2020.06.29

6/26 市長提出議案はすべて可決、第3号補正でひとり親支援へ~市議会最終日

26日9:00~市議会本会議が開かれました。
6月市議会定例会最終日なので、市議会に提出されている様々な議案の評価(討論)と採決を行いました。市民からの請願1本、市長提出議案18本の合計19本が議題になっていました。私は筋が違うなと考えた5本の議案に反対したものの、市長提出議案は全議案可決しました。一方、市民から提出された請願「介護保険の利用者負担増に反対」は賛成したものの否決されています。

今回の市議会定例会では、新型コロナウイルス対策での一般会計予算だけで3本、関連議案を入れると8本出ています。中小小規模事業者への給付金、児童手当の上乗せ、児童扶養手当の上乗せ、医療機関への給付、新型コロナウイルス罹患時の国民健康保険からの傷病手当見舞金なとを決定しています。また、和光市とのごみ処理施設の広域化に必要な、両市の拠出による「一部事務組合」という自治体の設立も決定しています。

新型コロナウイルス対策として提出された8本の議案のうち、会派としては、中小小規模事業者への給付金、児童手当の上乗せ、児童扶養手当の上乗せ、医療機関への給付、新型コロナウイルス罹患時の国民健康保険からの傷病手当見舞金など基本的な施策は、推進する意味でも賛成しましたが、 1億円以上使いながら1契約者半年で2000円程度の軽減にしかならない水道料金の値下げは費用対効果が悪いことを理由に、市長・教育長の給料引き下げには、新型コロナウイルスで重い責任を負ったのに下げるのはおかしいと、2本の議案に反対しました。

条例改正のうち2本は、根拠になっているデジタル推進化法への疑義、庁内デジタル化を推進するための庁内体制ができていない上での提案、物理的カードの普及にこだわるためにマイナンバー通知カードを廃止する国の暴挙などを問題視して反対しまた。
新型コロナウイルス対策での多忙化・出勤抑制と人事異動が重なり庁内がパワーダウンして事情はあるとはいえ、議会軽視とも思えるミスも頻発しました。発言訂正も1件あり、議案としては、報告遅れのような事後承認議案が1件出ています。この議案には会派として反対しています。

一方、和光市とのごみの広域化は、これ以上の財政節減(20年で両市で110億円と試算)が見込めないこと、合意できたタイミングで実行に移さないとまた宙に浮く危険性があることから賛成し、朝霞市と和光市が拠出して運営する一部事務組合の設立に賛成しています。

その他、地方税法改正にともなう税改正3本、介護保険の軽減拡大の2本、職員の退職手当組合の規約変更(加盟自治体の名称変更)を承認する議案1本の合計6本は反対するまでもなく賛成しました。

●今議会では、私の所属する立憲・歩みの会では、反対する議案が多くありました。新型コロナウイルス対策で困っている人を前にしてきた議員にとって、様々な財源措置をする行政に協力的な判断にすべきです。だからといって、費用の割に効果が少なく優先順位としてどうなのかという事業や、政策として感情だけに引っ張られている話を、議会の誰ひとり疑義を挟まずに通すことは良くないと思い、あえて反対いたしました。次の緊急時の対応のセンスを良くするために、やっておくべきこととしました。
これからの補正なのかも知れませんが、個人として生活が困窮して、失業給付が切れた後は生活保護まで個人支援が全くなく、生活保護申請するしかない状態です。朝霞市は1995年から人口を急増させていますが、その大半はマンション購入者で住宅ローンを抱えていて、その状態では家を放棄しないと生活保護を申請できません。そのことの問題意識を呈しましたが、認識そのものが違うと危機感の認識がない答弁に終始しています。
てもとに帝国議会秘密会議事録があるのですが、戦前・戦中の混乱期に、公開されなかった国会でどのような審議がされたのかを参考にしつつ、非常事態ともいえる状況のもとでの市議会に臨みました。

●26日の市議会本会議最終日の審議の概要(敬称略)
※賛否で会派名「立憲歩みの会」となっているところに私の採決対応が含まれています。なお今回、議案36号に関しては会派での対応を分けています。

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2020.06.23

6/23 きょうまちづくりや新型コロナウイルス対応を聞きます~市議会一般質問

昨日から24日まで、市議会で、提出された議案とは関係なく、議員が持ち込んだ課題を行政に聞く「市政に関する一般質問」が行われています。
昨日は10人の議員から質問が行われています。
今日は8人の議員から質問が行われ、私は最後の番になります。スタートの時間は確定していませんが、14~16時頃スタートと予想しています。

市議会本会議は、インターネット中継・録画公開があります。随意の場所・時でご覧ください。

質問項目として通告しているのは、5点16項目です。
1 まちづくりの課題
(1)六道地蔵交差点の対応(2)地区計画の発議の仕組み
2 総合計画の策定
(1)行政運営に対する効果(2)意見に対する対応の在り方(3)時代的要請への対応
3 福祉施設の運営
(1)福祉施設の事故報告の提出状況と改善の仕組み(2)福祉事業者の法人運営の監督(3)研究者等との連携
4 新型コロナウイルス
(1)学校に関する課題(2)放課後児童クラブの取組(3)定額給付金の事務(4)個人への支援(5)感染症への対応(6)市職員の感染対策(7)全庁的体制の課題
5 公共施設の更新
(1)学校施設の維持・更新

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2020.06.22

6/22 朝霞市三原がバス空白地域に

2021年3月に、国際興業バスの志木駅東口から三原通りを抜け、市役所を経て朝霞駅南口に向かう「朝11」24往復/1日と、朝霞台駅南口から朝霞県税事務所を抜け、三原通りから同様に朝霞駅南口に向かう「朝12」1本/1日の廃止が、埼玉県に申請されたという情報が入っています。
本日の市議会本会議一般質問で駒牧議員の公共交通に関する質問から明らかになりました。

このことにより三原通り沿いの、朝霞市三原1丁目、2丁目、4丁目、5丁目の一部地区がバス空白地域になるとともに、弁財と膝折町2~4丁目、三原3丁目の一部地域が朝霞市役所周辺の地域に直接乗り入れる手段を失います。

現在、情報収集しているところですが、朝霞市の地域公共交通協議会が機能するかどうか、試される場面です。また、朝霞台地区、公共施設も福祉面でも不遇な思いをしていますが、さらに公共交通を剥がされる提案に、ますますという感じです。

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2020.06.18

6/17 個人へのセーフティーネットは機能しているか~市議会民生常任委員会

17日9:00~市議会民生常任委員会に出席してまいりました。
新型コロナウイルス対策の補正予算2本
新型コロナウイルス対策の国民健康保険等の制度の改善3本
介護保険料の消費税増税対応の低所得者対策2本
国民健康保険税の消費税対応の低所得者対策1本
国民健康保険の財源不足の2019年度補正予算1本
市民からの請願2本
の合計11議案を審議しました。このうち、国民健康保険の財源不足の2019年度補正予算は、3月議会中の3月26日に発覚し、閉会後の30日に補正予算専決処分したというものですが、今回の議案提案まで報告もなく明らかにならず、議会軽視と判断して反対しましたが、可決しています。
請願以外の9本の議案はすべて可決しています。
請願は、①後期高齢者医療の自己負担増をやめるよう国に意見せよ、という内容の請願が、最大会派がもう1回考えさせてほしいということで、継続審査の異例の2回目を認め、9月定例会まで結論先延ばししました。②介護保険料の負担増に反対する内容のものは、公明・維新の議員が継続審査を求めたものの、最大会派の輝政会、私、共産党の議員が採決を求め、多数決で採決となり、採決したところ、私と共産党の石川議員の賛成のみで否決されました。

17日の委員会の審議結果を受けて、26日に本会議で討論・採決が行われます。

●新型コロナウイルス対策で、市は事業者向けの支援は矢継ぎ早、積極的に展開した一方、個人の失業・所得の大幅低下した人への支援は、国の制度メニューのままに留まっています。今回の議案のなかにも提案がなく、①失業給付→②緊急小口貸付または生活福祉貸付の利用と住宅確保給付金の利用→③生活保護のルートしかないことが課題です。生活保護も積極的に利用したらいいとは思いますが、利用者側の心理的障壁はとても大きなものがあります。また、資産調査や親族扶養の確認など、とてつもない負担が利用者にも市職員にもあり、その手前で機動的に支援できる仕組みが必要だと考えています。

●新型コロナウイルス対策の補正予算1号では、定額給付金の事務の振り返りが行われました。現在のところ67000世帯のうち、61000世帯分の申請が受理され順次支払事務に入っています。未申請が7000世帯を切り、申請漏れの対策が重要となっています。申請書の場合1日最大3000件処理できるので、早期に申請していただきますようお願いいたします。

●昨日の審議内容

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2020.06.17

6/17 定額給付金の検証や教育の情報化などを議論します~市議会の委員会日程後半

きょう17日9:00~、市議会の委員会(分科会)のうち、教育と市民サービスを担当する「教育環境常任委員会」と、福祉と保健を担当する「民生常任委員会」が開かれ、私は所属する「民生常任委員会」の委員として議論してまいります。

私の出る民生常任委員会では、個人に対する各種給付金、保健対策などが審議対象なので、10万円の定額給付金の事務の振り返り、生活支援のあり方、第二波に向けての保健センターの対応などを確認しながら、各議案の内容を確認していきたいと思います。
もう一つの教育環境常任委員会では、インターネット教育ができるインフラなどを審議します。

午後には、民生常任委員会で、後期高齢者医療と介護保険の利用のときの自己負担に関する請願を、継続案件として審議する予定です。

委員会は設備の関係でインターネット中継はありません。傍聴もできますが、傍聴者や答弁者である職員のためにも、議場を感染クラスタにするリスクを下げるために、把握を事後でよければできるだけ議事録で確認していただけたらと思います。ただ、議事録の公開が8月下旬まで持ち越すんですよね・・・。
終了後、民生常任委員会に関しては要約を報告したいと思います。

●国会はきょう閉じてしまうのですね。
この間、新型コロナウイルス対策で、官邸中枢が思いつきで出してきた政策も、国会論戦を通じて是正された面もあったと思います。議会は迅速な意思決定の足を引っ張る無駄なものという印象が持たれていますが、効果としてはむしろ逆だったと思います。
実際に会議をやるかどうかは別にしつつ、国会を開いておき、補正予算や必要や法改正があれば適宜、所管委員会を開くような対応が必要だと思っています。そういうなかで国会を閉じることは残念です。
諸外国では、会期という考え方のない議会がほとんどです。

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2020.06.12

6/12 市とのしての新型コロナウイルス対策を議論~市議会本会議

昨日9:00~16:00は市議会本会議で、市長の出した議案への本会議質疑です。

冒頭、議長から、市議会議員が発見した問題意識を質問する「市政に対する一般質問」の3日間の割り振りが公表されました。
22日(月) 福川(輝政会),田原(輝政会),小池(輝政会),原田(輝政会),駒牧(公明党),岡崎(公明党),遠藤(公明党),宮林(公明党),利根川(公明党),須田(輝政会)
23日(火) 柏谷(輝政会),獅子倉(輝政会),外山(輝政会),大橋(無所属クラブ),山下(輝政会),本田(立憲歩み),佐久間(無所属),黒川(立憲歩み)
24日(水) 田辺(無所属クラブ),山口(共産党),石川(共産党),斎藤(共産党)
私の一般質問は23日の最終となります。時間的には14~16時スタートで所要1時間30分ぐらいではないかと思います。
全議員の一般質問通告一覧表

11日に行われた市長が出した議案への本会議質疑では、以下のようなことがありました。
・地方自治法で認められた市長への「大権」である専決処分を活用した予算・条例の決定が8本と多くあり、その妥当性をめぐる質疑がありました。問題とまではいかなくても、議会軽視なのか議会回避なのか、そう見られる対応も感じたことがあります。また財政民主主義の徹底を再確認する必要もありました。
・新型コロナウイルス対策では、4月30日決定の補正第1次の前向きな対応に対して、今議会で改めて決めたもののなかでは、消極的な対応に留まるものが多く、課題が残されていると感じたものです。一方で他自治体とのダンピング・バラマキ競争に煽られてしまったのかなと思うものもあり、必要なところから順に手当てするという考え方を再確認する必要があります。
・清掃工場を和光市と共同で建て替えていくために「一部事務組合」という共同事務をする自治体を立ち上げる議案が出ていますが、少し内容が不透明になっているなと感じる一方で、議員のなかからまたお金のかかる単独市方式を言い始める声が出て、注意が必要とみています

●11日の議案質疑の概要

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2020.06.11

6/11 新型コロナウイルス関連予算を市議会が検証します

本日11日9:00~市議会本会議が開かれます。主には、新型コロナウイルス関連の補正予算、制度改正と、4月1日からの国の制度改正の連動の制度改正の市長が提出した議案に、議員が質疑を行います。
目立つ新型コロナウイルス関連の議案では、
議案32号では、定額給付金、1事業者10万円の給付金(市独自)など緊急対策として行われた市の支援
議案36号では、小中学校のパソコン購入などのこれからの市の展開事業
議案44号では、水道料金の基本料金の半額割引
などの提案の内容が質疑の対象になります。

私も17議案中6議案に質疑を行います。また会派で調整して、本田議員に9議案の質疑を行ってもらっています。

きょうの議事は「議案質疑」とされ、会議規則で議員の自己主張に規制がかけられ、提案に対して客観性をもたせながら質疑をする場ですので、説明的な答弁を求めます。問題意識を感じる市民には物足りない場面と感じられることがあるかも知れませんが、制度の考え方やアウトラインを確認するにはよい場面だと思います。
また続く15日、17日の各委員会の分科会的な質疑では、提案の詳細を聞いています。
議員の自己主張はというと、6月26日の議会最終日の採決の直前に、討論として、各会派がそれぞれの主張をして賛否を表明します。

会議は、傍聴もできますが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で、座席の空間確保やマスク着用の要請など行います。
ただ、議場に来ることで感染クラスタを発生させない保障はないので、ご自宅にパソコンの通信環境がある方は、本会議場の会議は
インターネット中継・録画公開
をしているので、そちらをできるだけご利用いただけたらと思います。静止画像のような画面が続きますので、ラジオのように聞いていただけたらと思います。

●昨日、国の2020年度第2次補正予算が衆院を通過しましたが、これが順次自治体に仕事としておりてきます。なかには急ぐべきものもあり、これを9月議会まで流すのか、6月議会として先に処理するのか、中間で臨時議会を開くのか、議会を開かずに市長の非常大権である「専決処分」で処理するのか、が議会の役割として問われていると思います。

●本日会議の冒頭の議長の宣告で6月22~24日の一般質問の質問日、質問順が確定します。与党系議員の質問通告が今回は多いようです。

●質問・質疑には事前通告しますが、ほとんど同じ内容の質問を後の議員をしてはならないという規制をしないので、遅く通告したもの勝ちみたいなところがあるなぁ、と思ったりします。

本日本会議で質疑する市長提出議案と質疑予定者
※質疑は自己の主張をする場ではないので、前質問者が同内容の質疑を行った場合は、質疑をしないこともあります。
※記事では、内容が連関する議案を並べていますが、質疑は議案番号順に行われます。

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2020.06.09

6/9 11日に議案への質疑が行われます~市議会

5日に市議会本会議が始まり、市長から議案提出が行われました。
提案された議案は、議案番号では、第28号から第44号議案までの17本となります。年度替わりの隙間に決定が必要なものの事後承認が4件、新型コロナウイルス関連の事後承認4件と新たな課題3件、介護保険制度の新年度対応2件、デジタル推進化法関連2件、広域自治体の規約改正対応1件、和光市とのごみ処理広域化対応の1件となります。

11日に市長提出議案17議案に対する本会議質疑が行われます。会派内で調整して、本田議員から8議案、私から6議案に対して質疑を行う通告をしています。
新型コロナウイルス対策では、機動的によく行われた施策もあれば、後手後手に回ったもの、効果が怪しいものなどがあります。感染第二波がやってきたときに勘違いの政策でお金を使い切ってしまわないように、今回も議場での精査が必要と思うところです。
また和光市とのごみ処理の広域化に向けて、「一部事務組合」という新しい自治体の一種が設立されます。ここが設立されると、ごみの処理施設に関して、この自治体への資金拠出の予算審議以外、市議会での議論は手を離れます。今回の審議をきちんとやって積み残し事項を確認しておくことが大切だと考えて対応します。

11日は、議案質疑で概要的なことを把握し、その後15日または17日の各常任委員会で、分科会的に詳しい質疑が行われた上で、26日の最終日の討論・採決で決定/非決定が判断されます。

※本会議はインターネット中継・録画公開が行われます。どうぞご覧いただけたらと思います。議場での傍聴もできますが、新型コロナウイルス感染対策として様々なお願いこどがあります。ご容赦ください。

●11日の質疑に通告した議案
議案第30号 都市計画税条例改正(専決処分の承認)
議案第36号 一般会計補正予算第2号(新型コロナウイルス関連)
議案第39号 市長・副市長・教育長の給与に関する条例改正
議案第40号 手数料条例改正
議案第43号 朝霞和光資源環境組合の設立について
議案第44号 水道事業会計補正予算第1号(新型コロナウイルス関連)

●11日に同じ会派の本田議員から行われる質疑の議案
議案第28号 2019年度国民健康保険特別会計補正予算第3号(専決処分の承認)
議案第29号 市税条例改正(専決処分の承認)
議案第32号 一般会計補正予算第1号(専決処分の承認・新型コロナウイルス関連)
議案第33号 2020年度国民健康保険特別会計補正予算第1号(専決処分の承認・新型コロナウイルス関連)
議案第34号 国民健康保険条例の改正(専決処分の承認・新型コロナウイルス関連)
議案第35号 後期高齢者医療に関する条例改正(専決処分の承認・新型コロナウイルス関連)
議案第37号 介護保険特別会計補正予算第1号
議案第38号 固定資産評価審査委員会及び朝霞市行政不服審査法施行条例改正
議案第41号 介護保険条例改正

●5日の本会議終了後、市議会の全員協議会が開かれ、新型コロナウイルス対策と、和光市とのごみ処理の広域化に関して行政から説明を受けました。
新型コロナウイルス対応では、個人への給付・貸付の実施状況の少なさを感じました。生活資金貸付、今回の新型コロナウイルス対策での緊急小口貸付が朝霞市の人口の割に件数が少なくて衝撃的でした。窓口規制の可能性もうかがえる結果なので、注意が必要です。
和光市とのごみの広域化に関しては議案第43号として、議案質疑、委員会質疑で深めていくことが必要なので詳しくは聞くのを控えましたが、一点、議員の選び方に関して、議会に話が通っていないのではないかと申し上げました。この項目に関しては行政だけで決めるべきことではない上に、選出基準まで入ることから、非公式でも議会に話が通っているべきことです。議員として議案修正を提案すればよいのですが、構成する他自治体に迷惑をかけることになるので、事前に調整しておくべきことだったように思います。

5日の本会議で市長から提出された議案

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2020.06.02

6/2 新型コロナウイルス対策で質問の通告が活発にされています~6月定例市議会

市議会議員が持ち込んだ課題を議論する市議会一般質問、6月定例会は6月22~24日に行われます。
質問のエントリと事前通告が本日2日12時で締め切られ、22人の市議会議員からエントリが行われました。
新型コロナウイルス関係で、活発に質問が通告されているようです。

●私からは以下の5点の大項目の質問を通告しています
1.まちづくりの課題(六道地蔵交差点・地区計画の発議の仕組み)
2.総合計画の策定(行政への制約、意見対応、時代的要請の対応)
3.福祉施設の運営(事故報告、法人運営の監督、研究者との連携)
4.新型コロナウイルス対応
5.公共施設の維持更新(学校施設)

●質問通告者は以下のとおりです(敬称略)。
11日冒頭に、質問通告内容は、議場配布または市議会ホームページ上のPDF添付ファイルで公表されます。
各人の質問日については、11日冒頭の本会議での議長の宣告で決定しますが、3日を通じての質問順は通告順ですので以下のとおりです。
福川(輝政会),田原(輝政会),小池(輝政会),原田(輝政会),駒牧(公明党),岡崎(公明党),遠藤(公明党),宮林(公明党),利根川(公明党),須田(輝政会),
柏谷(輝政会),獅子倉(輝政会),外山(輝政会),大橋(無所属クラブ),山下(輝政会),本田(立憲歩み),佐久間(無所属),黒川(立憲歩み),
田辺(無所属クラブ),山口(共産党),石川(共産党),斎藤(共産党)

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2020.05.30

5/29 6月定例市議会のダンドリと議案

29日9時~朝霞市議会の議会運営委員会が開かれ、6月5日から開く市議会定例会の開催日程と議題を確認しています。

【議会日程】
6月5日(金) 開会、提案
6月11日(木) 本会議議案質疑
6月15日(月) 総務常任委員会・建設常任委員会
6月17日(水) 民生常任委員会・教育環境常任委員会
6月22日(月)~24日(水) 本会議一般質問
6月26日(金) 委員長報告、討論、採決、閉会
※一般質問の質問日程は、11日の本会議冒頭に議長から通知されます。

議会における新型コロナウイルス対策として、今回は質問省略などの動きはありませんでしたが、①議場の換気の徹底、②衛生の徹底、③マスクの着用、④説明員(市長・副市長・教育長以外の答弁者他)の出席抑制策、⑤傍聴席の間隔確保と、混雑時は別室の確保などが、会派代表者会議で合意されています。
また議会運営委員会では、確認だけの質問を避けるために、議員に対して、新型コロナウイルスに関する市の施策をリスト化して提出するよう、輝政会の須田議員から提案があり、了承されています。私も大事な提案だと思っています。

●市長提出議案は、国が年度末ぎりぎりに決めた制度改正と、新型コロナウイルス対策が大半です。
感染第二波が考えられることから、抑えめの対策をしていて、1人10万円の定額給付金など国がやるべきとした対策以外は、ほとんどが事業者の事業継続に向けた支出の追加が大半です。
このうち、水道料金の基本料金の半額抑制は、1億2000万も使いながら、通常の家庭で2000円程度の効果しかなく、新型コロナウイルス対策として、効果が薄いと見ざるを得ません。来年3月の市長選を控えて、志木市や所沢市との対抗という感じがしていますが、1億円以上も使うのだから、非常時だからこそ、生活の破局を回避できるところに集中的に使わないとまずいのではないかと見ています。水道を大量に使用する事業者しかトクしない対策で、それも事業の死命を制するかというと違うように感じています。
また水道が公営企業という制約があるところでこのようなことをしてよいのかも疑問です。水道代で生活保障をしていくというのなら、市民税を増税して、全額税方式で運営するぐらいのことを考えるべきかも知れません。

●6月定例市議会の議案

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2020.05.26

5/26 感染拡大・縮小の間のメリハリの時期です

昨日、緊急事態宣言が解除されましたが、公権力が自粛をさせる、という権能を止めただけで、ウイルスはまだ消えたわけではありませんし、新規感染者は出続けている状況です。引き続き、外出に気を遣い続ける必要はあるのだと思います。
また、次の感染拡大期があると言われています。治療薬も予防ワクチンも未開発で、ウイルスの弱毒化も始まっていません。つまりウイルスは元の状態にあって、また人の体を借りて増えることを狙っている状況です。次の感染拡大期までにやっておくべきことを、感染拡大にならないような方法でやっておく時間と思います。
そのなかには精神的に気を緩めることも大事です。

一方で、この間、お金の話ばっかりがクローズアップされていて、今も事業をやっている方、日々仕事を取ってきておられる方を中心に大変な状況はつづいてます。あわせて、高齢者や障害者が発信する情報を見ると、お金ではない問題が見えてきています。孤独と孤立です。高齢者のかなりの数が感染の恐怖におびえて、文字通り引きこもってしまっています。地域包括ケアで高齢者のひきこもりを解消してきたのが、リセットされてしまっている状況なのだろうと思います。

●さて、朝霞市民のみなさまにも、大変お待たせした、1人10万円の定額給付金の申請書が届いています。紙による申請の方が確実だなぁ、という感じですので、この申請用紙を使っての申請をおすすめします。
・世帯主の本人確認資料のコピー(写真がないものでも公的なものであれば大丈夫で、例示は市のホームページに掲載)
・通帳・カードなど口座番号を確認できるもののコピー
の添付、必要事項の記載をお願いします。受け取らない人が入れるチェック欄が話題になっていますが、朝霞市の申請書は受け取ることを「希望する」というチェック欄があるので、「希望する」にチェックしてください
また、証明書類のコピーをのり付けするように、と書かれていますが、のりづけしなくても大丈夫です。

●昨日の首相の記者会見で、威勢良く130兆円使う話がありました。もちろんすべてが税金からではないし、補助金給付金ではなく融資も含まれますが、国民1人100万円の支出を追加する話です。4人家庭で400万円にもなる支出をする約束をしています。私も、新型コロナウイルスで経済が収縮しているときに、財政規律を外しての歳出の追加は不可欠とは考えますが、支出する元は、安倍家の家産ではないわけで、国民みんなのサイフから使うわけです。できる限界があると思います。
首相が2月27日の会見で、学校休校を求めたときに、中身を考えることもなく気前よく補償することを言ってしまったがために、新型コロナウイルス対策が、命や孤立の問題がどこかおいやられ、収入が減っていない人までが、お金をもらえるかもらえないかばかりに関心が行くようになって、財政出動が世論に振り回されてしまったところがあります。その結果、政策は迷走して、諸々の遅れに繋がっています。
今、「不要不急」とレッテルを貼られたサービス業を中心に、経済的に苦境に立っている方々への支援は続けるべきですが、今はいろいろな行動を自制しているときで欠けたるものを補う以上の財政を投下しても効果は少ないはずです。資産家をさらに金持ちにする結果になるだけです。
一方で、持続化給付金も混乱状態とも言われていますし、職業差別としか思えない理由で、申請を門前払いされている業種もあります。
これ以上、金使って何かしなきゃという強迫観念から離れ、必要な人に手を当てしつつ(そのためには財政支出の追加は必要ですが)、むしろ次の感染拡大期に備えて、国家も自治体も、今回みたいに「しょぼくて遅い」と言われない対策を、お金を配るだけではない対策を、首相のみならず、与野党の協議で考える時間にすべきです。

●朝霞市も、近隣市の対策に煽られて、気前よく1億円も使うけど、一家庭あたり300円~500円程度の負担軽減、という政策を採用して、6月定例市議会に提出されるものと見られます(議案として出てきましたからご案内します)。ほとんど政策効果はありません。周辺市と比べられて嫌なこと言われ続けた市長の評判が改善するだけです。
議会で止められるといいのですが、3月定例市議会で野党議員の本題の関連質問に対する市長答弁で言明してしまい採用された経緯になるので、与野党ともに止める力にはならず、不可逆的に進み無理でしょう。昨年の市議選の議会構成のとおりです。
1億円です。欠けたるものを補う、という視点に立てばいろいろなことができる金額でした。
1億円でやれることですが、
・パソコンなら1000台買えます。この間の3ヵ月間の学校閉鎖が長期化しているなかで、保護者たちが求めたインターネット授業が検討されましたが、パソコンの保有状況がネックになりました。朝霞市の小中学校の児童数は1万2000人から困っている家庭に1000台も配布または貸与できました。これからの時代、IT機器を使いこなせることはランドセル購入と同じぐらい重要なものになると思うところです。
・高齢者の孤立と孤独を回避するために使えば、高齢者1人5000円前後のコストを追加して福祉事業の充実ができました(現金をまくというより、人手をつけて孤立・孤独の状況把握や対応策が取れるという意味です)。認知症予防や身体介護の予防など、多大な効果があったろうと思います。
・事業者向けの給付金の予算が3億円です。1億円追加できれば、1.3倍に追加できたと思います。売上2割減よりさらに厳しい特別の事情で加算するような方法をとれば、該当する事業者には倍にもすることができたのではないかと思います。

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2020.05.23

5/22 定額給付金の申請書の発送が始まっています

お待たせていたしましたが、1人10万円の定額給付金を受け取るための申請書の発送が始まったとの報告が入っています。
新聞等でお伝えされているとおり、マイナンバーカードの申請が混乱をもたらしているので、できるだけ申請書で申請していただくのが助かりますが、待って協力していただいた方には厚くお礼申し上げます。

①返送用封筒に、②記入済みの申請書、③世帯主の本人証明書類のコピー、④送金先の銀行等の振込口座の口座番号がわかる通帳やカードのコピーを同封して返送してください。
〇記入済みの申請書は、記入日、記名欄、送金先の口座情報欄と、住所欄に日中連絡可能なで電話番号欄に記入してください。話題になっている給付不要な人のチェック欄は基本的にチェックしないでください
〇②の申請書はOCRという機械で自動読み取りします。
③④の書類のコピーは、必ず封筒に入れてお送りください。
※過日この記事で、OCR機器で自動紙送りを使うのでノリ止めをせずと書きましたが、市の申請書ではのり付けせよと書かれています。問い合わせが多いので削除しました。のりづけはしてもしなくても大丈夫だそうです。
〇③の本人証明書類の該当になるものは、通常の写真付きのもののほか、健康保険証など少し広めに対象になっています。証明書類の名称が確認でき、お名前と住所を証明する情報が必要です。
市のホームページでの本人証明になる書類の例
 運転免許証/マイナンバーカード/運転経歴証明書/旅券(パスポート)/在留カード/身体障害者手帳/精神障害者保健福祉手帳/健康保険証/国民健康保険証/介護保険証/後期高齢者医療保険証/国民年金手帳/生活保護受給者証
お名前とご住所が、表と裏別々に記載がある場合は、両面の写しが必要です
〇④通帳等の写しは、通帳のほか、キャッシュカード、インターネットバンキングの画面のプリントアウトのどれかが可能です。口座番号と口座名義人わかるものが必要です

作業を進めるなかで不安な方は、市のホームページの案内 と Q&A集 を確認してみてください。

●市から記入内容に関するお問い合わせが行くことがあります。嫌がらずにご協力をお願いいたします。またサギの電話も増えています。注意して対応してください。
他自治体の市長のトラブルの発信を読むと、支払段階で銀行口座情報が違っていて、銀行から該当口座なしでエラーになって返送するケースが多発しているようです。銀行口座情報の記入、証明する通帳類をよくよく確認してください。振込先名義で使っている漢字に気をつけてください。また、古い通帳やキャッシュカードのとき、ご利用になっている銀行・信用金庫・信用組合が、合併して名前が変わっていたり、支店名が変わっているときが要注意です。

●武蔵野市長の発信では、マイナンバー申請された方とダブらないように、マイナンバーで申請された人の申請書は、手作業で抜いて発送しているようです。データは連動できないので、それしか方法はないと思います。そのため、タイムラグで、ここ数日マイナンバー申請した方には申請書が送られることがあるかも知れません。その場合はご容赦ください。

●10万円の給付を少し待てる経済状態の方は、気持ち遅めに返送していただくと、経済的に困窮して焦っておられる方がより早めに受け取れることになるのかなと思うところがあります。

●ここまでの日程は、遅かったかも知れませんが、予算承認などの正規の手続を踏み、かつ全国の自治体が同じタイミングで資材発注やプログラム改造を行っているなか、著しい遅れはないようです。ただ、支払時期は遅めの日程が設定されています。催促すればするほど手間が取られて遅くなりますので、待っていただくしかないかと思っていますが、改善の余地ありだなぁ、と思っています。

●業務系のシステムを、政治家の思いつきみたいに中途半端にIT化すると、作業要員にはとてつもない手間がかかるものだと痛感させられています。

●八王子市や福生市、調布市では、申請書発送をもってマイナンバーカードによる申請を打ち切ったようです。マイナンバーカードの申請は、到着したデータのチェックなどが煩瑣なようで、事務の速さを考えると、その方が正解な感じがしています。
※さらに近隣では新座市もオンライン申請をやめたようです。連日、マイナンバー関連の事務で市役所の総合窓口は大混雑して、3密状態です。

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2020.05.19

5/19 緊急事態から要警戒へ

14日の政府の緊急事態宣言の一部解除に続き、首都圏では21日に解除が決められるかどうかが焦点になっています。朝霞市役所もそのときの対応を現在検討しているところです。
大事なことは、感染拡大がおさまっているだけで、新型コロナウイルスはまだ消えたり弱毒化されていません。公権力が医療危機を受けて、自粛をお願いし、施設を閉鎖する「緊急事態宣言」を脱したけども、みなさまには「警戒」をお願いする段階に移行しつつあるということです。
政府は「新しい生活様式」という誤解を招く表現をしていますが、社会を形成しようとする人間の本質に関わる行動規制を平常モードとして半永久的に続けよ、というアプローチはいつか無理がくると思っています。感染症拡大はいつか終わります。そのときに晴れて自分の行動を無理に意識づけないで済む行動に戻れますが、宣言が終わった段階では、まだ個々人に警戒をお願いしなければならない状態は続くのだと思います。
またこれはつかの間の統制緩和というもので、また第二波、第三波とやってくれば、緊急事態宣言にもとづく自粛は再びお願いすることになるのではないかと見ています。

●朝霞市もぼちぼち緊急事態宣言終了後の公共施設の再開について検討が始まっています。

教育委員会以外では、
児童福祉関係の通所施設が、宣言終了後再開、
その他の施設は、6月1日以降の最初の定例の開所日から再開

というようなことが検討され議員にも情報提供されています。いずれにしても21日の政府の決定次第ということになります。ここ数日で急速に感染拡大が広がっていくと、先送りとなったりする可能性もないとは言い切れません。
施設利用が再開されても、新型コロナウイルスの感染が終結していると言えるような状況になるまでは、「三密」みたいになる施設のご利用は、しばらくは首都圏の感染拡大状況を見ながら避けていただくことが大事だと思っています。予約制で取る会場などは、予約段階と開催日とで感染状況ががらりと変わることが予想されます。状況の変化に臨機応変に対応する体制を取られることをお願いしたいと思います。

●新型コロナウイルスで、日本のビジネスに目立つ出張と転勤が減らせたら、と思ったりします。JR東海さんには非常に厳しい世の中になるかも知れませんが。

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2020.05.05

5/5 子どもの日に残念なお話ですが

4日、市から議員にFAXが入りました。3点です。
・朝霞台出張所が5/31まで閉鎖
・連休中の特別対応だった一部の公園の閉鎖、一部の公園の駐車場等の閉鎖が5/31まで継続
・保育園が登園自粛を求めるものから原則休園で申請により登園と変更
です。人によってはかなりきつい対応だと思います。

朝霞台支所は、職員による感染拡大防止と、職員が感染クラスタ発生した時でも市役所が止まらないよう、出勤職員数の抑制をやっていることの対応です。
1人10万円の定額特例給付金の給付業務も、他市の自治体関係者のネット記事などを見ると、本人でない人に払わないようにする確認作業が大変な事務量のようです。滋賀県のある市長さんの報告では、マイナンバーカードによる申請を処理で1日130件でもへとへとであったという報告と、給付申請書を発送するための封筒が、全国の自治体から全世帯分の数が殺到しているために、納品日が案内されない、ということも書かれています。封筒がマスクのように不足し始めたことが起きていることが想像つきます。
定額特例給付金はは、ロジスティックを無視しての、与党も野党も、誠意を見せるための勢いだけで議論をしてしまったことの影響は大きいなと思いました。どうやっても追い付かない誰のせいでもない事務の遅延が、副次的にさらにクレームを招き込み、さらに事務が遅れるという悪循環が想像できます。待てる人は待って申請してほしい、と私からもお願いです。

その他の2つは、子どもの対応です。折しもきょうは子どもの日です。

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2020.05.03

5/3 市民生活を守るための立脚点としての憲法

憲法記念日。昨年の改選でようやく本格的な会派を組みましたが、会派名に政党名の一部を入れることに、政党色が着くなという思いはありましたが、立憲主義に違和感があるわけではなくてポジティブに捉えています。福祉政策に対する態度も、昨今の部活や校則などの文科相の見直しに呼応する諸改革も、選挙制度に関する意見も、議会改革も、すべて日本国憲法を立脚点に、そもそも論としてどうなんだと考えるようにしています。

一方で、日本国憲法の限界もあります。
一つは地方分権があいまいなことで、内務官僚鈴木俊一が書いたと言われている、事実上、戦前の統治メカニズムを引きずっている地方自治法にいろいろな制約を委ねていることです。今回の非常時では、国会では盛んに議論された一方、地方議会が議論をしない方向に閉じていき、行政改革の論理に振り回されて機能として不十分なことに、地方自治法の行政優位の制度設計の限界が表出しています。また議会というのは税金の使い道を決める場なのに、地方自治法にもとづく自治体議会は予算編成権もありません。議員どうしが丁々発止で議論して予算をまとめるべきところ、首長におねだりして政策実現する姿は民主主義としてあまりエレガントではありません。
不動産に関しては青天井の財産権が、暮らしや環境を壊している現実があります。これは解釈でいけるかも知れません。他の物件にそこまでの青天井の財産権を認めているわけではありませんから。
衆議院の解散に関しても、行政権力がやりたい放題議会を解散している国なんてそんなにありません。ここも改正なのか解釈変更なのか、普通の議院内閣制の国の運用に落ち着けるべきです。

私は自治労で役所の非正規労働者の運動に関わりましたが、彼らの雇用が行政処分で契約ではないという極めて観念的な行政法学者の解釈によって、労働者としての正当な保護を受けられずにいます。団結権はともかく、団体交渉権すら頭から否定されることもあります。ところが雇われるときには、憲法第15条を持ち出されて、国民の公務員の選任権なんて言って、権利を制限する憲法の条項だけ丁寧に適用したりします。そのなかで雇用の安定や継続性をほとんど無視する法解釈がまかり通っています。時給900円前後でこき使っている人相手に、労務の提供に対する報酬以外に何があるんだと思ったりするのです。このあたりは憲法をちゃんと理解することが必要だと思っています。

一番議論になる安全保障と憲法は、今のところいじる必要はないと考えています。
ただし頭の体操として、日米安保体制がローコストで最大のメリットがあるから、諸矛盾を沖縄におしつけつつも、今の憲法で間尺が足りています。この安定の矛盾が我慢されなくなったり抑圧できなくなったり、またはこれから考えられうることですが、アメリカが国力を落とし、日米安保体制のメリットが担保されないと見えてしまったときに、日米安保をやめるか見直すかとなります。そのときに、今の憲法の9条の骨格・理念は残しながらも、今の9条では間尺に合わないことになる可能性は考えておかなくてはならないと思います。極度の緊張感と負担をもたらす自主防衛論が台頭したときに、どうセーブするかが課題です。

●最近読んで、憲法関連の本で有益だったのは、美濃部達吉「憲法読本」です。1911年、明治憲法の解説の講演をまとめたもので、明治時代にこんなに近代的な法理解を解説していたんだというのに驚きです。戦後、日本国憲法がいかに立派でも、9条以外ほとんど意識されてきませんでした。安倍首相が憲法をおもちゃにするようになって自覚した立憲主義の基本的な認識ですが、1911年にはすでに美濃部達吉さんによって紹介されています。100年近く日本社会は、岩波書店の編集者と一部の研究者以外は忘れ去ってきたんだと思います。

●新型コロナウイルスに「補償と自粛はセット」というスローガンがあります。そのことから市内で財産権をベースにこの演説をした方がおられたようです。ネットでも財産権でこの話をする人がちらほらいます。でも私は間違っていると思っています。
一つは、財産権だとすると、竹中平蔵みたいに何億円も社長収入のある人が自粛させられて儲からなくなったら、国家は毎日その資本家に何百万も補償しなければなりません。逆に一文無しには、一銭も補償しなくてよいことになります。どう考えてもおかしいです。
財産権は、国家の利益のために財産を取り上げることを防止することが目的なわけですから、対価なく歩道整備に土地を召し上げず、正当な対価を払えないときには、歩道整備の土地確保を断念すれば済みます。新型コロナウイルス対策は、補償できないから自粛要請ができないで済まされる話なのか、ということだと思います。自粛を要請するのは人々の生存権を保障しなければならない国家の立場があるからです。
じゃあ補償も何もなくていいのかという話です。自粛にともなう補償は、社会権の話です。竹中平蔵に毎日何百万も補償するのはおかしいけど、自粛で生活が成り立たない人や、事業の継続ができない人を支えるというのは、損失補償じゃなくて、社会権のはずです。 こうした社会権が、何か、利得的な関係性の財産権より下みたいに感じることが、まだ日本社会は、北欧・西欧の先進国に追いつけない理由なんだろうと思ったりします。

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2020.05.02

5/2 1人10万円の定額給付金の申請書の発送はまだです(市民のみなさまができるだけ早く受け取れるためのお願いも)

市役所に1人10万円の定額給付金がいつ払われるんだ、という問い合わせを市役所に多くいただいています。
担当者がその電話にかかりきりで準備に作業が滞る悪循環が起きそうな感じです。市職員からは電話をセーブして、といいにくい状況です。差し出がましいのですが、そんな様子の関係職員の様子から、市議である私から市民のみなさまにお願いがあります。
定額給付金の支払や手続の日程質問や催促のお電話は、連休明けしばらくの間は抑えていただくことをお願いします。
理由としては、①電話でかかりきりで定額給付金自体の作業が遅れていくこと、②月替わりで激増する他の福祉相談ができなくなってしまうこと、の2点です。ホームページの記事以上のことはお電話で聞かれても約束できる話はほとんどありません。
一方、失職・収入減による生活困難、その他困りごとがあるときには、早急に市役所にご相談ください。定額給付金以外の制度で対応できることもあります。

定額給付金に関して、市議に送られてきた資料やリサーチした情報からは、

・マイナンバーカードを使った「マイナポータル」経由での申請は昨日5月1日から
   これも本人認証の期限が切れていないなど様々な前提が必要です
※マイナポータル経由の申請も、今、回線が混み合っているようでうまく繋がらない、申請入力したけど画面がうまく動かない、ということが聞こえてきます。日本中で焦っておられる方が入力していると思われます。少し日数をおいて入力していただく方がよいかと思います。

・マイナンバーカードのない方や、あってもマイナポータルから申請できない方は「5月中旬申請書発送予定」
ということで、申請書ベースで申請される方は、連休中、連休明けしばらくはまだ申請に向けた作業をすることができないと考えていただけたらと思います。

現時点で対応を急いでいただきたいのはDV被害で避難されている方(市の説明HP)で、申請書とは別に先に申出書が必要です。DV被害を受けて、相談機関への被害申し出の受理などがされている方が、世帯主と別に受け取ることを希望するケースです。これは支払対象者のデータを作る前に作業しておかなくてはなりませんので、至急、朝霞市女性センターなどに申し出ていただきたいと思います。

定額給付金の作業は福祉関係の課から人を集められて行います。福祉関係の各課は、月替わりしたばかりの開所日・営業日である連休明けは、新型コロナウイルスの影響での失職、倒産など様々な事情で生活で行き詰まる方の相談が舞い込み続けることが見込まれます(現在も福祉相談課や生活援護課、社会福祉協議会の生活資金貸付の相談は激増しています)。連休中・連休明けの時期に、定額給付金の日程確認や催促のお電話は、緊急で困窮されている方々への職員の相談や対応を止めての電話対応となることをご理解いただけたらと思います。もちろん定額給付金の支払開始を早める努力もできなくなってしまいます。
今回の制度は市始まって以来の事業規模で、6万世帯以上に影響し、仮に20人に1人の方から問い合わせを受けるだけでも3000件の電話本数になります。15人で総掛かりで対応して2日はかかる労力になります。
焦ってお電話いただいても、5月上旬では支払いにならない状況です。給付金の申請・支払いのおおよその日程が市から市議に案内されましたら、このブログで紹介していきます。

●申請書発送が5月中旬以降になっていくのは、公金を支出するからには、4/30に決まった予算の国会通過、市としての予算決定(4/30処分済。これも議会を通さないイレギュラーな対応)で民意にもとづいて、市民・国民の税金を公務員が支出してよい、という決定が必要だったからです。ここから本格的な作業が始まっています。現在、担当職員は連休を返上して、コンピューターシステムの構築や郵送するための資機材の発注などを進めています。14万人6万世帯への郵送物の発送と書類の回収、チェックと支払業務を、業務の間違いを起こさないように、最速のスピードで、取り組んでいるところです。

●定額給付金とは別に、市として独自に、事業をされている方・法人に2割売上減の事業者には5/7から受付で1事業者10万円の給付制度が始まります。事業をされている方で資金繰りがきつい状況であれば、こちらも手を打っておかれることをおすすめいたします。

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2020.05.01

4/30 児童手当の上乗せ・売上2割りダウンの事業者・デリバリ等を始めた飲食業者に支援が始まります

国の補正予算の可決を受けて、市の新型コロナウイルス対策の補正予算が決定しました。
詳しい内容は市のホームページに掲載されています。

市としての独自施策として、
・児童手当の上乗せ 特例給付(現状5000円のみ給付)以外の世帯に1人5000円加算
   →国の上乗せとあわせて特例給付以外の世帯には、1人1万5000円加算。
新たにデリバリー・テイクアウトを始める飲食事業者 1事業者5万円給付
売上高が2割ダウンした事業者に 1事業者10万円給付
・国民健康保険に入っている被用者で、新型コロナウイルス関連で病気休業の賃金支払期間が終了した人に、新たに傷病手当給付金を創設する
・さらに被用者以外の国民健康保険に加入者で、新型コロナウイルスの病気休業で収入をなくした人に、傷病見舞金を創設する
が実施されます。
※国民健康保険の上記記事に誤りがあり、5/7に訂正しています。

国が朝霞市経由で実施するものとして
1人10万円の特別定額給付金
・児童手当の1万円上乗せ 特例給付(現状5000円のみ給付)以外の世帯に1人1万円加算
住宅確保給付金(急な失業などで家賃を払えなくなった人への3ヵ月間の支援制度)の拡充
も行います。

●市長による専決処分での決定なので、内容を議会として取捨選択する余地はありませんでしたが、このなかには、困っている人にできることとして至極もっとも納得できる、という施策と、一般論としてはやってあげたらいい政策であっても火急のものですか、と思うものがあると受け止めています。
●事業者の家賃負担の対応、バラバラ出る給付金のなかでの市民の申請作業や問い合わせを少なくするために工夫を求めることを、過日、会派として求めています。これらはまだこれからの話になります。
●国で1人10万円の政策で時間と政治力を費やしすぎてしまったため時間がかかり、市として、短期間で決められ、短時間で手当できることをしようという内容になったと思います。
6月ぐらいで自粛が緩和されてるという見方と、2~3年は自粛と緩和を繰り返すという見方があり、私は両方ともありうると見ています。もっと思い切った対策をというのがネットなどの世論ですが、自粛終了後も続く社会への副作用まで含めて問題が長期化するようであれば、今ある市の貯金もまだ温存しながら前に進まないと見ているところです。
●決め方には課題がありました。今回は地方自治法第96条で通すべき議会を通さず、地方自治法第179条で緊急時に認められている市長の「非常大権」的な「専決処分」という方法が取られました。
大前提として、議場で決められなかったことは議会人としては恥ずかしい事態で職務に責任を感じています。ただ議会の開会要求しても、①地方自治法では議長または議員の4分の1の署名が必要で、さらには最大20日の準備期間となっており、朝霞市議会の構成比のなかでは臨時議会を開くということはかなり難しかったこと、②感染拡大防止の緊急事態宣言下で通常のスタイルでの議会開催が難しく、特別ややり方で議会を開くためには、与野党で極度に分断された今の市議会のもとでは合意に時間がかかりそうでした。専決処分をされてもやむを得ないと判断しています。
一方で市役所に市民の多くから給付金や市の支援策で問い合わせを受け続けていたこともあり、速度も問われていたと思います。
専決処分も次の市議会で内容を確認して事後承認する手続きが取られます。そのときにきちんとした審議をする予定です。
●関東のある自治体には、予算決定もないのに1人10万円の申請事務を始めているところがありました。法的手続としては問題だろうと思います。そこの自治体は、議会が止めても市長が高級外国車を公費で買うわな、と思ったものです。

●予算の説明資料から

令和2年度朝霞市一般会計補正予算(第1号)/4月30日専決(予定)
【補正規模】152億1932万8000円
【累 計額】587億2932万8000円(補正前予算対比135.0%)

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5/1 きょうはメーデー、労働者の記念日です

祝メーデー。
21世紀初頭よりは労働者は大切しなければ、という考え方は普及しましたが、労働を吸い尽くす社会システムは一向に変わらずで、未組織労働者は分断され、低賃金と不安定雇用が改善されず、課題だらけです。お祝いしたい気持ちいっぱいですが、さらに新型コロナウイルスでの社会の縮小で、これから多くの労働者が遭遇する大変な状況を想像すると重たい気持ちになります。
来年のメーデーがどのような状況で迎えられるのか、いろいろ考える一日にしたいと思います。
また悲しいことが一つでも減らせるようなことをしていかなくてはならないと思っています。

●私にご推薦いただいている連合が、メーデーの会長メッセージを動画で掲載しています。良い内容だと評判です。

●市内では労働組合の存在感が薄いなぁ、と思うことがたくさんあります。それでも、給与所得者がとりわけ多く住む自治体ですから、市議である限りは、労働組合出身の議員として、その立場での発見した課題をこつこつ市政に伝えていきます。

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2020.04.27

4/27 5月「連休」中の福祉相談窓口の開所

新型コロナウイルスの緊急事態宣言による外出や営業の自粛要請により、生活が立ちゆかなくなる方が出てきています。朝霞市役所としても市としてできる対策に関してご相談をしていますが、カレンダー通りであれば、あさってから、GWの連休に入ってしまいます。

福祉相談窓口に関しては、通常の連休の休日日程のうち、5月4日(月)~6日(水)、10:00~16:00、市役所1階で生活に困窮する世帯を対象とした相談支援窓口を開設して対応する通知が来ています。市役所本庁舎1階に窓口が設置されます。
担当は福祉相談課となります。
※4月29日(水)、5月1日(金)~3日(日)が窓口を止める日となります。その他の業務に関しては、休日出勤等で在庁しているにもかかわらず、基本的には閉庁となります。

●市役所には1人10万円の定額給付金の手続がいつから始まるのか、という問い合わせを多くいただいているようです。申請に関しては、事務作業の準備を進めているところです。もう少しお待ちください。

●それに先立ち、世帯主ではないDV避難者とその同居者には、世帯主から分離して給付を受けるための申し出を受け付けています。

4月30日までに、県の婦人相談所または、自治体のDV被害者の相談窓口で「配偶者からの暴力の被害に関する証明書」の発行を受けて添付して、居住地(住民票登録ができない場合は生活している地)の自治体に「申出書」提出する必要があります。郵送での対応も可能です。すでに住民票非開示の手続をしている方などは、申出書だけで対応可能なケースもあります。

朝霞市役所の手続のご案内【特別定額給付金】配偶者からの暴力を理由に避難している方へ
朝霞市では、中央公民館内の女性センター、または、市本庁舎の人権庶務課に申し出てください。

元厚労省の官僚千正さんの説明「DV被害者が10万円給付金を受け取る方法」
内閣府の説明パンフレットデータ

日々の生活に追われて、平日に申し出ができない、郵送すらままならないという方も多くおられます。内閣府の説明資料では4月30日を過ぎても「申出書」を提出できることを広報しています。事務整理などで可能なようですが、給付開始を早急に始める自治体もあるので、できるだけ早くに申請していただくことが無難です。

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2020.04.25

4/24 会派として新型コロナウイルス対応の要望を提出しました

本日、本田議員と組んでいる市議会の会派「立憲歩みの会」として、市長・教育長に対して、新型コロナウイルス対応に関する行政への要請を行いました。
非常時の施策は、行政主導で様々な政策があっという間に決まっていきます。議場を通じて政策反映するには時間がありません。そのなかで市民にとって必要な課題を伝えていく必要があります。
一方で、感染防止のための職員の出勤制限、一部部署での業務増大など踏まえて、個々の議員がパラパラと問題をぶつけるのも良くないので、ここまでで意見できる課題を、会派として提出しました。返答は義務づけず、会派としての考え方を伝えた扱いです。
詳しい情報は入っておりませんが、他会派も同様の取り組みはしているようです。

要請の内容としては、教育、保育、福祉総合相談窓口のあり方、定額給付金の給付に関するDV避難者の対応、労働相談の充実や専門機関へのリレー、事業者の事業継続のため国で検討中の家賃軽減に関する対応などが基本的な要請、里帰り出産ができなくなっている事態を控えての産後の生活支援、通所施設の閉鎖している家族に対する対応、外出自粛にともない発生リスクが高まっている家庭内の虐待への留意なども伝え、そうした広報に使うホームページの情報提供をきちんとすることで何とも役所と往復しないで済むように工夫することを求めました。

要請事項で一番悩んだのは義務教育課程に関することです。感染予防を重視する保護者と、学習権の保障や教員による子どもケアを重視する保護者の意見が相当に割れていて、議員にもお話をいただいています。そこを留意して、会派の議員とネット上で長い議論を繰り返しました。感染予防の必要性は踏まえた上で、通信による教育の導入が親の状態による格差を生まないか、リアルの子どもの状態を学校が把握できない状態に問題はないかなどを検討した上での要請内容となりました。

1人10万円の定額給付金に関するDV避難者への特別対応は、4月30日までに避難している自治体に、県の婦人相談所または市の配偶者暴力相談支援センターの出す証明を添付しての申し出が必要です。朝霞市の場合、詳しくはリンクをご覧ください。
国は30日を過ぎても受理するとして、数日の余裕はありそうですが、住民票のある自治体によっては、早めの支払事務を始めるので、早急に手続されることが無難です。
この取り組みでは、我が会派では、本田議員が様々な働きかけを行ってもらいました。

市庁舎が感染拡大のクラスタにならないように職員のグループ単位の出勤制限、ビニル幕の設置などの対策を取っています。生活が行き詰まりそうなことへの相談は早急に来ていただいた方がよいのですが、市役所を感染源にしないために、先送りできる用務での市役所への来庁はできるだけ避けてくださるようお願いいたします。※行政側が言いにくそうなので、ここで私からお伝えいたします。

●本日、現在閉鎖されている市の施設の閉鎖を5月31日まで延長する通知がされています。そのなかで、浜崎で地元の農産物販売をしている農業交流センターが5月9日から再開します。一方で公園関係が閉鎖・機能縮小が行われ、朝霞の森と三原公園が4月29日から5月6日まで閉鎖、青葉台、朝霞中央、宮戸ハケタ、内間木、田島、城山公園の駐車場等が閉鎖となります。

●国会で補正予算が通過する時を見計らって、市として新型コロナウイルス対応の追加施策が打ち出されるようです。国が現在補正予算で検討している範囲なのか、市独自のものが出るのか、注意してみなさまにお知らせしたいと思います。

●市長・教育長に提出した要請事項(前文省略)

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2020.04.17

4/16 まとまりつつある国の補正予算をチェックしました

同じ会派の本田議員とオンラインで、ポツポツあちこちから拾ってきた情報から、政府の補正予算の点検を行いました。4月下旬に通過する国の補正予算で、新型コロナウイルス対策の本格的な感染拡大に対応する事業がようやく始まります。そしてこのなかの事業で市町村がやっているものが、朝霞市の補正予算として上げられてきます。今回は、補正予算をめぐって、会派の長である私のところに何の打診もなく、実行までの時間的制約もあるので、市長決裁で決める「専決処分」で市の補正予算が決まり、次の市議会で追加承認的に処理されるのだと思います。

国の今回の補正予算の内容は、5月6日までに流行のピークが過ぎることが前提。もし感染流行が長期化すれば、医療資源や、生活や事業のつなぎのための対策としては、この内容は序の口ということになります。

今回の補正予算では、仕事が休みになったり、ときには失業したり、収入がなくなったり生活が困るであろう国民へのつなぎ資金なのだろうと思いますが、臨時給付金が1人10万円で配られる話が最大の争点でした。内容とまとまった経過はマスコミで伝えられる通りです。元々の政府案がダメだと野党がこだわって、公明党と自民党のかなりの議員が疑義を挟み、最終段階に公明党の山口党首が官邸に乗り込んで、あまり細かい判断がいる制度にするのはやめて、と押し込んだことは政策決定過程としては大変異例で、興味深く見ています。この先、どのように配布するかという事務手続が決まり、恐らく自治体も噛むことになると思います。その場合は手続にご協力をお願いしたいと思います。

【あまり意見の割れなさそうな政策では】
・医療機関の支援、ワクチンの開発、治療薬の発見や開発、入院施設への支払などの予算が盛り込まれていますが、これらは国の直轄まだは県の事業となります。
・学校休業の見返りで、放課後児童クラブの長時間開所などに対する追加予算は最終的に市町村が作業します。また教育のインターネット環境整備も予算がつきますが、子どもの多い朝霞市でオンライン授業が実現できるかどうかは微妙です。
・マスクや防護服の工場を作ったり、人工呼吸器の製造ラインを増やしたりする補助金も盛り込まれています。
・営業支援では、景気が冷えたり外国人観光客や外国での需要を当て込んでいた高級食材のために営農していた農家、資金繰りで詰まりそうな企業向け融資やつなぎ資金などが盛り込まれています。これらの大半は農協、商工会、金融機関などを経由して国の事業として展開されます。
これらは、政治的スタンスの違いがなくても、実施すべきだということで合意が取れそうなところです。

【これどうなのと思う政策として】
全体からすると少数ですが、
・全世帯にマスク配布が非効率です。マスクの工場ができるまではつなぎてやっておくという必要性を政権中枢は考えているのでしょうね。
・5月に新型コロナウイルス対策が完全収束する前提なのか、「GOTO」とネーミングされるインバウンドモード全開の予算があります。新型コロナウイルス対策終了後は長距離の観光は贅沢品になっていると思わざるを得ません。国の政権中枢部の思い込みは激しいものです。
・和牛券はなくなりましたが、高級食材が売れなくなっているので、その販売支援とする補助金。最終的に生き物を扱っている農家を救わなきゃというのは同意するのですが、さて、消費者は誰、という感じです。
・金額は相対的に少ないけれどもそんなにいるのという広報宣伝費が随所に。もちろん必要な政府広報はあると思いますが、どうも選挙を意識した「正確な宣伝」という言い分が強すぎます。
などの予算も盛り込まれています。

●市の補正予算も市長による「専決処分」で通される見込みを書きました。これまで「専決処分」された内容は、次の議会が開かれて、事後承認議案が提出されて、何が決裁さているか知るという感じでしたが、今回は専決処分する次第、その内容を連絡していただかねば、と思うばかりです。
※今までの市長の「専決処分」は、国の年度末の法改正に連動して議会を開く間もなくやらざるを得ないことが多く、内容も市独自で市民生活に悪影響を与えることが少なかったので、そのような運用でもやむを得なかったと思います。

●1人10万円の給付金の問題が政治の争点になりました。
決まった後も、各政党の所属政治家、支援者が「我こそが元々提案していたこと」と本家争いをしていますが、みっともないなぁ、と見ています。それより各党ごとに1人10万円配布の政策効果をどう読んでいるのかということがあるはずなので、推進したり、賛成した理由を語ってほしいように思います。その効果が伝わらず国民がただもらえば麻生元首相の心配するとおり、(普通預金に塩漬けするとおり)タンス預金でしかなくなります。ただ今回は将来どうなるかわからないので、当面、タンス預金にしても誰も文句言う筋合いでもないと思います。

今回のことはこれですが、新型コロナウイルス感染拡大のピーク・収束が見通せないなかで、長期に私たちがいきられる仕組みの作り替えが不可避だろうと思います。

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2020.04.15

4/15 市内三原・六道交差点の歩道整備不調のお詫び

20200414rokudo01 選挙の公約を実現できず、お詫びがあります。朝霞市三原の六道地蔵前の交差点に関することです。この場所は、12月の市議選で事務所を貸していただけた場所で、公約といい場といい思い入れのある場所です。そこの歩道整備の機会がうまく活かせなかったことをお詫び申し上げます。

朝霞駅南口から東上線の南側にそって志木駅南口に至る、市道1号線二本松通りの歩道整備が停滞していることに、多くの市民からご意見をいただいています。私もPTAのスクールガード係を担当したり、自分の子どもの通学に同伴したりするなかで、危険箇所が多いと感じています。また、幹線道路的に使わざるを得ないなかでクルマ運転者の視点でも課題だらけだと痛感しています。
5年ほど前から、二本松通りの総合的な改善が必要と訴え続けています。二本松通りの危険ヵ所はいくつかあり、市議会でも全線の地図を配布して議論したこともあります。以前、朝霞市役所では、全く新しく並行して道路を作る計画もありましたが、現実離れしているからと中止になり、やはり二本松通り自体を整備しなければならない必要はあるけど、さて、地権者の善意による売買以外に、どのような手段があるか、と考え始めていたところです。

このなかで、二本松通りの五小校区の区間は、畑やマンション新築などでかなり歩道の整備は進みました。最近も20メートル弱ですが、駐車場所有者が協力してくれて、歩道がつながった場所があります。
それでもまだ課題は多く、通行量的に一番問題になっているのは、六道地蔵前の交差点の南西側の歩道が、ブロック塀に阻まれた狭く短い歩道となっています。4つの道路の方向から2つに分かれていく「首」みたいな場所で、通行人の数も多く、朝の通学時間には子どもたちだけで溢れて、対向方向から歩かれる方や通勤のおとなたちは車道を歩いています。平時もすれ違えなくて、両方が横ばいになっている状況です。
今年に入って、急きょ、お住まいの所有者が土地を手放され家を取り壊し、歩道整備の機会が出たと市と連携した対応を進めてまいりました。
朝霞市役所は、さまざまな条件を提示して、不動産事業者に交渉をし続けました。

その結果ですが、写真のとおり歩道整備はされないまま、再び、元の敷地いっぱいで住宅地が販売されることになりました。引き続き、通学時間は人があふれ、通り抜ける人も這いつくばりながら歩くような状況は変わらないようです。
朝霞市として二本松通り全体をどうするという考えをめとめる検討にすら入る前だったので、規制の網も土地利用の制限もかけられず、ただ土地を購入なさった不動産業者との交渉の善意にすがるしかなかった状況です。自治体が買うとなると是が非でもと札びらを積んで交渉することも難しく、結果として不調となりました。
校区の課題なのに、せっかくの機会を活かせず、お詫びしてもお詫びしきれません。

●なんで朝霞市の不動産はこんなに高いんだろう、と思うことが多くあります。不動産が高くて事業者が進出できない。ここ数年の金融緩和で、換金性のある「物」の値段は上がる一方です。価値があるんだないんだかわからないものも、中古市場で高値で取引されてきました。そのような経済環境のなかで、朝霞市の土地は値段が上がり続けて、今や住宅地にして売ることしかペイしなくなりつつあります。そういう背景のなかでの、今回の残念な結果です。
今回も、4つの区画のうち二本松通りに面しているところは、買い手がついていざ住み始めたら、地域住民の交通障害になってしまっているということに、きつい思いをされるのではないか、と思ったりもしています。

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2020.04.13

4/13 市役所が感染クラスタにならないための対策が始まりました

新型コロナウイルス感染拡大でストレスが溜まる状況だと思います。埼玉県内も本日から、緊急事態宣言が実施されています。
その宣言がめざす、感染症の拡大をセーブして医療機関を守り混乱や悲劇を避ける目的をご理解いただけたらと思います。生活上のご負担や不安をおかけしますが、なにとぞご容赦の上、ご協力いただけたらと思います。
4月8日に市長からもメッセージが出ています(文末掲載)。そのとおりだと思っています。

さて、市役所が感染クラスタにならないために、具体的な対策が始まりました。
市民のみなさまには、新型コロナウイルスにともなう営業や外出自粛で、解雇や勤務日数減のなかでの生活課題・事業継続・社会保障関係で困ったこと・悩んでいることがあればできるだけ早い段階で市役所に相談いただけたらと思っています。
一方で、市役所も勝手に休んだり来庁者を選別できない環境のもと、人口密度の高い庁舎で仕事をしています。行政側からは言いにくくて今回の取り組みには書かれていませんが、80%カットをめざす外出自粛要請もあり、私からも、5月6日以降でもよい話があれば、先延ばしして来庁していただくか、できるだけ期日を切らず電子メール等負荷のかからない方法でご連絡していただけたらありがたいと思っています。

市役所の方針としては
・職員の勤務体制を変更する
・備品の一部撤去や会議室等を活用して、執務場所を分散して空間を確保
・新型コロナウイルス対応の窓口の強化
・パーテーション・アクリルパネルなどでの飛沫感染対策

などに取り組む通知がさきほど届きました。市役所が感染クラスタになると、一時的に閉庁するなど機能停止に追い込まれ、感染症対策や、これからはお困りの方の相談・対応をしなければならない自治体が十分に動けなくなります。

議員である私からも、市民・来庁予定者のみなさまへ、ご協力、ご容赦くださいますようお願いいたします。

●新型コロナウイルスがどのようなものなのか、まだ全貌がわかっていません。医療関係者はもとより、国も県も市町村も、教育・保育事業者も試行錯誤しながら前に進んでいます。そのなかでみなさま個人個人の危機感とぴったり合った対応ではないことがあるかも知れません。医療的知識にもとづくリスク中心にするのか、社会的な機能に関するリスクも配慮するのかでも判断が微妙に別れます。行政の判断か完全でないにしても、可能な方法で副作用が少ない対応を模索していますので、ご理解いただけたらと思います。

●私の周囲でも人間相手のサービス業を中心に、営業や外出の自粛で大変な思いのなか我慢されている方がおられます。まずは命だとは彼らもわかっていますが、こういうときに雀の涙の対応しかないことに残念でいます。景気が良いときに体力を整えず、こうなったときに社会連帯で困難な状況をケアできるような制度も財源も十分に整備してこなかったことが問題だったのだろうと思います。

●市長メッセージ(4月8日)

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2020.04.07

4/7 緊急事態宣言を受けての朝霞市立の学校の対応

朝霞市の市立学校の関係で2つの連絡が入っています。詳しくは市のホームページや各学校からの連絡メールをご覧ください。

1つは(7日14:30発出)、あす8日の中学校入学式と9日の小学校入学式は延期になります。ただし、教科書を渡したりクラス分けを通知するので、集合時間には学校に来てください、ということです。小学校の場合は、保護者も来ていただきたいという内容です。

1つは(7日17時発出)、緊急事態宣言を受けて、学校の臨時休校を5月6日まで延長します。臨時休校がいつまでになるかは、情勢に応じて変える含みもあります。
今週予定されていた各学校の在校生のへの学年別登校は、教科書を渡したりクラス分けを周知する目的もあります。この学年別登校は、状況を見て実施します。

●保育・学童保育に関しては現在のところ特段の方針は出ていません。何かあればお知らせします。

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2020.04.05

4/5 朝霞市立小・中学校の新型コロナウイルスにともなう新学年の対応

市立小・中学校の対応に関して、心配の声をいただいています。未知のウイルスによる感染拡大であり、日々感染拡大の状況が変わっていることから、市が何か方針を決めたからと、全く変更しないというものではありません。
ご負担をおかけしますが、市から出される情報に注意して、臨機応変に対応していただけたらと思っています。

5日11:30現在
・学校の対応について2日会議があり3日に公表されています 市の該当HPもご確認ください
埼玉県から記者会見であった4月13日から授業と読み取れますが、12日までが休校ということ以外、その他のことは決まっていません。
入学式は予定どおり中学校が8日午前、小学校が9日午後に開かれます。保護者の参列は各学校の施設環境により上限が設定(最大でも2人)。
8~10日まで、学年別登校日を短時間で設定します。欠席のときは学校にご連絡ください。
  小学校 2・6年生  4月8日(水)
      3・5年生  4月9日(木) 
      4年生    4月10日(金)
      特別支援学級 4月10日(金)
  中学校 4月8日(水)~10日(金)に学年を分けて設定。
4月19日までは部活動はありません。
詳しくは各学校のHPや連絡網からの情報を注意して確認してください。

・学童保育(放課後児童クラブ)の対応
7日までの春休み対応の後、4月8日(水)~10日(金)は、1日預かりを行います。
受け入れ先がなく、自宅で一人で過ごすことができない小学校低学年(新1・2年生)と特別支援学級については、学校で受け入れを行います。

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2020.03.28

3/28 5月末まで育休延長できます~4月保育所新規入所の児童への特別対応

昨日、朝霞市役所が、保育所の4月新規入所の児童に関して、5月末までの育休延長まで認めるという方針を出しています。

朝霞市ホームページ記事

新型コロナウイルスの感染拡大を心配する保護者からの問い合わせがあり、入所しても、当面は家庭で面倒を見て通所を控えたいので、育児休業の延長を、というご意見を複数のルートから受けていることに対応するものです。
4月入所の場合、慣らし保育その他事情もあることから、4月末までの育休延長を認めているものですが、その扱いをさらに1ヵ月延ばすものです。
背景として、26日に埼玉県知事が、関東5都県で足並みをそろえて東京都への外出の自粛要請をしたことを受けての判断です。
決定が間際になって申し訳なかったですが、上手く活用して、ご家族のご心配を取り除いていただけたらと思っています。
また育休延長を活用して登園を控えられる場合は、園側と登園時期を調整していただけると、保育士の勤務ローテーション編成などよい効果がでるのではないかと思います。
保育所にとっても、人口密度が下げられることになり、感染予防に効果が大きくなります。

あわせて中学校の部活再開に関しても、引き続き先送りとなっています。
市営の小中学校・保育所の新年度の予定は今のところ変更はしていませんが、今後の新型コロナウイルス感染拡大の傾向によって、さらに変更することもあると思います。

今回の感染症の流行は初めてのこと、医学的にもわからないことばかりです。そのなかで公的機関の方針が短期間で変更することになります。それらは場当たりだからこそ最善の判断ができていることもあります。システム化された社会では異例のことばかりが起きますが、ぜひとも、しなやかに対応してくださるようにお願い申し上げます。

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3/27 市役所の来年度の仕事を確定させました~3月定例会

27日3月定例市議会が終了しました。最終日は、4委員長の委員会審議の報告、各議案に対する討論・採決でした。市長提出の27議案と、議員提出の議会内部のルール変更の2議案の29議案が可決・成立しました。
会派「立憲・歩みの会」としては、このうち、成年被後見人に個々の事例に応じて印鑑登録制度の本人利用を認める条例改正に、内部ルールの未整備を理由に反対しました。また私としては、道路変更の議案1件を反対いたしました。

来年度予算では、10月頃から3歳児健診に視力検査が入ること、ロタウイルスの予防接種の開始などが新規事業ですが、オリンピック・パラリンピック対策を除いて、市民に対する影響では前年の課題を引き続き取り組む派手さを控えた予算です。そのなかで、保育無償化によって国から入る歳入、新電元工業進出の土地の賃料収入などによって予算規模は435億円になっていますが、例年補正予算で増やしている分をある程度組み込んでいると考えると、是認できる内容です。民生費の急増が話題になります。高齢者の増より、持ち出し財源の多い、保育、放課後デイの予算の急増への対応が課題です。

市の借金も、新規起債が14.6億円、市債の償還元金が29.4億円、差引14.8億円の残高の圧縮が行われ、268億円程度に下がるります。平均的な市債が10年~20年償還ということですから、15億円残高を圧縮すると毎年1億円前後の借金返済を圧縮できた予算です。ただし、水道事業、下水道事業では、施設の更新費用がまかないきれずに、10億円の市債の増加となっているので、差引では、5億円程度、毎年3000~5000万の借金返済を圧縮していることになります。

社会保障関係の国民健康保険、介護、後期高齢に関しても昨年と大きな変動はなく、賛成いたしました。

条例改正では、印鑑登録制度を動かす「印鑑条例」は大きく迷いました。成年被後見人を一律に権利を制限してはならないという一般論としては賛成のものの、登録すると本人だけで印鑑証明を取れ、不動産や自動車の売買など高額な契約行為を可能にして本人に損害を与える危険性があります。市としての内部事務のルールの未整備なことを理由に、会派として反対いたしました。その判断に至るには、本田議員に、新人にもかかわらず、この制度改正に関して調べ上げて判断の材料を作っていただきました。

通った予算も、新型コロナウイルス対策による、納税猶予などで、課税額に対しての実際の税収が落ち込むことが想定されること、オリンピック・パラリンピック対策予算を来年度に温存しなくてはならないことなどが課題となります。また新型コロナウイルス対策で予算に影響がなくても市役所の仕事の仕方が大幅に制約されたり、突発的な制度変更の事務が増えてくるものと考えられます。

●新型コロナウイルスの感染の拡大とにらめっこをしながらの議会運営でした。
当初は県内自治体議会がやっているからと一般質問でも議案質疑でも何でもいいから一つはと中止が提案されました。その後、2月27日に学校の一斉休校が政府から提案され、その判断をめぐって市役所が混乱するなかで、市職員の業務負担の軽減として議会の開会時間をどう抑制するかという課題に移り、中盤からは、職員や議員に感染予防を起こさないことが課題となりました。日程変更もあったり、日程短縮に異論を言う議員に対する様々なプレッシャーもなきにしもあらずでした。
職員の負担軽減では、地震諷水害が対象なのでやむを得ませんが、4年前に作った議会の危機管理対応指針が忘れ去られていることも課題かと思いました。
あと数週間様子を見てみないとわかりませんが、ひとまず、議案の審議をきちんとできたことは良かったのではないかと思います。閉会後、市長があいさつに会派室を来たときには、大変ななかの議会対応にお礼を申し上げました。

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2020.03.26

3/25 一般質問終えました~学校のガバナンスに法的視点を

3月定例市議会の一般質問を終えました。新型コロナウイルス対策のさなか、市議会で余計な議論をするな、という雰囲気での、議案質疑や委員会審議、一般質問取りやめの提案がされたり、最大会派所属議員の大半が質問取り下げをしたりするなかで、精神的にすり減らすことの多い市議会でした。
次は27日の討論(議案への評価)と採決です。

そうしたやるなモードのなかで、23~25日に一般質問が行われましたが、田原議員のコミュニティスクール佐久間議員の教員不足の対応本田議員の羽田新航路設定と防災が聞き応えあった質問でした。新型コロナウイルスで質問を控えよという雰囲気のなかで、石川議員の新型コロナウイルス対応の市の事務の総検証のような質問は、重要でした。本当は議会の総意としての質疑答弁として、危機管理としてやるべきものだったように思いました。
私自身は、総合計画、統計情報の豊富化、地域公共交通網計画、新型コロナウイルスにともなう人権、学校法務など7項目を聞きましたが、いつものようにQ&A式の記事ををまとめようとすれば、やってやってお願いというような話法ばかりで、準備不足の自己評価ではかんばしくないものでした(後日まとめます)。
そのうち、学校法務はじっくりやりたいテーマでした。日々、トラブルシューティングに関しては教育より保育行政の方が巧みだと感じていて、子どもとカリキュラムの専門家である教育者だけで、学校コミュニティをガバナンスするのはきついと感じていたからです。事務処理、お金の処理、無理難題いう保護者や地域住民、校則の妥当性など法的な整理をした方が傷つく人が少なく納得性の高い結果を導き出せると考えています。答弁では、教育委員会は、スクールロイヤーを配置したいという教育委員会の願望がくみ取れました。一方で、私の感覚からは、訴訟沙汰になるようなトラブルは少ないなか常設の弁護士を置くより顧問弁護士依頼で十分だけども、日々の事務処理や学校のガバナンス、事務処理の法的な整理のために、教育指導課や教育管理課に法務に強い職員を置いたら、というイメージだったのですが、かえって市長部局の法務に強い職員を教育委員会に配置させることの方が難しいような答弁でした。
また政務活動費などで専門書を買って、挑戦してみたいテーマです。

24日の本会議終了後、会派代表者会議が開かれて、議会改革に向けて公明党・共産党・立憲歩みの会の提案で議員向けの議会改革の学習会を設定して、全議員意識をそろえてから改革に駒を進めよう、という考え方が合意されました。その後の改革のダンドリまでは、体制づくりその他、また一山二山ありそうです。ていねいにていねいにおおよそのコンセンサスを多面的に取るのが前に進む結果となると思いますが、改選後ますます数の力がものいう市議会になり、難しいのではないかと見ています。
その代表者会議「その他」の議題をいぶかしがっていましたが、オリーブの木の外山まき議員が、保守系市長与党の最大会派・輝政会に入会したという報告がされました。最大会派が11人にもなりました。市職員の賃金を10%カットするという公約ですので、近隣市でもとりわけ与野党厳しく峻別する市政運営のなかで、与党議員として辣腕奮って財源捻出してくれるのではないかと思っています。まずは2019年4月ベースですが、ごくわずかですが市職員の賃金引き上げを採決する27日の市議会の対応が注目です。
維新で当選された佐久間議員は、引き続き会派も無所属を続けるようです。立場は違えども骨があります。

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2020.03.24

3/24 小学生のご卒業おめでとうございます

きょう、新型コロナウイルス対策で出席できませんでしたが、市立小学校の卒業式でした。私が子どもの頃は、私学に行く子はごくわずかで、中学校に繰り上がる儀式みたいな世界でしたが、これで地元の子とは別れ別れになる子も今では少なくなく、大事なお別れの儀式になったと思います。

新型コロナウイルス対策による休校の衝撃は、中学三年生より小学六年生の方が、受けた衝撃が大きかったように思います。小学生からも卒業式に関する要望をいただいたぐらいです。当初は開催もどうかという感じでしたが、少し大人たちも落ち着いてきて、儀式ができたのにはほっとしています。
よい門出になりますよう、祈っています。

中学校の卒業式のコメントの繰り返しになりますが、学校にうまくなじめなかった子にとっては、心機一転とする機会になれば、と願っています。まだまだ人生、先は長いです。

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2020.03.15

3/15 昨日から有楽町線が増発のダイヤ改正

小竹向原から和光市までは微弱な影響しかありませんが、昨日、有楽町線がダイヤ改正して日中、夕方ラッシュ時間にかなりの増発がされています。小竹向原から都心方向にはかなり大きな変化で、
日中 6分間隔→5分間隔(1時間10→12本)
夕方ラッシュ時間 5分間隔→4分間隔(1時間12→15本)
と、増発が行われています。ただ増発分はほとんどが西武線乗り入れの増発に消えているので、小竹向原から和光市側の影響はあまりなさそうですが、少なくとも、池袋より都心側では明らかに混雑緩和になるもので、1983年の有楽町線の成増延伸以来の抜本的なダイヤ改正の内容になり、歓迎したいと思います。

日中は、使いにくい6分間隔運転が5分に短縮されたので、およそ15分パターンの東上線のダイヤとパターンがあうため、池袋で東上線に乗り換えるのに、電車ごとの待ち時間のムラが大幅に減ることになります。また、副都心線が東横線の縛りで15分パターンなので、小竹向原駅の接続もパターン化されます。

夕方のラッシュ時間は、日中並みの本数からかなり改善され、明らかに混雑緩和になるので、ドア閉めの遅れによる遅延は改善されるのではないかと見ていますが、平日、新型コロナウイルスが治まるころにその成果が見えると思います。
東横線縛りのダイヤのために、副都心線からやってくる電車は夕方ラッシュ時間も15分パターンのままなので、逆に有楽町線と副都心線の交差する小竹向原駅でダイヤの接続にばらつきが出てくることになると思います。

今回の改正は東上線も行われていますが、はっきりココとわかる影響はほとんどない内容です。
和光市から志木まで複々線を生かした増発、和光市止まりの車内整理が手間取ることの遅延対策などはなく、和光市止まりの連発の後の混雑や、有楽町線が和光市駅に入線するのに時間かがかかる状況というのは改善されるのか微妙です。前回ダイヤ改正で急ごしらえでダイヤを突っ込んだため、川越特急と普通電車の朝霞台駅での接続の悪さなどは、引き続き放置されています。

和光市から有楽町線回りで都心に出ようが、池袋乗換で都心に出ようが、運賃が変わらないような制度が入ると、混雑がならされて、東武、西武、東京メトロとも相乗効果のある池袋の活性化も可能になり、もっと効果が出るのだと思いますが、いろいろ難しい事情があるのでしょうね。

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2020.03.13

3/13 中学生の卒業をお祝い申し上げます

きょうは市内の市立中学校の卒業式の日です。卒業生のみなさまと保護者・ご家族のみなさま、ご卒業おめでとうごさいます。

新型コロナウイルス対策で、卒業式の開催も危ぶまれましたが、同級生との別れを惜しみ、思い出を大切にする機会として開催できたことは、よかったと思っています。ただ、来賓はもちろんのこと、育ててきた保護者のみなさまの臨席がかなわなかったことは、私も残念に思っていますが、罹患するリスクの高いより年齢層の高い方や疾患をお持ちの保護者、ご家族がこの場で新型コロナウイルスに感染することのリスクを避けて、後味の悪い思いをしないため、と受け止めてください。私もそのように理解しています。お祝いを、いろいろなかたちで工夫してあげてほしいと思っています。

多くの人にとって、中学時代には、強い思い出と、思想信条・職業・地位に関係なくつながりあえる仲間ができます。そうした仲間とまたいつか再開して、旧交をあたためることがありますよう、願っています。

また中学時代に、つらい、イヤだなと思って過ごさざるを得なかった卒業生にとっては、また環境を新たにし、新たな人々と出会う再出発になると思います。これからも大変なこともあるかと思いますが、次の人生に向けて歩き出しほしいと切に祈っています。

この年の生徒は、小学校1年生の入学も、東日本大震災とそれにともなう原発事故で、生活が不安と混乱気味のなかで入学式を迎えています。そのことも思いをはせながら、ご卒業をお祝いしたいと思います。

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2020.03.11

3/11 2つの災禍のあと

昨日は、東京大空襲から75年、きょうは東日本大震災から9年です。犠牲者を悼み、被害者にはお見舞い申し上げます。
私が子どもの頃、戦争の悲しみを伝えるときには、東京大空襲が必ず出ましたが、直接体験した人がだんだんいなくなり、伝えられることがなくなっていると感じます。戦災孤児への福祉、大規模火災、空襲に対する戦時国際法など、今日にもまだ残された課題はたくさんあります。
東日本大震災では、日曜日のNHKスペシャルで取り上げられた、大槌町職員の被災の話は、もちろん一般市民の災害対策が最重要と踏まえた上で、どれだけ災害後の対応に必要な人たちを守るか、問われてると感じました。

●朝霞市も新型コロナウイルス対応で、弱々しくもしつこい災害に晒され続けていて、いろいろなことに我慢している方々、会いたい人に会えずに我慢されてる方々、ときに内向きな行動が続くなかでのストレス、ときにおきる感染症がらみの社会的バッシングを見ることのストレスなど、たまらない思いをしているし、解決された状態が見えないところに立たされていることに、つらい思いをされているのだろうと思っています。

朝霞市も、新型コロナウイルスが高齢者に重篤な症状を起こすことから、高齢者の多くが通う福祉施設を中心に追加で閉所を始めています。高齢者を施設や病院に入れているご家族には、面会ができなくなって不安な思いをされているのだろうと思います。

一方で、人と人が接触をすることが不安になる環境のなかで、人と合わないと仕事にならない仕事や任務をされている方々に頭が下がる思いです。

出口が早く見えないかな、出口が見えたら一気に世の中を明るくしたい、そんな思いでいます。

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