難しそうなノリに押し巻けて、考えすぎて、やるべきことをやっていない感じがしないでもありません。

最近では放課後児童クラブの職員配置の基準の緩和に関する議論があります。規制緩和は確かにとんでもないのですが、国は引き続き規制の基準は示して、今度から自治体によって条例で変えられる法律の変更を提案しています。この法律の変更が通ったとしても、自分たちの自治体の議員がしっかりしていれば、行政は規制緩和の提案もしないだろうし、提案されても議会で否決したり、妥当なところの規制に修正することもできます。あるいは逆に基準を高めに設定することだってできます。
そこはまさに地域の自治能力なのではないかと思ったりします。市民が国の規制だけに頼っているとしたら、その自治体議会は、当該の市民たちに能力不足のダメ出しを食らっている、と思った方がよいように思います。

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4/18 ブロガー議員としてブロガー区長候補に期待すること

今回の統一自治体選挙で、ブロガー議員として有名な音喜多俊さんが北区長選挙に出ています。
私は、北区長選には何のご縁もありませんが、あえて言えば連合東京の推薦の花川現区長を応援すべき立場。
唯一、それを覆すことがあるとすれば、東洋大学の朝霞キャンパスにあるライフデザイン学部が2031年に北区に移転することが決まっており、その前提をひっくり返す主張をされたときです。

移転には北区側の受入体制と、公共サービスの様々な進歩に関する学問からの協力関係の構築があるのだと思います。
これは花川与惣太現区長が高齢者や子ども福祉政策の推進のために取り組んできたことなので、この話をおじゃんにするような政策を訴えてくれればと一縷の期待をするのですが、高度な先進国としての競争力をめざす音喜多さんが、いくら前区長の成果とはいえども、そんなバカなことをするわけがありませんね。
頭の体操でした。

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2019.04.15

4/14 まちの議員をどう選ぶか議論する時期です

20190414senkyo  統一自治体選挙の後半が始まりました。朝霞市は時期がずれているのでこの時期、市議会議員選挙も市長選挙もありません。仲間のよりよい議員を選ぶために、他市の議員選挙の応援にはせ参じることになります。

政治というと地域政治の報道がない首都圏では国政の話ばかりになりがちです。しかし、国の直轄で行われている仕事は外交・安保・皇室や、国直轄道路で、生活に関連する多くの仕事は、国発であっても市町村が仕事を行っており、運用の多くは市町村でアレンジして進められています。そうした市町村の仕事を監視し、軌道修正をかけ、評価していくのが市議会議員の仕事で、ほんとうは国会議員以上に、生活のかかった重たい政治家を選ぶ選挙です。

自分の街のことだけ考えていたらよいのかも知れませんが、私は一緒に悩みを考えてくれた一般市の市議に友人がいるので、その方々の応援をするということになります。カネで決着のつけられない業界なので、恩返しが大切なしきたりです。
行けば、街頭演説の支援、内部事務の調整、トラブル対応などをすることが多くあります。市議選では無所属の候補を中心に応援弁士もすることがあります。自分の演説は下手なのに、応援演説はいいんですよ、と自画自賛します。

●今回の統一自治体選挙、下記の方々をご紹介します。私が当選を願っている方々です。現地に応援にはせ参じきれないのでここでのご紹介といたします。

【市区長選候補】
夕張市 厚谷司さん(新人、前市議会議長、元市職員労組委員長)
  財政破綻直後の組合の委員長を務め、職員の地獄を収拾。その後市議になり、再建を支えてきました。
世田谷区 保坂展人さん(現職、元衆議院議員)
  中高生向けの政策が光っています。はるか昔、高校生の私を著書で取り上げてられました。真ん中より左よりで私の同世代で活躍している方々の少なくない方々は保坂さんのご縁をもっています。

【市議選県内】
和光市 待鳥よしこさん(無所属/現職)
和光市 菅原満さん(国民民主党/現職)
和光市 猪原陽輔さん(無所属/現職)
ふじみ野市 民部佳代さん(立憲民主党/現職)
川越市 いとう正子さん(無所属/現職)
所沢市 末吉美帆子さん(立憲民主党/現職)
越谷市 松田典子さん(立憲民主党/現職)
川口市 藤田貢さん(無所属/新人)
蓮田市 田中ひでゆきさん(無所属/現職)
熊谷市 腰塚なほこさん(立憲民主党/現職)

【市区議選首都圏】
中野区 石坂わたるさん(無所属/現職)
練馬区 加藤木桜子さん(無所属/現職)
千代田区 小枝すみこさん(無所属/現職)
新宿区 大野裕次郎(立憲民主党/現職)
多摩市 大野まさきさん(立憲民主党/現職)
三鷹市 半田伸明さん(無所属/現職)
三鷹市 野村羊子さん(無所属/現職)
武蔵野市 ご恩のある方が多すぎるので保留。
東村山市 佐藤まさたかさん(無所属/現職)
府中市 西宮幸一さん(立憲民主党/現職)

【北海道・東北・北陸信越】
名寄市 髙野美枝子さん(立憲民主党/現職)
江別市 佐々木聖子さん(立憲民主党/新人)
旭川市 高木啓尊さん(立憲民主党/現職)
小布施町 中村雅代さん(無所属/現職)

【西日本】
奈良県生駒市 塩見牧子さん(無所属/元職)
愛知県瀬戸市 臼井淳さん(無所属/現職)
愛知県大府市 鷹羽とく子さん(無所属/現職)
福岡県筑後市 富安伸二さん(立憲民主党/現職)
長崎県佐世保市 永田秀人さん(社会民主党/現職)

●当選を願っているという言い方ではもっとたくさんの方々がいます。

●一方で今回勇退される方もおられます。確認しているところでは、神奈川県葉山町議会議員の横山すみ子さんがおられます。自治体議員の政策審議能力や予算分析能力を高める活動に邁進されてきました。私も、自治体議会改革の運動を通じ、市議になる頃から教えを受け続けた方です。残念ですが、引き続きご指導していただけたらと思っています。

●朝霞市議会議員選挙がずれているのは、1955年に内間木村と朝霞町が合併して、合併特例で統一自治体選挙から1年任期を延ばしたのですが、2代目市長岡野義一さんの著書によれば「議場が狭くてどうにもならず」農閑期でもある12月に自主解散して、統一選の半年後となりました。
ありとあらゆる選挙が終わって、みんな政治や選挙の季節は終わった、という時期に、しかも日照時間が一番短く、寒冷前線の通過にしばしば痛めつけられる季節にやるので、ほんとうに盛り上げるのに苦労する選挙です。

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4/14 安倍首相の裏返し

統一自治体選挙の後半、一般市と町村区議会の議員選挙。朝霞市は時期がずれていてありませんので、日頃お世話になっている他市区の議員の応援に赴いています。他市区のことでも大事な仲間を増やしていくことは大事です。

さて、14日選挙の初日は、友人の中野区の石坂わたるさんの応援に参りました。私の選挙の応援をしていただいたこともあるのですが、同じ無所属議員として、前区政、現区政ともスタンスを変えず、やらなければならないことを促し、問題点があれば指摘し直されなければ反対する、という議員として当たり前の行動をこつこつやってきた仲間です。12年前、初めて出馬したときからこうしたスタンスでやりたいというので応援してきました。
またLGBT当事者として、大変な子ども時代を経験し、後ろめたい思いから公益的な活動に自分を追い込んできて、今があります。そのことが4年前の新聞で取り上げられ、私にはその子ども時代が初耳で、打たれ強いのはそのことがあるからだと思い知ったものです。
ぜひ当選をかちとってほしいと思っています。

20190414nakano_tekimikata ●その石坂さんの事務所のポストに、前日だと思いますがこのようなビラが投函されていました。区議選を前に中野区全般に配られたものようで、区議選には区長の味方と敵しかいないくて区長の敵は選ぶなという内容です。
昨年、中野区は区長選挙があり、自公支持の区長から、非自公の区長に政権が移行しています。それはよいことなのだと思いますが、どうも非自公の現区長を応援する市民の側が、何かと敵味方に議論を分類したがっているようです。
権力握っている側が善で、権力に協力しない側が足を引っ張る人たち、というこのビラの論調、誰かが国会答弁で野党を論難する論法にそっくりです。
私も石坂さんも、日々、市長や行政が出してくる議案・提案に、副作用や害がないか、優先順位としてどうか、資源配分としてどうか、そんなことをチェックして賛成や反対をしています。議会人として当たり前の姿勢です。また議員報酬をもらって議員をさせてもらっているのは、市民が日常生活におもんぱかってよく言い切れないことを代わりに言うためです。

私も、有権者に「市長・行政の出したものに足を引っ張らずに政策を飲んでもらえ」と助言をいただきます。自分の支持者への利益を取ってくることを優先し功利主義的に振る舞えばそうなのだと思いますが、自治体の運営で意見の違うことや問題点を指摘しなくなったら、とんでもないことになります。
政治なのでもちろん敵味方も政局もありますが、それが全てではないんだと思います。議員の考え方の違い、審査能力の出力の違いだと思います。

そういう議会人を選ぶべき選挙のときに、区長(行政権)に協力しない区議会議員は民主主義の敵であるかのような宣伝は、自公・非自公のいかんにかかわらず、議論そのものを封殺する風土を作り、翼賛体制そのものであり、議会制の害毒でしかありません。

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2019.04.08

4/7 県議選終わりました

統一自治体選挙の前半、県議選と政令指定都市議選が終わり、開票結果が出ました。

【県議選朝霞市】応援しただいご清県議が優勢に当選したのはよかったと思います。お祝い申し上げます。
風穴をあけるかなと思った松下さんがあと一歩だったのが残念でした。投票率があまり下がらず、総投票数がアップした効果はあったと思います。松井さんが大多数の市議を推薦に入れて、松下さんが善戦した結果は、政党支持などの問題以上に、今の朝霞市の政治構造にあきたらない層が一定出てきたのではないかと思わせる結果でした。

【埼玉県議選】当初は自民党強いなと思いましたが、結構取りこぼしが見られての結果もありました。朝霞地区4市では6議席のうち1議席、公明党1議席、他は上田与党の保守系無所属が4人。自民党がシステム的に王国を築いてきた川口市でも多党化し、不祥事の後始末に揺れる上尾市では自民空白、保守が強い草加市も自民空白、蓮田市も取りこぼし、川越市も共産に追撃されるという感じです。それでも自民党が追加公認入れると過半数をうかがい、非自民は人材育成含めた長期的な多党化戦略が必要な感じがしています。
また立憲民主党に関しては、候補者の人材発掘、育成のほかに支えるための人材育成も課題ではないかと見ています。これは後半戦にも課題となっていることだと思います。
自治労の先輩議員である越谷の山本まさのさんの当選をうれしく思っています。
近隣市では、和光市の井上わたるさん、新座市の平松だいすけさんの当選を心より喜んでおります。おめでとうございます。

【全国的に】安倍政権の云々、参院選云々ではあまり変化のない選挙だったように思いますし、引き続き自民が強く、大阪限定では維新が強く、という情勢だと思います。神奈川など局所的に立憲民主が伸長しているなという感じもしますが、非自民・非維新・非共産のところでの人材発掘、人材育成が課題だなぁ、と思うことが多い、参謀的人材が不足した選対がたくさんありました。
応援するとご紹介していた候補者の結果は、下記のとおりとなりました。ご支援していただいた方々には感謝申し上げます。

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2019.04.06

4/6 情勢が混沌してあなたが変えられるから県議選、投票に行きましょう~県議・政令市議選最終日にあたって

きょう、統一自治体選挙の前半、道府県議会議員選挙と、政令指定都市議選の選挙運動最終日です。昨日の埼玉新聞では朝霞市選挙区、予測のつかない激戦のようです。予測のつかない選挙は、一人ひとりが投票することで情勢が大きく変わる可能性もあります。ぜひ、投票所に足を運んでください。
同様に、近隣市の和光市、新座市、志木市も激戦で、予測しきれないような内容です。

地理的に不利なところにお住まいの方で駅に出やすいという方は、今日までに朝霞市役所または朝霞台出張所で期日前投票をご利用ください。

●29日の記事で、県議選に関して申し上げたいことはほぼ書いているので、ご参考にと思い、再掲いたします。

2000年の地方分権から、徐々に国から県、県からさらに市町村に所掌事務が移管され、目につく行政事務の多くが市になり県政を問うことが難しい状況がありました。しかし、
・2018年度から、国民健康保険の財政運営は県に移管され、保険料の水準は県が決めた金額に大きく左右されるようになったこと
・水道インフラの維持のために将来的に市の水道料金を上げることになりますが、その値上げ幅は7割の水の元売りである県の水道経営に影響を受けること
下水道も現金会計から企業会計への移行とインフラ維持が課題になるなかで、県が最終処理を県で集中的に行ってもらっており、その維持コストが市にも影響すること
・朝霞市の道路の安全対策では、県道がネックになっていること
など県の仕事から市民生活に受ける影響も急激に増えています。市職員も県が、県が、という場面が少し増えてきました。そうしたなか、きちんと県にものを言ってくれる議員を選ぶことが大事だと思います。

政局的には、県議会は93の議員数のうち、51議席が自民党で、次に大きい9人の立憲・国民・無所属の会を圧倒していて、公明党も同意できないような乱暴な意見書を次々に単独会派だけで可決させています。県立高校の教員たちの働き方改革で効果的な教育をやろうとしても、教員に時間管理がいらないとタイムレコーダー設置をさせなかったのは県議会自民党です。
知事との対立で、政治的アピールを目的とした議員立法(一部には行政依存でなく議員立法したものもあってそれは評価しますが)が増えて議会改革ランキングは上がっていますが、基本的な改革事項、たとえば議会だよりでの発言者名の掲載や賛否の公開など県議会の情報公開などが立ち後れています。そういう慎重さのなくなっている県議会は問題だと思っています。
それを加勢する人を選ぶのか、止めて、会派間の話し合いを重視する議会にする人を選ぶのか、問われていると思います。

そんなことを考えてみていただけたらと思います。

Dscn9762  ●朝霞市選挙区では、無所属で県議会県民会議所属のだいご清さん、無所属で元市議の松下まさよさん、自民党の松井ひろしさんの3人が立候補しています。ところで黒川お前は誰を応援するのだ、と聞かれます。市議会では固定化した勢力のなかで呻吟しているので、政治状況が転換したらいいなと思っています。
そのなかで県議会で多数を握る自民党会派を増やしたくないので、連合推薦の縁もあり、だいご清さんを応援しています。
県議会の原発決議の対応には面白くないところもありますが、提出した会派ではないこと、朝霞高校の台湾修学旅行の感想文に対する県議会の調査権の発動には、高校生たちと教育の政治からの独立性を守るために良くないことは良くないと批判して、公表されている感想文だけが議会に提出されるところまで刈り込むことに力を注いでいただいてもいます。
穏健な政治スタイルも評価しています。

●29日からの県議選・政令市議選で、全国でも私の親しい仲間が立候補しています。ぜひ当選してほしいのですが、全部に応援いけませんので、ブログでご紹介して応援しています。お知り合いが該当の地域におられましたら、ご案内いただけるとありがたいです。
埼玉県議選和光市選挙区 井上わたるさん(無所属・県民会議/現職)
  羽田空港の航路になる問題で取り組んでいただきました。
埼玉県議選越谷市選挙区 山本まさのさん(立憲民主党/現職)
  給食の地域運動から市議・県議になった方です。
埼玉県議選新座市選挙区 平松だいすけさん(無所属/新人)
  誠実に仕事をする政治家だと思っています。市境超えてすぐとなりの町内です。
さいたま市議選中央区選挙区 高柳俊哉さん(立憲民主党/現職)
  政治の判断するセンスがとてもよい方です。
さいたま市議選見沼区選挙区 三神尊志さん(立憲民主党/現職)
  何事も誠実にできる人だなぁ、といつも感心しています。
さいたま市議選岩槻区選挙区 松本翔さん(社会民主党/新人)
  福祉に詳しく情熱あふれる方です。性格がとてもよい。
千葉県議選八千代市選挙区 秋葉就一さん(無所属/新人・元市長)
  市議初当選から応援。COP3の京都の行動でご一緒しました。
横浜市議選港北区選挙区 大野知意さん(立憲民主党/新人)
  友人の配偶者です。キレ者です。
大阪府議選高槻市選挙区 野々上愛さん(立憲民主党/新人)
  大阪北部地震のヒアリングにご協力いただきました。
堺市議選南区選挙区 小堀せいじさん(立憲民主党/現職)
  まっすぐで努力家の性格が素晴らしいです。
堺市議選西区選挙区 西てつしさん(立憲民主党/現職)
  いろいろなことを教えてくれる参謀タイプの政治家です。
奈良県議選奈良市選挙区 堀田えみこさん(新人)
  私の尊敬する先輩である阪本奈良市議の応援団の方でした。
奈良県議選奈良市選挙区 猪奥美里さん(国民民主党/現職)
  地域活動の熱心さには頭が下がる方です。
愛媛県議選今治市選挙区 菅もりみさん(無所属/新人)
  職業倫理が立派。ご家族で大三島の地域おこしをされています。
福岡県議選福岡市中央区選挙区 原中まさしさん(立憲民主党/現職)
  政策に詳しい元の職場の先輩です。
福岡県議選田川市選挙区 佐々木まことさん(社会民主党/現職)
  議会を通じて取り組んだ課題が素晴らしいです。

●私が最初に本格的に選挙運動に飛び込んだのは、28年前の統一自治体選挙の北海道知事選です。1983年に国政野党が知事をとり壁を打ち破った土地、勉強することがあると思い、知事選の横路さんの事務所の門を叩きました。3期目で安定の情勢でしたが、それでも大量の作業をたくさんの支持者と取り組みました。当時は土曜日も勤務日で、最終日のすすきのの繁華街で、だんだん観客が膨れあがり、ついに通りがふさがった選挙の打ち上げが思い出に残っています。国政野党の社会党が、埼玉とは比較にならないしっかりした選挙態勢を組んでいて、本当に勉強になりました。
この頃、政治インターンシップもなく、また学生運動もなく、20歳ぐらいの人間が選挙事務所をうろうろしていたので、とても目立った記憶があります。一緒に運動に取り組んだ横路孝弘さんの妻、横路由美子さんとは、東京後援会の忘年会だと開いた一昨年再会できたのがよかったと思っています。

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2019.03.31

3/30 選挙いろいろ

朝霞市にかかわりながら自分が深く関与する選挙ではないので、自治体選挙をめぐるいろいろな言葉を整理してみたいと思います。

「選挙のときだけ頭をさげやがって」
「何も実現しなかったじゃないか」
「選挙カーがうるさい」
「どうしておれのこと知っているんだ」
「〇〇さんは性格が悪いと聞いたよ」

などのよくある候補者陣営へのご批判に対して、(本当にそうなら問題にすべきですが)自治体議員の候補者としてのうちあけ話をまとめてみました。
私たちの社会をよりよくするための代表者を選ぶ作業のなかで、視野を狭めることなく、言葉の魔術を一つ一つ解きながら、みなさまに一番託しやすいと思える代表を選ぶための参考にしていただければと思っています。

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2019.03.30

3/29 県議会議員選挙が始まりました

29日、県議会議員選挙が始まりました。
朝霞市選挙区では、無所属で県議会県民会議所属のだいご清さん、無所属で元市議の松下まさよさん、自民党の松井ひろしさんの3人が立候補しています。

2000年の地方分権から、徐々に国から県、県からさらに市町村に所掌事務が移管され、目につく行政事務のほとんど市にやってきているなか、県政を問うことが難しい状況がありました。しかし、
・2018年度から、国民健康保険の財政運営は県に移管され、保険料の水準は県が決めた金額に大きく左右されるようになったこと
・水道インフラの維持のために将来的に市の水道料金を上げることになりますが、その値上げ幅は7割の水の元売りである県の水道経営に影響を受けること
下水道も現金会計から企業会計への移行とインフラ維持が課題になるなかで、県が最終処理を県で集中的に行ってもらっており、その維持コストが市にも影響すること
・朝霞市の道路の安全対策では、県道がネックになっていること
など県の仕事から市民生活に受ける影響も急激に増えています。市職員も県が、県が、という場面が少し増えてきました。そうしたなか、きちんと県にものを言ってくれる議員を選ぶことが大事だと思います。

政局的には、県議会は93の議員数のうち、51議席が自民党で、次に大きい9人の立憲・国民・無所属の会を圧倒していて、公明党も同意できないような乱暴な意見書を次々に単独会派だけで可決させています。県立高校の教員たちの働き方改革で効果的な教育をやろうとしても、教員に時間管理がいらないとタイムレコーダー設置をさせなかったのは県議会自民党です。
知事との対立で、政治的アピールを目的とした議員立法(一部には行政依存でなく議員立法したものもあってそれは評価しますが)が増えて議会改革ランキングは上がっていますが、基本的な改革事項、たとえば議会だよりでの発言者名の掲載や賛否の公開など県議会の情報公開などが立ち後れています。そういう慎重さのなくなっている県議会は問題だと思っています。
それを加勢する人を選ぶのか、止めて、会派間の話し合いを重視する議会にする人を選ぶのか、問われていると思います。

そんなことを考えてみていただけたらと思います。

●ところで黒川お前は誰を応援するのだ、と聞かれます。
市長野党である私が誰かを応援すると、朝霞市内では応援された方がご迷惑がかかるかなと思いつつ、県議会で多数を握る自民党会派を増やすわけにはいきませんから、連合推薦でもあり、だいご清さんを応援しています。
県議会の原発決議の対応には面白くないところもありますが、一方で、朝霞高校の台湾修学旅行の感想文に対する県議会の調査権の発動には、高校生たちと教育の政治からの独立性を守るために良くないことは良くないと批判して、公表されている感想文だけが議会に提出されるところまで刈り込むことに力を注いでいただいてもいます。
穏健な政治スタイルも評価しています。

●29日からの県議選・政令市議選で、全国でも私の親しい仲間が昨日立候補しています。全部に応援いけませんので、ブログでご紹介して応援しています。
埼玉県議選和光市選挙区 井上わたるさん(無所属・県民会議/現職)
  羽田空港の航路になる問題で取り組んでいただきました。
埼玉県議選越谷市選挙区 山本まさのさん(立憲民主党/現職)
  給食の地域運動から市議・県議になった方です。
埼玉県議選新座市選挙区 平松だいすけさん(無所属/新人)
  誠実に仕事をする政治家だと思っています。市境超えてすぐとなりの町内です。
さいたま市議選中央区選挙区 高柳俊哉さん(立憲民主党/現職)
  政治の判断するセンスがとてもよい方です。
さいたま市議選見沼区選挙区 三神尊志さん(立憲民主党/現職)
  何事も誠実にできる人だなぁ、といつも感心しています。
さいたま市議選岩槻区選挙区 松本翔さん(社会民主党/新人)
  福祉に詳しく情熱あふれる方です。性格がとてもよい。
千葉県議選八千代市選挙区 秋葉就一さん(無所属/新人・元市長)
  市議初当選から応援。COP3の京都の行動でご一緒しました。
横浜市議選港北区選挙区 大野知意さん(立憲民主党/新人)
  友人の配偶者です。キレ者です。
大阪府議選高槻市選挙区 野々上愛さん(立憲民主党/新人)
  大阪北部地震のヒアリングにご協力いただきました。
堺市議選南区選挙区 小堀せいじさん(立憲民主党/現職)
  まっすぐでいい性格が素晴らしいです。
堺市議選西区選挙区 西てつしさん(立憲民主党/現職)
  いろいろなことを教えてくれる参謀タイプの政治家です。
奈良県議選奈良市選挙区 堀田えみこさん(新人)
  私の尊敬する先輩である阪本奈良市議の応援団の方でした。
奈良県議選奈良市選挙区 猪奥美里さん(国民民主党/現職)
  地域活動の熱心さには頭が下がる方です。
愛媛県議選今治市選挙区 菅もりみさん(無所属/新人)
  職業倫理が立派。ご家族で大三島の地域おこしをされています。
福岡県議選福岡市中央区選挙区 原中まさしさん(立憲民主党/現職)
  政策に詳しい先輩です。
福岡県議選田川市選挙区 佐々木まことさん(社会民主党/現職)
  議会を通じて取り組んだ課題が素晴らしいです。

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2019.03.26

3/26 朝霞は男ばかり

立憲民主党が男女同数の議会めざすアピールをしたニュース。
男女とあえて位置づけなくても、自然と男女のバランスが取れているような世界が必要だと思っています。

足下の朝霞市議会を見ると、女性議員は保守系、公明党、共産党だけ。他市では多くいる市民運動系や、リベラル系党派からは男ばかり。前回の市議選の改選でも新人5人は全員男。答弁席に座る市の幹部も全員男。
課題だらけの朝霞市です。

市民運動、リベラル系政党の候補者予備軍としては若者と政策課題を抱えている市民運動リーダー次第なのですが、そこも朝霞市は男ばっかりという感じがしています。

この4月統一選で県議選、参院選、12月にしは市議選とあるなかで、どこまで女性が立候補できるかが問題です。

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3/25 4月からの朝霞市の仕事を議論して決めています~3月市議会定例会最終日、採決がありました

25日9:00~18:25の市議会本会議で3月の定例市議会は終了しました。最後に、提案された各議案の採決と、賛成・反対の意見表明である「討論」が行われています。
議会としては、市長提出の51議案と、請願2本のうち、市長提出議案は全議案が可決、請願は2本とも不採択となりました。
私は市長提出議案の4本に反対、1本に修正案を提出した上での賛成、残りは原案賛成で臨みました。
予算案に関しては、提案の情報公開度は〇、ガバナンスは△、ここの事業ではでこぼこがありつつ、なんとか納めたということで賛成しましたが、課題はいっぱい残っています。
念願の地域公共交通協議会の設置は諸手を挙げて賛成したかったものの、議員委員が存在し、箇所付けなど利益誘導になりかねない問題を孕むことや地方自治法の建て付けからは違法ではないけども問題がある条項があり、修正案を提出して磨きをかけようとしましたが、修正案は否決されて原案どおり可決されています。

インターネット録画公開の画像 
0時間15分20秒~9時間43分15秒
・4常任委員長の審議報告 0時間16分20秒~2時間48分30秒
    休憩   1時間23分56秒~1時間42分5秒
・市長提出議案の討論・採決 2時間48分30秒~8時間50分18秒
    休憩   3時間07分07秒~4時間15分11秒 
         5時間54分10秒~6時間10分34秒
         7時間42分19秒~8時間00分20秒
・請願審査 8時間50分18秒~9時間38分14秒

各議案の賛否情報や私の討論内容など詳しい点は続きを読む以降ご覧ください。

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2019.03.25

3/25 市議会はきょう採決~追認機関と思われないために

市議会の3月定例会、きょうすべての議案の採決を行い、閉会の予定です。
新規条例は、市民に約束を増やすことになるので、注意が必要です。一つは内容が市民に悪影響がないか、一つは十分な手続を取られて上程・審議されているかということを考えて臨まなくてはなりません。

インターネット中継、あす以降は録画公開もあります。

9:00~本会議がスタート、11:00過ぎまで4委員長の委員会審議の報告、その後、一般会計の2019年度予算、2018年度補正予算の採決が行われた後、各委員会報告ごとに予算、条例の採決を行い、最後、人事案件と委員会審議の終えた請願の採決が行われます。各議案の採決の前には、各議案の評価ともいえる討論が行われ、賛否と賛否の理由が述べられます。

●今回2つ新規条例が出ています。

1つめの「地域公共交通協議会条例」は、朝霞市の公共交通のありようを交通事業者、警察、住民、行政が一つのテーブルについて改善・改革検討する場としてスタートします。これまで個別案件ごとに交通事業者と市、警察と市が交渉していたことで話が止まることが多かったのですが、多面的にお互いが問題を提起することで解決の壁になっているものが取り払われやすくなります。基本的に賛成しますが、ただ、この一つのテーブルにつくというところになぜか市議会議員が2人入る内容があって蛇足とも言えるもので、また市議会議員が議場でなく行政に入り込んで意思決定に関わることに問題がないのかと思うところもあり、この部分に関しては修正動議を提出しました。
修正案の採決で蛇足を切るか残すかを決めて、その後、修正案の〇×によって、修正された原案か、そのままの原案の賛否を問います。
2つめの「産業振興条例」は、内容も、制定に向けた審議会での審議、説明会やパブリックコメント(応答義務のある公開の意見募集)も行われ、法的な制定に関しての行政側の準備は十分と言えるものです。また必要性も認めるところです。行政の準備は十分と言えるものです。
ところがです。条文のなかで解釈のゆらぎが発生する点への市議会の審議が、委員会であまりされていないことが確認されました。議会側の問題で恥ずかしいのですが、これでは条例を送り出してどのような影響があるのか読み切れません。悩ましい対応をせざるを得ません。

その他予算や条例改正案の多くは、致命的な問題点はなさそうですが、以下の2点は課題が残ると思っています。

国民健康保険の予算に関しては、18日の斉藤議員の一般質問の内容を受けて、賛成すべきかどうか悩みます。社会連帯を失った言葉が飛び交う社会保障制度のオペレーションは大問題ではないかと思っています。また仕事の管轄があいまいになって、市民不在の結論だなぁ、と思うところがないわけではありません。最大の問題はこの件に関して、斉藤議員が発言した問題が違うと論証する資料がまだ公開されていないことです。いいよいいよで採決に臨むわけにはいかないのかなと思っています。他の議員の討論を聞いて判断しようと思います。
学校運営協議会の設置も、学校の民主的運営の一環としてというよりも、地域や保護者の動員体制の強化という観点での説明ばかりがなされていて、法律も条例もなく市民に義務を課すシステムが増殖するという観点では、これも慎重に考えなければいけないと思っているところです。

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